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大変勉強になりました。
自社のサービスに直結するか、と言われるとイコールではないけれど、基本として押さえるべき内容。
特に5章の「自己価値を創造する」は、他者に置き換えれば人材紹介や、採用に役立つだろうと思います。
プレゼンのはじめには自己紹介を、という行があるのだけど、説明会もそうだよなぁ…。
興味が湧き出すような流れを作らなければ!
挿絵や資料が地味に面白かったです(笑)
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同じ著者の「プロデュース能力」を読み、知識を広げるために読んだ。
いわゆるコンサルティングの教科書的なつくり。テキストのように参照しながら、実務に活かせそう。
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コンサルタントに必要な能力が体系的に示されている。
最終章で、自分のプロフィールを魅力的に話せるか、人生のヴィジョンを熱く語れるかが問われててハッとさせられた。
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内容、構造、構成、出版物の間のストーリーに、徳を感じる。
プロが(若輩の私も)癒される内容はすごいが、それを感知してフィードバックできる著者に感服する。[more]
【本書をきっかけに関心を持った主題以外の事項】
・ 株式会社メディアフォーラム
【書き抜き読書メモ】
・ コンサルティング能力とは、未来に向けて、クライアントの問題解決や夢実現を助ける能力を言う p14
・ 戦略とは、市場や、人、組織に関する状況変化を展望し、中長期視点でデザインした企業活動の基本設計図だ p37
・ 目標とビジョンの違い/両者の違いは、具体的計画への落とし込みがロジカルにできるかどうかという点にある。/目標は、達成した状況が具体的である。したがって、達成したプロセスも、何通りかあるにせよ、具体的に設計しやすい。なぜ、こういうプロセスをデザインしたのかというロジカルな説明もしやすい/一方、ビジョンは、未来のイメージをゆたかに描くことはできるが、目標にくらべて、細部はあいまいだる。ビジョンを基にして、具体的な作業プロセスを論理的に設計するには向いていない。/しかし、ビジョンは、長期的に組織をある一定の方向に導こうとするときには非常に有効に働く。//また、ビジョンは、行動と思考の方向性は規定するが、成果の細部までは限定せず、さまざまな可能性の広がりを許容する p116
・ ビジョンには通常「原作者」がいる。 p117
・ 優れたビジョンは、もともと誰が創ったかには関係なく役割を果たす p118
・ 変革のパラドックス/人は、自分のなかに「変わらなくてもいい素晴らしい部分」があると気づいたとき、安心して変化を受け容れる p125
・ コンサルティングのプレゼンテーションで相手に伝えること
1 自分は何者なのか
2 相手を取り巻く状況が事実としてどうなっているか
3 問題解決の方法・考え方はどのようなものか
4 目指すべき未来をどのように描いたらいいのか
5 未来に向けて相手が何をする必要があるか p135
・ 葛藤処理の方法/ホワイトボードに「整理」して感情に「理性」を持ち込む p197
・ 自己表現のベースになる自分の情報整理を大きく進める「コイビト」
コア・コンセプト: 自分の中心にある基本理念。自分の行動や判断の「よりどころ」 p220
・ 意味: 自分は、何に意味を感じて働いているのか。経済的意味、社会的意味、生理的意味、哲学・美学的意味 p223
・ ビジョン: 自分はいったい何がしたいのか。どういうみらいをめざすのか
・ ときめき 自己分析と自己表現の作業の正しさをはかる一つのバロメーターp226
【目次】
新装版発刊にあたって コンサルティング能力は、なぜプロフェッショナルを癒すのか
序章 なぜ「コンサルティング能力」が必要なのか
未来への問題解決
・コンサルティング能力とは
・6つの構成要素
・ビジネス��会を楽しく生きるために
プロフェッショナルの条件
・売りものになる専門性
・自立
・クライアントとの契約
・オプションの思想
・成果志向
・第三者の視点
・クライアントをうならせる仮説
・実績と信頼
・自己鍛錬
・プロ意識
・人間性
無限のコンサルティング・ニーズ
・企業の変革
・戦略の策定
・組織風土の変革
・インフォメーション・テクノロジー(情報技術)
・人事システム再構築
・戦略的アウトソーシング
自分自身のコンサルティング
・キャリアシフト
・フィールドとしての組織
・自分自身のコンサルティング
1.問題を発見する
アプローチ能力
・問題との出会い方
・コンサルティングの営業
・紹介のパワー
・情報発信のたびに磨かれるノウハウ
・フィールドワーク感覚
・最初の仮説とイニシャル・コンサルティング
リサーチ能力
・なぜリサーチをするのか
・プロジェクトの推進力
・リサーチの設計
・情報の断片から問題点を組み立てる作業
・アンケート調査のメッセージ作業
取材・インタビュー能力
・取材の意味
・人間のドラマへ
・インタビューの種類と形態
・インタビューのシチュエーション
問題整理・構造化・分析能力
・情報整理の方法
・問題の構造化
・データの分析
レポート作成能力
・誰に何をどこまで報告するか
・アンケート回答者に対するフィードバック
・論理性と物語性
・タイトルとコンセプト
・ビジュアル要素
2.解決策を立案する
コア・コンセプト設定能力
・コンサルティングの武器「仮説」
・コンセプトの創造
・コア・コンセプトとは
・未来のヒントは歴史のなかにある
目標設定能力
・目標設定とコンサルティング
・望ましい目標の条件
ビジョン創造能力
・ビジョンとは
・目標とビジョンの違い
・ビジョンの創造
・ビジョンは外部のパワーをも巻き込む
プロセス設計能力
・変革プロセスの設計
・共感のシンボル
・壁を超えるデザイン
・変革は嫌われてはいけない
メソッド開発能力
・コンサルティングのメソッド
・解決策の源泉
3.プレゼンテーションを設計する
プレゼンテーション構成力
企画書作成能力
話力・説得力
総合的演出力
4.変革を推進する
浸透化・巻き込み能力
プロジェクト推進能力
組織文化変革能力
葛藤処理能力
成果創造能力
5.自己価値を創造する
キャリア・デザイン能力
自己分析能力
自己表現能力
独立・転職能力
あとがき 「翼」について
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コンサルティングとは、相談することで問題を解決することではないのでは。せいぜい、考えるヒントや、きっかけを出してあげること。ソリューションっていえるのであれば、ちゃんと腑に落ちでご案内するしかない。