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OpenSocialについて書かれている日本で唯一の本。
2009年に出たのに未だに使える1冊!
OpenSocialのバイブル的存在!
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OpenSocialとはどんなものかや実装、開発の仕方が書かれている。流し読みする分には分かりやすい。細かい実装の仕方の部分についてはさらっと見ただけなので良し悪し不明。実際に開発するときにもう一度読もうと思う。
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順番を間違えた感があります。
JavaScriptとHTMLをもっとちゃんと勉強してからじゃないと後半だんだん苦しくなってきます。
そもそも、どのSNSからも情報を引っ張ってくるための規格がOpenSocialなのか知りません。
困りました。
けど、元々Facebookで自由にアプリをぶっこめるプラットフォームが提供され始め・・・みたいな歴史の部分は流れとして知っといてもいいのかもなと思いました。
早く作りたい笑
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# 書評☆3: OpenSocial入門 | SNSブーム直前に出版された歴史資料
## 概要
- 書名: OpenSocial入門
- 副題: ソーシャルアプリケーションの実践開発
- 著者: 田中 洋一郎
- 出版日: 2009-01-25
- 読了日: 2020-02-07 Fri
- 評価: ☆3
- URL: https://book.senooken.jp/post/2020/02/09/
## 評価
Web APIの勉強資料を探していて読んだ1冊だ。
2007年11月にソーシャルアプリケーションプラットフォームの標準仕様として,Googleにより策定されたOpenSocialの入門書となっている。
OpenSocialとはから,開発例まで解説されており,入門として悪くない本だった。
2008年頃は日本でSNSブームの直前あたりで,当時は疎かったため,このような標準仕様の存在を知らず,GNU socialやMastodonなどの後の分散SNSの源流に関わるようなテーマで興味深かった。
ただ,第3章で「OpenSocialアプリケーションの開発には,OpenSocialに対応したSNSが必要になります。」との記載を見かけた時点で読む気が失せてしまった。せっかく自分で作ったり運営するのに,誰かに依存するというのが残念だった。
その他にも,だいたい2009年ごろで情報が途切れており,その後あまり普及しなかったことがいまいちだ。
## 結論
分散SNSの源流にも関わるようなSNSブーム直前に策定されたOpenSocialの入門書だった。
残念ながら,OpenSocial自体がその後普及しなかったため,書籍の内容自体は悪くないものの,相対的に本書の価値も下がってしまった。
SNSの隆盛の文献として参照することになるだろう。