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老老介護の現実を愛情たっぷりに語ったドキュメンタリー。
女優南田洋子が痴呆症になり、俳優長門祐之の介護が始まる。
辛い介護の中にも、妻の子供のような仕草に愛情があふれるている。
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久しぶりに原価で手にとった本。
テレビでみて気になってたので衝動買いしてしまった。
内容は、賛否両論だと思う。
かつての大女優南田洋子さんのプライベートを(もしかしたら本人はさらされることを望んでいないかもしれない)夫という権限を使って世間に公表したのは、依然の南田さんファンには許せないことかもしれない。
私のように、前のドキュメントと本でしかお二人を知らなければ、普通に介護話と受け入れられるけれど。
でも、現在のお二人の仲のいい感じは、とても素敵にうつる。
人間は愛する人に対して「幼児化」することで、精神のバランスを保つ一面があるらしいが、ラブラブなできたてカップルを見ているようでほほえましい。
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俳優・長門裕之さんが元女優である奥さん・南田洋子さんを介護する日々を綴ったエッセイ。
老老介護と仕事の大変な日々。
それでも幸せと愛情に満ちた生活。
御二人の愛がたくさん詰まった1冊です。
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この本は、長門裕介と南田洋子さん夫婦のお話で
裕介さんの女性問題や借金、それを陰で支え続けた洋子さん、
今までの生活を振り返りながら、今現在の介護にむっかてる姿が書かれていて
お互いに芸能界で活躍していたのに今は洋子さんは痴呆症で、それを介護する裕介さん、
若くない中での介護生活は体力的にも精神的にもすごく大変だと思うのに、
そんな毎日なのに裕介さんは、洋子さんのことを変わらず愛していて
一文一文にその愛が本当に現れていて涙が出ました。
この本を読んで介護の辛さを分かったとともに、本当の愛の形が分かりました。
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090423読了。
老老介護の現実。
暴露・現状含めて、ありのままの
をかなり出しているなと感じた。
生々しいって言ったほうがいいのかな。
文章力はさすが。
前書きから泣いてしまった。。
そしてよみ進めているうちに
お互いの愛情深さに涙。
谷が深かった分、山も大きいんだろう。
介護・死生観・夫婦とは・愛とは。。
学びは多かったです´ω`)
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泣きながら読みました。南田さんの懐の深さ、長門さんの愛情と感謝。介護、年金、医療などさまざまな問題についても考えさせられます。後悔や苦悩まで打ち明けることは簡単なことではなかったはず。それだけに言葉のひとつひとつが胸に響きました。
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テレ朝系「報道発ドキュメンタリ宣言」にて放映されたとのことで、ご存じの方も多いかもしれません。長門裕之・南田洋子夫妻のお話です。
元女優・南田洋子さんはアルツハイマー性の認知症を患い、そして、夫である俳優・長門裕之さんがそれを介護されています。いわゆる「老老介護」という現場がそこにはあるわけです。「老老介護」の一事例として、本書を読んでみるのもアリかと。あくまでも長門さんの目線により語られているため、客観的な見方ではありません。ですが、その大変さ・深刻さは伝わるはずです。
「介護」問題は様々なメディアを通し、広く知られている気がします。しかし、そういったものにはどこか現実味がないことも事実。「どうせヨソの家庭の話」「赤の他人が苦労しているだけ」「ウチは大丈夫」そのように考えるのももっともです。とはいえ、やはり心の備えは必要なのも確かでしょう。自分の身近な人が認知症等を患わないとも限りません。『待ってくれ、洋子』は芸能人夫婦による介護生活を表しています。普段はあまりピンとこなかった人でも、いつもテレビで見ていた長門さん・南田さんの話となれば、思うところも出てくるのでは?
