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虎と月

虎と月 みんなのレビュー

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みんなのレビュー75件

みんなの評価3.5

評価内訳

75 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

うおおおっ! これは、実にしゃれた、面白いミステリ小説だあああ

2009/04/25 23:36

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 中島敦の忘れがたい名品『山月記』をひとひねりして、虎になった父親の謎を解き明かそうと旅に出た十四歳の少年を主人公にした物語。『山月記』を何度も何度も読み返した著者ならでは。原点の雰囲気、味わいを生かしつつ、そこに一点、鮮やかな着想を加えて、これは実に面白いミステリ小説であるなあと魅了されました。

 なぜ、少年の父、李徴(りちょう)は虎と化したのか。この謎がするするっと解ける終盤の件りは、さながら魔法でも見るように秀逸。ああっ! と、思わず目が点、開いた口がふさがらない、素晴らしい場面でしたねぇ。この謎解きの妙。快哉を叫んで、部屋中ぐるぐると駆け回りたくなったくらいです。

 ちょっと気が早いけれど、来年の干支は「寅(虎)」。リドル・ストーリーの逸品「女か虎か」とともに、ミステリ・ファンは、本書もぜひ!

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紙の本

もっと漢文を真面目にやっとけばよかった

2009/05/06 18:19

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さあちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ぼくの父は虎になった。そんな話は信じられない。でも虎になった父に会った友人から手紙が送られてきた。そこには父の読んだ詩が書き表されていた。どうして前途洋々だった父は虎になったのか。そしてぼくもいつかは虎になってしまうのだろうか。14歳のぼくは父がトラになった理由を知りたくて旅にでる。
 虎になった男の話といえば名作「山月記」がすぐ頭に浮かぶ。作者もこの物語が好きで何度も読み返したとある。そのためか原作の雰囲気をいかしつつもとっつき易い物語に仕上がっている。文章も平明で読み易い。そして随所にひねりの効いた言葉遊びがちりばめられている。圧巻は最後に父がトラになった理由が解き明かされた所だろう。しかし残念なことに私には読んだだけではピンとこなかった。漢文の先生ごめんなさい。しかしこんな私にもわかるように丁寧に解説されているから大丈夫。最後にはそういうことなのかと納得できる。
 山月記から生まれた新しい物語。作者の言葉に対するセンスに脱帽である。

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紙の本

本当は ★★★☆っていう感じでしょうか。14歳で大人並みの体っていうのが気持ち悪いし、結局ガキのくせ女かよ、っていうのがね。YAもの特有の読者サービスなんでしょうが、俗です

2009/06/27 20:24

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

100%ORANGE の絵がいいです。なんとかこの人に絵本を描いてほしい、そう思います。ま、すでにお描きになっているかもしれませんが、そういう温かみのある作品です、そしてカバーの紙質がいいです。マットでザワっとした手触りがなんとも優しくて、しかも色がいい。

これはブックデザインの渡邊民人(TYPEFACE)の選択と装画の100%ORANGE 両者のコラボがうまくいった例といえるでしょう。そういう意味では、カバー表の英文字の入れ方もしゃれています。赤というよりは朱に少し桃色を混ぜたようなレンガのような地色に白抜きで

The
New Chronicle
of a Boy:
The Tiger and the Moon
Ynagi Koji
rironsha

とタイポグラフィック、というほどではありませんが置かれた文字がなんともいい。ま、実物を見てもらえば分かりますが「と」の字に「New」の字の一部がかかっているのはご愛嬌でしょう。このままカバーを外して額装すれば、けっこういいインテリアになる、そういうレベルの装画です。ちなみに、マークイラストレーションの谷山彩子は、いつもと一緒。

カバー折り返しには

父は虎になった―。
そんなこと、簡単に信じられるものではない。
ぼくだってそうだった。

しかし、父に会った、という人物からもらった手紙には、
父がその場で詠ったという一篇の漢詩が書かれていた。
その詩には、虎になった人間にしかわかりえない、
悲痛な心の叫びがこめられていた。

父の血をひくぼくも、いつかそうなってしまうのだろうか。
それはちょっと勘弁してほしい。

父がどうして虎になったのかを知りたい。
それが波瀾万丈にして、不思議な旅の始まりだった……。

言葉の魔術師・柳広司が放つ
中島敦『山月記』に想を得た、奇想天外な変身譚。

とあります。目次なしで本文が20章、それに「虎になった男の話(「あとがき」にかえて)」がつく構成です。

主人公は僕、名前は何度も読み直しましたが、出ていません。父親の李徴は科挙試験に合格し、前々から好意を寄せていた母と結婚します。主人公は二人の間に出来た一人息子です。しかし、その父親は皆が羨む役人になったものの、任地である江南の地に赴いてまもなく、あまり大した理由もなしに官職を投げ打ち、家族三人で故郷にもどります。

とはいえ、ほかに何ができるという男でもない。結局、そうこうしているうちに困窮して妻に愛想をつかされそうになり、生活のため地方官吏の職につくのですがが、一年後、下男と旅に出て行方不明になります。それが主人公、4歳の時。それから10年、母親の実家で性格のきつい母親と暮らし、体が大きく大人と間違えられるような少年に成長します。

そんな主人公たちのところにやってきたのが、父と同じ年に科挙に合格し、父と友人になり、その後も順調に出世、現在、観察御史という偉い官職につく袁参です。彼は嶺南に旅した帰り途、山中で一匹の虎と出会い、それが李徴だったと主人公の母に伝えてくるのです。私などはてっきり、この男、主人公の母親に気があってやってきた、と思ったのですが・・・

そして、父親が虎となって現れたという商於の村に少年は向かいます。そこで村に住む酒好きの老人 趙老子や、《虎月亭》の女主人で美女の白麗、そこで働く美少女(これまた最後まで名前はでてきません)に出会い・・・

後半の組み立てがしっかりしすぎて、小学生では深く理解できないのではないか、といらぬ心配をしてしまいますが、ミステリとしてのレベルは高いです。むしろ主人公と少女のエピソード、とくにラストは甘過ぎて、いらないのではとも思ったりしますが、YAとしてはこれがお似合いかもしれません。

中島敦『山月記』は、最近では森見登美彦も利用するなど作家心をくすぐるようですが、私はあまり好きではないので、なぜ父親が虎になるかがあまりよくわからず、だからこの作品でもそこが引っかかってしまい、むしろそんな父親を見限って探しにいかないよなあ、そうすると話が進まないか、なんて思ったりしました。でも、14歳で大人なみの体なんて気持ち悪いし・・・

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紙の本

父をさがして

2018/10/04 10:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

山月記に想を得て。
虎となったと言われた父をさがして。
彼自身も虎になってしまうのか、父ははたして本当に…?とワクワク楽しく読めた。

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2009/03/20 23:11

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2010/06/09 23:21

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2010/06/24 21:09

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2009/04/04 21:32

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2012/08/19 15:44

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2011/07/21 20:30

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2009/07/11 16:32

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2011/07/14 22:51

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2012/06/07 23:52

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2010/03/26 13:06

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2011/07/30 22:26

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