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≪県立図書館≫
生き物たちの目線が感じられるかのような、
命を信頼するかのような
あたたかい詩ばかりだった。
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「のはらうた」は、いつもやさしい気持ちにしてくれます。
「しんこきゅう したら
こころの なかまで
そらいろに なりました」
そんな散歩がしたくなります。
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5巻ともなると、それぞれのキャラクターが定まってきている気がします。
それは言わば、工藤さんの発想に枠をはめているようなものですよね。
フリーの状態ではなく、「こんなキャラはどんなこと思うだろうか」と条件付けした状態で言葉を紡いでいる。
それは、可能性を狭めているのだろうか、それとも、枠を通すことで、より焦点を絞った発想ができるようになるのだろうか。
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海のみんなに続いて、今作は「あまのがわあずさ」さんや「ながれぼしとしひこ」くんも参加です。
世界の全てが「のはらのなかま」。
地面も海も、空までものはら。
おおわしひろしくんの詩、いまの「いま」はひとりぼっちがキーワード。
“ああ きみは まるで
「ひかる ひとりぼっち」だ”
と、わたぐもに言われた、おおわしひろしくんは気付く。
“ぼくのまわりを ながれるじかんは
はじまりもなく おわりもなく
ほんじつ ただいま
いまの「いま」だけ!
あさひを あびて つばさ ひからせ
ひとりぼっちは さびしいが
ひとりぼっちは ほこらしい”
と続く。
最後に、彼はその気持ちを同じく唯一無二の存在と共有する。
ひとりぼっちは、決してマイナスな出来事ではないということを、誇らしく謳う。
ながれぼしとしひこくんの
“ぼくは いっしゅんの
かがやく くらやみだ”
というフレーズも好き。
無限にある一瞬の中を駆け抜ける、輝く暗闇。
ああ、なんて美しくて広大なイメージの豊穣。
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低学年の時、はじめて読んで、中学年になってからもたくさん読んでいます。ストーリーも詩も楽しみたいと思っている人におすすめです。ぜひ一度読んでみてくださいね。