紙の本
SEに限らず役立ちます
2017/09/17 00:25
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投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
社内でのSAP導入に関与するに際し、読んだのがこの本です。SAPの体系が、あくまで概要ですが、よく分かります。少し古くなりつつあるので、現状のHANAに即した内容での改訂があればいいかと思います。
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SAPプロジェクトに参画しながら、SAPがどんな機能を提供するかもわからなかったので、SAPをざっと何かを把握するために読んだ本。
構成は、以下のとおり。
第1章 ERP入門
第2章 ビジネスプロセスとERPの主な機能
第3章 導入方法論
第4章 ERP導入を成功させるには
第5章 ERP導入のためのSOA入門
本の中身を見ると、上流工程に参画するエンジニア向け。第2章を読むと提供する機能がよくわかる。私自身は第2章が一番ためになった。ただし、SAPのトポロジーだとか内部的なコンポーネントについては触れられていないので、構築作業するには別の資料をあたったほうがよい。
第3章の導入方法論については、一般的なウォーターフォール型の開発プロセスについて述べているだけで、ERPパッケージ特有のアプローチについての記述がほしかったところ。第4章についても同様かと。
パッケージを適用しようとする構想・計画フェーズで有用な本。
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パラパラーと読んで・・・、頭にスーっとは入ってきませんなぁ。
丁寧に書かれているとは思うのですが。
SEじゃない人間には、難易度が高い?
いや、興味の問題か・・・。
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ざっと目を通した。ERPとは、ERPの構成要素、ERP導入のポイントなどがコンパクトにまとめられたいい本ですね。
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SAPを触ったことがない人間として、まず壁に感じたのがSAPの構成や基本的な概念すら情報が容易に集められないこと。
ほんとに概要レベルだがSAPの各モジュールについて基本的なところを学習できた。あとは経験あるのみというところか。
とはいえSAPってユーザー数が多いからなんか気軽に勉強できてしかるべきと思ってしまうけれど、よく考えればプロプライエタリな1パッケージでしかない。学習の壁が高くて当たり前ではある。オープンな基幹系ソフトってないのだろうか。さすがに危ないか。
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フォトリーディングNo.38
目的:ERPをざっくりおさえる
トリガーワード:IT、SAP、全体最適、ビジネスプロセス、統制、導入、会計、路地スティクス、人事、マスタ、購買、生産、在庫、資産、減価、販売、伝票、レポート、PDCA、フロー、システムライフサイクル、マネジメント、SIベンダー、コンサルタント、BPR、プロジェクト、業務改善、課題、移行、SOA
質問:①怪しいトリガ3つは?
②興味有、他書籍を読んでみたい分野は?
~20120530ポストレビューここまで~
~20120531アクティベーションここから~
質問に対するまとめ:
①ビジネスプロセス:経営資源に付加価値を付けて提供し、収益を得るための具体的活動。
BPR:Business Process Re-engineering。マネジメント革新。業務革新。
SOA:サービス志向アーキテクチャ。標準化された手順やインターフェースでサービスを呼び出し、組み合わせてシステム構築。
②人事システムの能力評価や目標管理、人材開発。システムの作りを把握し、自己管理をシステマチックにできるようにしていきたい。
雑感:SAP製品に寄っている感はあるが、考え方や仕組みは汎用的。ERPを選択しないとしても、BPRや全体最適は意識できるようにしたい。
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フローチャートの記載も多く、前半はSAPに限らず会計が関係する業務のフローを理解するのに役立つかも。簡略ながらお客さんへのデリバリーの方法についても述べていたのは面白かった。
最後の章で急に話が拡散して、そのまま終わってしまった点は残念。
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5つ星をつけました。
少し古い(2009年)ですが、SAPに関する書籍が少ない中で、
SAPやERPの導入経験がない人には、
バイブルにもなりそうな1冊だと思います。
(300ページ程度あり、読み応えがあります)
内容としてはSAPの導入を成功裏とするための
業務、機能、導入のポイント、PJに求められること、
個人スキルとして必要なもの、トレンドも踏まえたSOAの考え方など…
きちんと章立てて、メリハリのある内容になっています。
本当にSAP、ERPをよくご存じで、経験豊富な方々が、
分かりやすく丁寧に、その特徴や導入論(チーム+個人)
を書いてくださっています。
自身は販売管理業務や財務会計の個別最適、
中規模開発のPL程度の経験値ですが、
本書は全体最適をコンセプトとするERPの導入を
提案、推進するにあたって、欲しい情報、不足する情報を
補完してくれたように思います。
SAP経験者ではないため、真に正しい評価かは分かりませんが、
SAP、ERPを知るには、大変貴重な1冊だと思います。
第1章 ERP入門
第2章 ビジネスプロセスとERPの主な機能
第3章 導入方法論
第4章 ERP導入を成功させるには
第5章 ERP導入のためのSOA入門
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良書 SAP ERPのコア部分の解説と導入ガイド
膨大なアプリケーションソフトウエア群である、SAPを俯瞰できる
2008年の書、古いが内容はかわっていない
良い点
・全体図、各モジュールを中心とした関連図は、一見してわかりやすい
・図表がふんだんにつかわれていて、イメージしやすい
・購買依頼伝票等、処理のトリガーになる帳票から各モジュールに情報がどう流れていくかが図示されている
・ERP全体構想、ERP導入(構築)、保守・運用とシステムライフサイクルに分けて、目的、課題、ポイントが述べられている
・ERPをコアとして、PLM,SRM,SCM,CRMの記載はあり
のっていないもの
・ABAP:4つのアドオン開発 帳票、画面、ロジック、I/F
・ロールイン、ロールアウト、親会社子会社、工場横展開、テンプレート開発、ベストプラクティスなど
・当然ながら、Ariba,C/4(Hybris),Cloud Platform
・当然ながら、HANA,S/4,BTP
・情報系として、BO,BW,Analytics Cloud等
目次は以下の通りです。
はじめに
第1章 ERP入門
1.1 IT活用の課題
1.2 ERPの生い立ちと現状
1.3 ERPシステム導入の鍵
第2章 ビジネスプロセスとERPの主な機能
2.1 全体概要
2.2 購買
2.3 生産
2.4 販売物流
2.5 財務会計
2.6 管理会計
2.7 原価計算
2.8 人事
2.9 ベーシス
第3章 導入方法論
3.1 システムライフサイクル全体におけるERP導入の位置づけ
3.2 情報戦略策定
3.3 ERP導入推進
第4章 ERP導入を成功させるために
4.1 過去のERP導入の事例分析から学ぶ導入成功へのシナリオ
4.2 業務改善推進にあたっての傾向と対策
4.3 ERP導入の重要成功要因とPMのミッション
4.4 プロジェクト準備時点での作業推進上の留意点
4.5 業務分析、新業務要件定義、概要設計作業時点での作業推進上の留意点
4.6 システム構築作業時点における作業推進上の留意点
4.7 テスト・移行、稼働後フォロー実施時の推進上の留意点
4.8 スキル修得の重要性
第5章 ERP導入のためのSOA入門
5.1 SOAとERP
5.2 エンタープライズSOA
あとがき