紙の本
購入する快楽
2013/02/04 17:24
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
永野作品全てに言えることですが、購入すること自体が快楽ですね。もちろんデータ集としても、イラストを愉しむこともできます。デザインズの中ではタイミング的にも内容としても一番良かったかも。
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表紙を飾るクリスティンがきれいできれいで、不憫で不憫で。わたしのなかでは、「ファイブスター物語」のヒロインは、クリスです。
しかし、文法的におかしな文章とか、「源氏物語」の弁慶ってなによとか、テキストについてツッコミどころはあるのですが、絵だけでなくて、これだけの設定を考えて自分で人に伝わるように書く能力というのは、やっぱり凄いと思います。
これを読むと、コミックをまた読み返したくなって「ファイブ異スター物語」12巻をまた、読み返したりしていました。
この設定集がないと、物語を完全に楽しめたり理解できないというのは、ちょっと問題だとは思うのだけど、「ファイブスター物語」自体、やっぱり、ものすごい魅力的なお話です。
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『DESIGNS 1』が2005年9月発売。なんだ意外と早いペースで出てるじゃん、などと明らかに間違ったことを普通に思ってしまうから慣れって怖い。これはあくまでマンガ本編の資料集であって、本編なんか単行本が最後に出たのは2年以上前のことだぞ! なんだ意外と最近じゃん。←慣れって怖い
こんなのはいいからマンガを描け、という当然あるべきつっこみが無効化されるのは「こんなの」がしっかり読み物として面白く画集として嬉しいデキだから。もちろん本編自体がこういうのを自然に許容する形態をとっているから、というのもありますけどね。
膨大な情報量は読んでて溺れそうになるほどだけど、ところどころに入る作者のお遊びがいい緩衝材になってなんだかんだで読みやすい。
裏表紙にも使われている現代版ファティマ・シューシャとパラーシャのデザイン画など、当時(1988年)と比べて絵柄の変化ももちろんだけど、作者がこういう立ち絵でポーズや顔に「表情」をつけることをおそれなくなったという変化が面白い。一方モーターヘッドは意外と立ち方はそのまんまだ。カトキ立ちやガワラ立ちのように、やっぱり「カッコいいロボットの立ち方」ってある程度定型が決まってるのかしらん?
モーターヘッドのデザイン画は2002年、魔導大戦にともなって一気に描き下ろされた作品が中心で、新作はデボンシャ一体というのはちょっと寂しい。よりによってデボンシャだけって! とみに古いバングなんかは新画稿を見たかったけど、設定上あんまりいじりづらいMHなんだろうなー。
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永久に終わらなさそうなFSSの設定本第三弾(他にもいろいろあるけど)。
面白いけど、そろそろ本編が読みたいです。
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イラストよりも文字情報で楽しませてもらいました。
でも、それならこんな大判じゃない方が読み易くて良いなぁなんて、思ったりもして・・・。
残念だったのは、星団3大MHが揃い踏みなのにイラストが少ないこと。
サイレンはかなりページが割り当てられていたけど。
私がもっとも好きなMHである破裂の人形はイラスト2枚。
白黒でも良いから4面図が見たかったなぁ・・・。
Aトールも、BSとスクリティが一枚ずつ・・・。
各支隊仕様のAトール見たかったな・・・。
せめて作中にも登場したハレーのエンブリヨくらい・・・。
前述の通り、文字での情報はナカナカ楽しめました。
特にフィルモアとクバルカン。
フィルモアはレーダー家、フィルモア家以外の王家に関して図をもって関係が示されるなどしてて。
国の中の構造が、なんとなくだけど、掴み取れた。
クバルカンの話が一番面白かったかも。
建国の歴史とか、なぜ破裂の人形があのような特殊なMHなのかとか。