【目次】
はじめに
第一章 洋子の異変
第二章 修羅と安穏の日々
第三章 おしどり夫婦の表と裏
第四章 老いと病気
第五章 終焉に向けて
第六章 二人でどう生きるか
おわりに
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妻・南田洋子への老老介護の現実を綴った本。(夫・長門裕之/著)老老介護の現実を目の当たりにするだけではなく、長門裕之の南田洋子への愛、また、南田洋子の長門裕之への愛を心の奥から感じることができる。お互いの深い愛に涙が止まりません。そして、個人的な感想だが、私も将来は南田洋子さんのような、強くて優しくて素敵な奥さんになりたい。
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女優・南田洋子
俳優・長門裕之
ずっと一緒にいるからね。
この顔がすごくかわいくて僕は大好きだ。
僕だけを待っている一途な顔。
その顔を見ると一日の仕事の疲れも吹っ飛んでしまう。
全身で怒りをぶつけてくる誰よりも愛しい女だ。
身も心も全部僕にささげてくれたのは洋子だけだ。
本当にこの女と結婚してよかった。
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一途に一人を愛する事はそう簡単ぢゃないのかもしれない。
愛してるって自分で思っていたって
それゎ本当の意味で人を愛するって事ぢゃないのかもしれない。
愛してるって言葉の意味を履き違えていたのかもって思うほど。
これが人を愛するって事なんだって思った。
75歳と76歳の結婚50年以上の夫婦がチューしてじゃれあうって、衝撃的だった。
下の世話をしたり
お風呂に入れたり
ご飯を食べさせたり
本当にすごい。
今から数年先の結婚を夢みるのゎ簡単で。
ウェディングドレスが着たいとか
ハネムーンゎヨーロッパがいいとか。。。
結婚てそーゆー事ぢゃない。
あくまでも、アタシの結婚に対する考えだけど。
究極を言えば
愛するDarlingが寝たきりになっても
アルツハイマーで自分の事さえわからなくなっても
愛ゎ変わらず
共に笑いながら生きてゆけるかって事だと思う。
アタシゎ老後、どっか南の島に住んで隣にゎ愛する人が笑っててくれたら、それで幸せ。
って思ってる。
老後を考えるにゎ早すぎるかもしれない24歳手前だけど、そこまで想えなきゃ、結婚しようね。なんて言葉にさえできない。
長門さんたちゎ理想の夫婦。
あんなに強く想われて
大切に大切にされてる南田さんが本当にうらやましいと思った。
素敵な本です。
是非心の浄化してみてください!
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夫・長門裕之と妻・南田洋子が出会ってから老老介護に至るまでの経緯を綴った小説。
老老介護の大変さを大変だとは思わず、むしろ介護できて嬉しいと思える夫婦の愛。
思いが伝わらないつらさや、思ったことが口に出来ない悲しさ。
色んな思いが詰まって生まれた1冊の本。
この本を読んでいくうちに、僕は泣いていた気がします。
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旦那の浮気を許すこともlong term investmentかも、と思わせてくれた一冊。
南田洋子は偉大だ。
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俳優・長門裕之による妻・南田洋子の介護の日々。
ミーハー的興味よりも、介護というものの一端でもわかるという意味で、読んでよかった本でした。スゴい現実です。
[09.4.27]
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私の中の理想の夫婦のランキングで、五本の指に入りました。
病気を乗り越えて、お二人とも最後まで幸せだったことと思います。
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で、感想。老老介護の辛さ、そして俳優という特殊な職業、若い頃の放蕩生活のツケ、ありとあらゆるマイナス面からの仕返しに長門は直面し、更に追い打ちを掛けるかの如き、妻の病。自分が、と置き換えて考えるには余りにキツい。最近は若年化しているとはいえ、人生の半分を折り返したばかりで、其を考えるのはちとツラい。先に現れるのは、両親世代だろう、ヘルパーという職を生業にしていても、自分の親の面倒を仕事として看る事は現行法上は叶わない、必然的に他人の力を借りなければ、ならない。改めて色々考えさせられる本であった。新政権は、どう考えてくれるのだろう?******************************仕事先の本棚で発見、仕事柄というか、メインの仕事は障がい者の在宅介助なので、そういう本は比較的普通に読む事が出来る。まさか、南田洋子がアルツハイマーで、臥せっているとは、更に其の介護の日々をテレビで、ドキュメンタリー番組に仕立てられていたとは。まだ1/3程度しか読んではいないが先はどうなるのだろう?
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たまたま見たテレビ番組がきっかけで手にした本。
南田さんへの愛しい気持ちがすごく伝わってきた。
夫婦の在り方や愛のかたちはそれぞれで、それが正解だったかなんて、最期に自分達だけが判ればいいのかな。なんて考えたり。