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不思議な雰囲気の小説
29歳、料理ライターの僕
恋人は3歳年上、人妻
15年前の、中学生だった僕
捨て猫が結んだ不思議な縁の病弱な少女
過去の夢、現実が交差しつつ
すべてはひとつになり、不思議なラストを迎える。。
とても温かな気持ちになれる作品でした
この人の本、もっと読んでみたいな
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猫と料理と流れ星がつなぐ、“夢と現実”“過去と現在”のあわいに命の希望を描いた気鋭作家の書下ろし長編小説。
ネコが出てくる小説というので読みました。
でてくる料理の描写がおいしそう。
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夫のいる女性と関係が危うくなっている29歳の
僕は、15年前の夢を繰り返し見るようになる。
当時、僕は虎猫「ひなた」と柚原という少女に
まつわる忘れられない体験をしたのだ…。
猫と料理と流れ星がつなぐ、命の希望の物語。
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「スープの国のお姫様」のお料理描写がよかったのと、
樋口さんのnoteが面白いので手に取りました。
五十嵐大輔さんの表紙イラストもよかった。
物語の雰囲気や、ところどころの文体が村上春樹さんに似ている。
ダイナミックではなく、小波が世界の形を変えてゆくという雰囲気。
今ひとつ意味のわからないこだわりがあり、
なのに、伏線回収は細かく、といったアンバランスさがありつつ、
嫌いじゃないなあと思いました。
お料理でなく、こっち路線の樋口さんの新作を読んでみたい。