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みんなのレビュー39件

みんなの評価4.1

評価内訳

39 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

講談社エッセイ賞受賞作には、間違いがない

2009/08/02 11:30

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る


 先月16日、本書が第25回講談社エッセイ賞に選ばれたと聞き、早速手にしてみました。
 すこぶるつきの面白さでした。

 1)著者が描くのは、最も情報発信が進んでいるはずの国アメリカの、それでも日本にいると見聞きすることのほとんどない些細だけれど不思議な、そしていかにもアメリカ的な事柄です。
 第二次大戦中に米軍兵士によって盛んに書かれた「Kilroy was here.」という落書きの由来。
 アメリカのトヨタ販売店に掲げられたひときわ大きな星条旗のワケ。
 地元民すら知らない、ハンク・アーロン少年時代ゆかりの野球場の場所。
 連邦レベルでも州内でも統一されているわけではないサマー・タイムの怪。
 へぇ、そうなんだといちいち驚くことの連続に、アメリカという国の不可思議さを思い続ける読書でした。

 2)著者が確認する手段は、電子メールによる突撃取材。上述の理由・原因・背景について著者は、インターネットの各種ホームページを通じて質問メールを送るのです。全米各地のトヨタ販売店、アーロンが育った街の新聞社、独自のサマー・タイムを施行している市当局。
 もちろん完全に無視される場合もありますが、それでも著者自身が驚くほどの数の返信が寄せられます。その返書を読むにつけ、相手に何かを言葉できちんと伝えるということに重きを置く国民性がうかがえて大変興味深く感じます。

 3)アジア人初の女性宇宙飛行士である妻・向井千秋氏との夫婦関係がユーモアたっぷりの言辞と共に散りばめられていて、これがまたなんともほほえましいのです。無言の笑顔とうなずきで二人が互いを深く理解するさまが幾度も出てきて、二人の間に強い信頼関係が築かれていることをうらやましく思います。

 まだまだアメリカには、日本人の知らないアメリカ的アメリカがあるはず。
 慶大医学部の病理診断部部長という多忙の身でしょうが、ぜひ続編執筆を望みたいところです。

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紙の本

好奇心と行動力の結束

2009/11/10 09:24

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カフェイン中毒 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本人女性初の宇宙飛行士、向井千秋さんが、
宇宙に飛び立ったときのお祭り騒ぎを覚えているでしょうか?

宇宙にもシャトルにも、特に興味のなかった私は、無関心を決め込んでいたのですが、
向井さんの夫である万起男氏がテレビに映った瞬間、度肝を抜かれました。
本当に失礼な話ですが、強烈なヘアスタイルと、子供のように興奮して走っている映像に、
うわ、個性的な人だなあと、ただただ圧倒されてしまったのです。

数年後、「これ、マキオちゃんに惚れるよ」という言葉ともに、友人から手渡されたのが、
著者の『君について行こう』上下巻でした。
何気なく読み始めたその本で、たしかにマキオちゃんに惚れました。
と同時に、奥様であるチアキちゃんの聡明さとキュートさにもノックアウト。
この夫婦、只者ではなかった。

宇宙飛行士の応募の段階から、シャトルの打ち上げに至るまでを、
家族にしか体験できないことを含め、おしみなく描いたこの作品は、
一方で、恋人から夫婦、家族になっていく二人の物語でもあるのです。

ちなみに、マキオちゃんチアキちゃんというのは、お互いの呼び名です。
今作でも呼び名は変わっていないようで。

あれからずいぶん経ちましたが、チアキちゃんはあいかわらずのアメリカ在住なので、
休みを利用してマキオちゃんが渡米すると、ふたりは趣味のドライブ旅行に出かけます。

アメリカ合衆国をドライブ。
そりゃあもう、いろんな「???」に出会います。
お国柄の違いだけでなく、説明のつかないような不思議なことまで。

好奇心のカタマリのようなマキオちゃんは、よくわからないことに出くわすと、
徹底的に調べ上げ、さらに関係するホームページに質問のメールを送ります。
最初はあまり期待していなかったのに、けっこう返事が来るらしいのですね。

