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ぼくは夜に旅をする みんなのレビュー

2008年アメリカ探偵作家クラブ(MWA)エドガー賞最優秀ジュヴナイル賞 受賞作品

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みんなのレビュー7件

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紙の本

これでエドガー賞か、なんて思います。ファンタジー部門とはいえ、このレベルで受賞できるとなると権威も地に落ちたというか。日本ファンタジーノベル大賞に軍配?

2009/03/19 20:20

5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

この上村奈央の装画、好きです。色のにじみ具合からすると銅版画かな、なんて思ったりするのですがどうでしょう?全体のカバーからすると角川の海外文学調のデザインですが、出版社はアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)受賞作ということもあって早川書房。ハヤカワ・デザインの仕事にしてはセンスがいいなあ、なんて思って確認したら装幀/永松大剛(BUFFALO.GYM)とありました。やはり・・・

早川書房の単行本はカバー折り返しの内容紹介が充実しているので、いつものようにそれを利用させてもらいましょう。

「おいでよ、見せてあげる。
       地下は別世界なんだから」

人づきあいが苦手な14歳のジャックは、交通事故にあっ
てから、不思議な体験をするようになった。人が消えう
せるのを見たり、奇妙な会話を聞いたりするようになっ
たのだ。診察を受けるためニューヨークを訪れたジャッ
クは、グランドセントラル駅で謎の少女ユーリに出会う。
そしてユーリといっしょに向かった駅の地下9階、そこ
は死者の世界への入り口だった!ジャックとユーリは、
昔、不慮の死をとげたジャックの母を探そうと決めて、
地下の住人に話をきいていく。しかし、おそろしい番人
たちが、ジャックを追いはじめていた……
ジャックは母と会えるのだろうか、そして無事にもとの
世界に帰れるのだろうか?

アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀ジュヴ
ナイル賞を受賞したミステリ・ファンタジーの感動作!

で、全33章に、謝辞、訳者あとがき、がつく構成になっています。補足しましょう。

主人公のジャック・ペルデュは、ニューヘヴンに暮らす14歳の少年です。ジャックは放課後を利用してイェール大学の古典学部の学部長が新たに取り組み始めた英訳の手伝いをしています。ただし、それほど優秀な学生、という感じはしません。父親が同じ大学の考古学部の教授なので、その関係と受け取ったほうが自然でしょう。

少年は六歳のとき母親・アナスタシアを、ニューヨークで亡くしていますが、何故か父親がそのことを語ろうとしないため、その死は謎に包まれています。とはいえ、いつも母親のことを思って寂しがる、そういう性格ではありません。でも、人に好かれる明るい性格、でないことだけは確かです。

ジャックはオウディウスの『変身物語』を読んでいて交通事故にあいます。幸い怪我はたいしたこともなく、すぐに退院しますが、彼は我が家の父親の書斎で怪しい男を見かけます。そしてジャックは窓から消えうせた男が落とした古いニューヨークの地図に、父親の書いたであろう母の名を見つけるのです。

事故の後遺症を心配した父親は、ジャックをニューヨークのドクター・ライオンズに診てもらうことにします。一人、ニューヨークを訪れたジャックは、グランドセントラル駅で出会ったのが謎の少女ユーリに誘われ、帰りの列車に乗る前にということを条件に、第32代アメリカ大統領ローズベルト(ルーズベルトと別人?)が利用したという61番線の秘密の扉に向かいますが・・・

ニューヨークで亡くなった母親の死、けっして妻のことを語ろうとしない父親、自分のことになると口を濁すユーリ、そして少女が案内する不思議な世界、とまあ、これだけ読むと結構面白そうなんですが、どうもピンときません。第一、グランドセントラル駅にある、人に知られない番線というのがハリー・ポッターのパクリ。

話としては男の子が亡くなった母を追い求めるという、至極真っ当な話で、しかも誰にも相手にされないような少年だから、その探索の途中で出会った少女を好きになり、母親のことはどうでも良くなってしまう、というのはわからないではないけれど、どうもこのユーリとのエピソードがないほうが話としてはスッキリする気がしてなりません。

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2011/01/25 02:08

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2008/11/25 11:03

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2012/10/28 13:00

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2014/11/08 18:14

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