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切ない切ない物語。
最後はめでたしめでたしなんだけど、できることなら別の筋立てでハッピーに読みたいものだ・・・。
「黒い騎士」のあのひとの生い立ちなんかもあって、ちょっと嬉しい。
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
1190年、イングランド。「あなたなら、わたしの擁護者になれるわね」14歳の騎士リース・ド・ピアジェは、9つになるシーグレーヴの姫グウェネリンの騎士になると約束した。その6年後、グウェネリンは月明かりの下、リースに言った。愛している、と。だがリースは一介の騎士。おまけにグウェネリンの許婚はリースにとって恩義ある養父の長男だ。しかし彼もまた想いを抑えることはできなかった。リースはヨーロッパで賞金を稼ぎ、領地を得ることを決意するが、イングランドに戻ったその日に、男装して城を逃げ出したグウェネリンにそれと気づかず再会してしまう…。人気作家リン・カーランドの贈るド・ピアジェシリーズの始まりは、運命の翻弄されつつ生きる若き騎士と美しく破天荒な姫の恋物語。
なんなの?このデジャブ感。
前に読んだ?でもエピソードは知らないし。
なんて思っていたらド・ピアジェ家ものなのか、と納得。グウェネリンの気の強さと一途さは筋金入りだけど、どうも納得したくない中世の婚姻制度。
3年も待てるってすごいわ。
Another chance to dreamn by Lynn Kurland
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2012年3月31日。
シリーズ3作目。
アマゾンのレビューがあまりよろしくなかったので、期待してなかったですが、それなりに面白かったかな。
1作目に登場していたアルティンのロビンのお義父さん(お父さん?)のお話。
確かに今回の主役二人は、ひどい目にあってるけど、1作目のヒーローの嫁の策略で失明…よりはマシなんじゃないかと…。
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ド・ピアジェ家シリーズ3作目だが、時代的には前2作に登場したロビン伯爵の父母の物語である。なぜイングランドの北部にド・ピアジェというフランス風家名の伯爵家があるのか、その土地アルテインが彼らのものになったいきさつ等がわかる。騎士リース・ド・ピアジェとお姫様グウェネリンのお話だが、複雑に絡み合ってわかりにくい上にいわゆる不倫関係であり、子供たちもリースの血を引いていない。リースがひたすら善人なのにグウェネリンのワガママというかゴーイングマイウェイ気質がカンに触るので面白くはなかった。周りに翻弄されるリースが気の毒。ロビンの成長ぶりが頼もしかったのと、おなじみのベレンガリアの幼い日々が興味深かった。2015.1