トヨタの販売店が掲げる、バカでかい星条旗について。
アメリカの温泉事情。
ハンク・アーロンの出生地での、人種問題。
キルロイ(戦時中、アメリカ兵のあいだで爆発的に流行った落書き)の伝説。
マクドナルドのトイレについて……などなど。

笑っちゃうようなものから、少々重い問題まで、とにかく調べてはメールを出す。
その好奇心の旺盛さ、着眼点のおかしさ、もちろん文章の巧さに満足の1冊です。

アメリカって、他の国よりはなんとなく知っている気になっていたけれど、やはり異国です。
わかりあえそうなこと、理解不能なことが浮き彫りになるのは、
なかなかに意味のあることだと思うのです。
それがたとえ、マクドナルドのトイレの場所についてであっても……です。

サブタイトルの「真実は細部に宿る in USA」というのが、エピローグにまでピリリと効いていました。

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紙の本

マキオちゃんに拍手喝采(かっさい)

2010/07/31 09:33

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

謎の1セント硬貨 向井万起男 講談社

 今年読んでよかった3冊目の本になりました。作者の奥さんは宇宙飛行士の向井千秋さんです。前回は、同作者の「君についていこう」を楽しみました。189ページに作者自身が語っているとおり、作者の風貌はテロリストに見えます。おかっぱ頭に髭面(ひげずら)で、どうして向井千秋さんはこんな風貌の男性と結婚したのだろうかと疑問をもちます。
 電子メールの照会やりとりが、この本の骨格をなしています。作者は疑問があるとインターネットでホームページを見て、照会のメールを出すのです。相手はアメリカ合衆国のあらゆる組織や団体、機関などです。この本は、同国の旅行案内書の面もあります。ガイドブックには、けして掲載されていないマニアックな事柄が多い。内容は、読まなくても済むことですが、読んでもムダにはならない事柄です。冒頭にある航空機内で、シャンパンを賭けて、ペニー硬貨を探し出す内容はGoodでした。54ページのトヨタに関する合衆国旗掲揚のお話は、昨年からのトヨタ叩きを思うと泣けてきます。作者の好奇心を解(と)こうとする執着心はものすごい。戦時中の日本人収容所の記事を読みながら、アメリカ人の攻撃から日本人を守るために日本人を収容したのではないかと推測しました。シャワーの取り付け方を読みながら、他の本で、日本人は自分の顔を洗うときに両手を動かす。でもロシア人だったか、中国人は、顔のほうを動かすとあったことを思い出しました。ホームラン王ハンク・アーロンの記述で、黒人男性若者と千秋さんのやりとりには胸が熱くなりました。122ページのアメリカの高速道路の記事もよかった。無料でどこからでも出入り可能、道路沿いにレストランやガソリンスタンドが発達している。されど、治安は悪い。なかなか面白くて、この本の内容を家族や知人に話していると自分が作者と知り合いのような気分になれます。181ページを読んで、オバマ大統領の「Yes,we can!」の起源はここにあると確信しました。それは、トイレの落書きのお話です。日本人は時間にこだわりすぎる民族であることもわかります。アメリカ合衆国は人種のるつぼで、いろいろな民族が寄せ集まった国であることがわかります。
 最後のエピログーでは、国や組織や会社にも人間と同じように人生があると気づかせてくれました。日本は団塊の世代の老齢化とともに国自体も老齢化に向かっています。ゆっくりと経済力を失っていく反面、人口が減少して、いずれは、たくさんの人が一戸建ての家に住めるようになると思います。今や、戸建ての家は、空き家や年寄り夫婦、あるいは年寄りのひとり暮らしが多くなりました。

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2017/02/06 13:16

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2009/05/27 23:45

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2009/09/15 22:11

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