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2008/11/18 7&yにて購入。
2019/2/25〜3/1
10年ものの積ん読本。前作、叔母殺人事件に続く親類シリーズ?叙述トリックの名手であるので、注意して読んでいた。一つ目のどんでん返しはなんとなく分かったが、最後はやられた。やっぱり上手い。
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いやー……
おかしいな。
折原こんなに……?
なんか全体的にパッとしなかった。
短調というか。
物語は大体大まかに分けて常時3つの視点(てか流れ)で書かれてるんだが……引っ張る何かが足りない。
なんかこうずーっとそう、ルポを読まされてるような、
私が読みたいのはミステリーだよ!?という、
そんな感じ。
そして肝心の論述トリックも別に論述トリックとはいえないような……。
なんかこう、何が悪いのかは分からない。
でもぱっとしない。
あとテンポも遅い気がする。
最初の三分の二くらいは半分くらいに削れたのでは……。
それとも自殺者の心理っぽいものを書いてみたかったんだろうか。
自殺者に興味が残念ながら無い私にはさっさと話を進めてーと思ってしまう……。
実際こんなにページ割く必要はあったのか?とさえ思うし。
うーん。
倒錯のロンドはそれなりに面白かったと思ったんだけどなあ。
そういや倒錯のロンドも2つの視点が同時進行してたが、
折原スタイルなんだろうか。
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自殺サイトでの集団自殺。自殺者の中に叔父。叔母から調査を命じられた甥の捜査と自殺サイトを取材するルポライター。一人生き残った自殺サイトの主催者。謎の人物に襲われ主催者と同じ病院に入院した甥。ルポライアターの相棒の謎。自殺当日サイトの参加者を尾行する男たちの秘密。
市川図書館
2010年3月3日読了
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叔父が自殺した。ネットで集められた男女4人の手段自殺だった。偽装殺人を疑った叔母は、主人公に事件を調べるように命令する。
折原一の得意といえる叙述トリックの作品。
読み始めから、叙述トリックなんだとかまえて読んでるので、あれはあれなんだよな、とちょっと予測はつくんだが、それを自殺前に「集団自殺をする人のルポしている」という記者という、主人公とは別の視点をいれることで、見事に混乱させてくる。
わかっているのに、騙される快感。
将棋とか囲碁での見事な一手を、見せられるような、そんな快感がここにある。
でも、ちょっと人物造詣が惜しいかなと思わないでもない。
まぁ、これ以上いぢるとトリックそのものが崩壊しかねないので、なんともいかないのだが、カタルシスがあるであろうシーンがなんか半端なので結局は、なんか嫌なヤツばっかりだったなぁという印象ばっかり残るのであった。
それでもいいんだけどね。
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400頁は飽きずに読みましたが、期待を裏切ってくれないラストには、個人的に残念でした。本編に殆ど関係無い最後のフリーライターの種明かしは、気がつきませんでした。
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あ、そっち?
折原作品にしてはめずらしく?
古典的な犯人像に逆にびっくり。
叔母殺人事件とは違うけど、そっちの転換ですか。なるほど。
いつものストーリーとは違ってケッコウ動きもあり、
折原作品にしてはかなりテンポが良かったように思う。
凝った感じは少なかったけどでも、
読みやすさといつものどんでん返しは安心の良品。
折原先生、いつもありがとうございます〜
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こっちは叔母に比べてかなり面白かった。一番最後の事実は最後まで気付かなかった。気になることがあって二度読んだ。(一度目、四郎が参加しなかった理由、女じゃないといけなかった理由)