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紙の本
『子どもを伸ばす』シリーズの集大成!
2009/09/23 14:43
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまで『お片付け』、『毎日のルール』、『お手伝い』、『手仕事・力仕事』と個別のテーマで、『子どもを伸ばす』シリーズを取り上げてきた辰巳渚さん。
この『家庭のしつけ』はこれまでのシリーズの集大成、なんだそうです。
親の使命とは、子どもを一人前にすること、
そして親しか子どもをしつけられない、
そのことを踏まえて、辰巳さん提案のしつけのノウハウの分かりやすくまとめてありました。
そもそも子どもを一人前するとはどういうことなの?
辰巳さんは次の3点をあげられています。
1 自分で自分の身のまわりのことができる
2 働いて生きていくことができる
3 人と良い関係が築ける
「私は、この3つのことができるように仕込んで、はじめて親は安心して子どもを世の中に送り出すことができると考えています。」と辰巳さん。
家を追い出す日が子育てのゴールと聞けば、わが家もあと数年か…と、少々あせる気持ちも。そして子どもと一緒に親も成長する喜びをとあれば、子どもあっての親という存在なのだと、その事実に改めて気づかされます。
第1章は身のまわりのことができるように、
第2章は働いて生きていくことができるように、
第3章は人とよい関係を築けるように、
第4章は人として善く生きられるように、
第5章は自分らしく生きられるように。
最後にはしつけを伝える5つのポイントが紹介してあります。
各章には、具体的なことばがけのアドバイスもあり、こちらはすぐにも役立ちそうでした。
この本のよいところは、この年齢ならこれくらいとおおまかな年代別のアドバイスがあること。それも3歳まで、6歳まで、10歳まで、に加えて思春期からと、扱う年代が幅広いのが大きな魅力です。
例えば、お手伝い・後始末については
3歳までは、遊びの延長でいいのです、
6歳までは、ひとりでできた喜びを、
10歳までは、ひとりの働き手として、
思春期からは、家族のなかで役割を果たす…とこんなかんじ。
兄弟関係を比べてみたり、今後はこんな流れになるのだなぁ~と長い目で見通せるのがいいですね。
サブタイトルは「家を出ていく日のために親としてすべきこと」。
この間、生まれたばかりと思っていた娘も、早や中学生!
家を出ていく日も遠からず…。少々しんみりとした読後でした。
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