紙の本
色褪せない魅力
2020/07/07 21:05
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
和製ブリジット・バルドーは、いくつになっても奔放ですね。若き日に神保町の古本屋で手に取ったという、サド選集が意外でした。
電子書籍
まりこ
2023/03/06 18:36
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
加賀まりこさんの言葉がたくさん詰まっていて勇気をもらえました。表紙がすごくかわいかったので、目を惹きました。
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表紙の写真がめちゃくちゃきれい。
まっすぐなゆえにワガママで頑固な生き方。平凡じゃなさが随所にある。
最後の方に書いている恋の話に胸をうたれた。
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11/16 どうせゴーストライターだろうと思ったら意外と読書家なのかきちんと自分の言葉で綴られていたのが印象的。細かい事例が多かったのがちょっと鬱陶しかったけど最後まで楽しめた。
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加賀まりこのエッセイ集。加賀まりこて!って思うかもしれないけど、すごくおもしろかった。色んなことに対して僕より2歩くらい踏み込んでいるんだなった思った。人生楽しそうなんだもん。でも、その分の“はねっかえり”もちゃんと受け止めているのがすごくて。行き詰ったらまた読む。
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松本潤くんがもともと買って持ってた本だけど、
一緒に食事した時に、加賀さんがサイン本を下さったってラジオで言ってた。
神楽坂で育った、女優加賀まりこのステキでかっこいい生き方。
印象に残るフレーズがいくつかあった。
「あなたは女として自分を磨く努力もせず、ただあるがままにいることを
“自然体でいるよさ”のように勘違いしているんじゃないのかな」
彼女がある人に言われた言葉。
「わかり合うのが無理でも、分かち合う。もっと励まし合う。
育ってきた環境も違えば、それぞれ生きてきた中での生活慣習も仕事も違う。
だから百パーセントわかり合おうなんて無理な話。
でも分かち合うことならできるはず。
二人が好きな麻雀や映画、舞台鑑賞、旅行。
人生の愉楽だけでなく、相手が抱える悩みやトラブルも
あらゆることを分かち合いながら生きていきたい。」
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この本にも凄く影響を受けた。
周りなんて気にしない、その気概と度量と認めるちから。
あたしもいい女になろう↑☆
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大好きな加賀まりこさんのエッセイ。胸がズキズキ、ちくちく、きゅんきゅんします。本気で大ファンです。天衣無縫という言葉がぴったりなめちゃくちゃ魅力的な人です。
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こういう人生を歩み、こういう価値観を持ち、こういう恋愛をするんだろう、というパブリックイメージそのまんま。
加賀まりこは文章になっても加賀まりこでした。
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日本の元祖小悪魔ガール、といえば・・・ではないでしょうか。
モノクロの写真なのに、ビビッド、カラーって本人から発するものなんだなぁと感じさせてくれる。
好きな人と一緒にいたい、好きなことをしていたい、自分が嫌なこと・間違ってることはしたくない、ずっとそういう姿勢でいたからこそ、純情でいられたし、それを美学と出来るんだろうなと思える一冊でした。
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この生き方でいきたい!純情ババァになりたいと強く思った。
加賀まりこさん20代の頃の映画作品なども改めて観ようと思った。
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一目置かれる人って、こういう人じゃないか、と。
『可愛いくてほんのり甘口』よりは『可愛いいのにほんのり辛口』の方が私は好みです。
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彼女自身による今までの恋愛遍歴。あまりに純情で情熱的で胸が焦げそうな語りに引き込まれた。何歳になっても何回も恋愛を経てもつらいものはつらい。
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昨日会った自動車修理工場の女性は、社長なのか社長の奥様なのか、それとも単なる事務員さんなのか、ついに聞き損なってしまったけれど、見た目は顔も首筋も手も足も(ごめんなさい、結局ジロジロ見たっていうことです)しわくちゃだらけで、普通には醜いという形容でしか表す以外に方法がないかもしれないのですが、いいえ、とんでもない、その輝くような笑顔、屈託のない明るい表情、作ったようなわざとらしくでない天真爛漫な身振り手振りとか仕草が、かわいらしい、と言っては失礼かな、とても上品でウットリさせられて、一見して老婆が天使のように見えたものです。そんなふうに幻視させる強烈な魅力が溢れていました。
そう、ちょっと今までにない不思議な体験でした。私はこの時、今年65歳になる大好きな加賀まりこを連想していたのに違いありません。けっして上手い女優ではありませんが、その生き方に引かれているのです。
もちろん彼女は、まだ、しわくちゃ、ではありませんが、ただ、人前に出る職業の同年代の女性たちが必死に若く見せようと躍起になっているのとは正反対に、今の年齢を、そして言ってみれば「老い」を誇示しようとしているように思えてなりません。化粧や美容や果ては整形という強制手段で、若さを偽装する風潮がまかり通る現代に傾聴すべき態度だと私は思います。
76歳になる岸惠子もその一人ですね。さすがに彼女の年齢では皺くちゃで入れ歯の具合も加味してか言葉のスピードも年寄り臭いのですが、キラキラ輝く美しさは究極の極致の至高さを感じさせます。
加賀まりこの映画やドラマは、入手可能な限りすべて見ていますが、やはり加賀まりこといえば、あの中平康の「月曜日のユカ」(1964年)ですね。
彼の映画に入れ込んでいる時に発見したのが加賀まりこでした。横浜を舞台に、初老のパトロンと同じ年頃の恋人を共に喜ばせることが生き甲斐の奔放な女性だけれど決してキスだけはさせない。そして会うのは決まって月曜日。彼女のコケテイッシュなキュートな魅力が爆発したラブストーリーですが、なんといっても中平康の映像美がすばらしいのです。
この本は彼女の魅力満載で、嫌いだった人は好きに、好きだった人は益々好きになる本ですが、残念ながら4年前に出た「とんがって本気」の加筆・修正・再構成・改題した本ですが、この文庫本のタイトルの方が彼女に似合っていると思います。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
PS・・・・・・・・【2009年5月28日記入】
たまたま滝本誠の映画評論集『渋く、薄汚れ。〜ノワール・ジャンルの快楽』(2006年フィルムアート社刊行)を読んでいたら、16歳の冬に投稿して寺山修司に選ばれた学研の「高3コース」に載った短歌を披露していました。
サキソフォンの音のなかにわれの死を見るとき・・・・悪魔・・・・ああ加賀まりこ
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面白そうだから買ってみたけど・・・
やっぱ、芸能人の書いた文章はダメでした。
↑
何様だよ