紙の本
刑事小説で、その名を不動のものとされている堂場瞬一氏の人気「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズの第1巻目です!
2020/07/27 10:36
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、次々に興味深い刑事小説を発表されている堂場瞬一氏の人気の「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズの一冊です。内容は、行方不明者を捜す専門部署として、警視庁に失踪人捜査課が設立されたことを発端としてストーリーが展開していきます。実は、失踪人捜査課とは名だけのもので、実態は厄介者が寄せ集められたお荷物部署なのでした。ある事件により全てを失い酒浸りになった刑事・高城賢吾が配属されます。着任早々、結婚を間近に控え、なぜか失踪した青年の事件が持ちこまれるのですが、高城賢吾は一体、この事件を解決できるのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。
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警視庁に新たに出来た失踪家の渋谷分室に勤めるベテラン刑事と新米女性刑事の物語。
ベテラン刑事は十数年前に娘を失踪事件で失っている。その結末が全然来ていないので、シリーズになるんだろう。
失踪課というのが実際にあるのかどうか知らないが、面白い。
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続くのだろうなあ〜彼の娘さんの行方もわからないままだし。
どんどん刑事に戻ってく様がよかった。弱い者がどんどん弱者になっていくのってほんとに耐えられない。09.03読了。
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鳴沢了シリーズ完了後の待望の新シリーズ!!
「雪虫」で見せた鳴沢了の第一印象は強烈だった。
その分、この新シリーズでも期待してしまう・・・
しかし。
その期待を見事に裏切る形で、高城賢吾は登場する。
ある事件をきっかけに第一線から身を引いたアル中の45歳のおっさん。
でも、若い後輩刑事に掛ける言葉は、今の世の中を反映していて、いちいち身に染みる。
ラストの犯人との対峙シーンでは、鳴沢了を思い起こさせる感じもきちんと残してあり、またはまりそうなシリーズが始まった。
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警視庁失踪課−高城賢吾1作目。
結婚を間近に控えた青年−赤石透が失踪するところから始まる。読み進めると大筋が見えてくるのは、伏線が弱い証拠。展開は巧い・・・とは言えないけど、面白いのでシリーズ化するなら今後に期待。でも「蝕罪」ってタイトルは巧かったと思う。けど、贖罪じゃなくて蝕罪????
これは・・・また「鳴沢了」の様にシリーズになるんだろうなぁ。
娘の”綾奈”が失踪したまま見つかってないんだもんなぁ・・・。
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刑事物ってはじめて読んだけど面白かったよ
娘云々が解決するまで続くシリーズなのかな
次買うかどうかは未定
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結構好きです。
こういうの。
メタボ一歩手前。
アル中&ニコチン中毒&頭痛薬中毒?
聞き込み相手のファッションチェックは欠かさない。
警察物小説は大抵捜査一課が舞台ですが、
これは「失踪課」(実在するんでしょうか?)が舞台。
個性的なほかの登場人物もあわせ、今後の展開が楽しみです。
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娘の失踪で自暴自棄になっていた高城の今後の動向に期待。
組織犯罪チームの荒熊豪が言った「お帰り」の一言が憎い
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面白かったです。新シリーズ。連続ドラマの第1話と言った感じ。第2話以降でいろんな過去が少しずつ明かされていくのでしょう。ちなみに失踪課っていうのは本当にあるの?
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主人公「高城賢吾」は色々な過去を抱えていそうだし、他のスタッフたちもなかなか一筋縄でいかないなにかを感じさせる。
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鳴沢了シリーズが終わって寂しかったのですが
待望の新シリーズですね。
設定がなかなかおもしろい。
文章も相変わらず独特だな。
続編が愉しみ。
行方不明者を捜す専門部署として、警視庁に設立された失踪人捜査課―実態は厄介者が寄せ集められたお荷物部署。ある事件により全てを失い酒浸りになった刑事・高城賢吾が配属される。着任早々、結婚を間近に控え、なぜか失踪した青年の事件が持ちこまれるが…。待望の新シリーズ、書き下ろしで登場。
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今度ドラマ化するテレビ朝日系「警視庁失踪人捜査課」の原作第1作目。正直、ワンパターンの展開に飽きてきた。登場人物も、主人公がひねたおじさんという設定も変わらないし、相棒の女刑事がいちいち突っかかってくる性格なのも同じ。最後も、どこかのアジトで乱闘して終わり。ハードボイルドっぽい設定だけど、なりきれていない。
最初、失踪人を探している段階では事件性がない(わからない)ため話が進まないが、後半から次々と事実が判明し2件の殺人も絡んでペースアップ。
それでも、失踪する原因となった悪徳商法の設定もイマイチ生かしきれてないかなぁ…主人公以外の登場人物の描き方があまりに淡白で、それ以外で被害になった人達に感情移入できない。そうでなけれ社会問題としてのヤバさを掘り下げていってほしいところ。使い古されたネタだったのもよくなかったかもしれない。
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警視庁に新設された失踪事案を専門に取り扱う部署・失踪課。実態はお荷物署員を集めた窓際部署だった。そこにアル中の刑事が配属される。
主人公を始め登場人物が揃いも揃ってステレオタイプ。展開も中盤からスピードアップしたものの序盤はややスローだった。シリーズモノの最初だからそうなのかもしれないが…。
(C)
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警視庁失踪課 高城賢吾シリーズ第1作。
娘の失踪を端緒に離婚に至った高城が、
失踪課に異動したところから物語は始まる。
当然鳴沢シリーズと比較してしまう。
大きな陰を抱えている点は同じであるが、
一匹狼として、周りの誰も信頼せずに生きようとした鳴沢に対して、
真弓・愛美・法月らの仲間を意識している点は大きく異なる。
このことが物語にどう活きてくるのか?
まだ、キャラクターについては、確立されていないが、
失踪課という刑事の中ではやや亜流の仕事を通じて、
どう事件解決をしていくのか、今後も楽しみなシリーズ。
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ドラマがおもしろかったので手にとってみた1冊。
読んでみたらドラマとはかなり内容が違っていた....。
原作好きな人はドラマを見てがっかりされたかな?
重要キャラと思われる阿比留室長がドラマにはいない...。
こちらの物語はフツウにおもしろかったので、ドラマとは別物として楽しもうと思います。