紙の本
懐かしい
2018/11/17 10:50
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投稿者:うむうむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和時代の雪の日の光景がなんとも懐かしい。子供たちは明るく楽しそう。でも、ひとたび荒れると怖い。自然の楽しさと厳しさが盛り込まれたストーリーで、文字多めですが、スラスラと引き込まれて読めます。一番最後の何てことない一文が、なんか好きです。
紙の本
素敵です
2018/10/28 16:27
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
かこさとしさんの絵がレトロで安心感があって大好きな作品です。
綺麗なイラストの冬絵本はたくさんありますが、シンプルな、雪の描写が好きです。
紙の本
見たことのない雪の世界
2017/01/27 04:24
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投稿者:nabe - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供たちは「この絵みたことある~!」と気づきました。今までも読んだことのある絵本と同じ作者さんだと気づいたようです。こまごまと描かれた絵。いろんな子がいろんな行動をしている絵。
ちょっと昔の雪国の大雪の様子を描いた内容になっていて、関東に住む我が家では見たことのない、雪に覆われた世界に、子供たちは驚いていました。「二階まで雪だって!」「雪の階段で家に入ってる!」と。
最後のほうには、吹雪の中、町を守るお父さんたちの活躍も描かれています。
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加古さんは、小さなイラストがお得意のようで、やっぱりこの絵本も小さなイラストばかり。その小さなイラストから探すのが楽しい。お話をちゃんと聞いてるかな?ってこどもを試すのに便利かも♪
1ページだけ、加古さんにしては大きなイラストがあります。ちょっと違和感(笑)
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表紙がかわいくて思わず手に取ると、
昔の雪国の様子が描かれている。
雪が降ると子供達がかまくらを作りたがるのはこの絵本の影響かな?
福音館書店こどものとも傑作集44。
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チビッコの知らない雪国のくらし。
描かれている街の様子はちょっと前の時代のようですが、
それでも雪深い地域のくらしは今でも同じように厳しいことでしょう。
私の育った南東北は、この絵本ほど雪深くはありませんでした。
屋根などに積もった雪を下ろす光景は見たことがありませんし、
雪で線路が埋まってしまうなんてことも聞いたことがありません。
でも、かまくらを作ったり雪合戦をしたことはあります。
朝起きて、真綿のような雪が庭に積もっていると、
妹と競いあって外に飛び出したものです。
そんな楽しげな雪の風景だけではないのが、この絵本のいいところ。
吹雪の中、高い送電線の上で作業する人達の、なんと勇気のあることか!
(見ているだけで怖い~!!)
夜中、雪で埋まった線路の雪かきに動員される街のお父さんたち。
こういう人たちのおかげで、雪国のくらしは成り立っているのです。
最後のページの薄桃色の朝陽の景色。
凍てついた心がホッとゆるむように、温かく感じます。
一番好きなページです。
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雪がたくさん降る地方の、雪の季節を描いた絵本。
雪合戦やかまくらづくりといった楽しい出来事だけでなく
雪の恐ろしさにも言及している。
素朴な絵が引き寄せられる。
余談だけど、
会津に転勤になったらこんな感じかなーと
思ってしまった(笑)
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遠い記憶の底にこの本はあった。ふたたび出会った時は、自分の子等と見ていた。著者は、女性だと勘違いしていた。ごめんなさい、さとしさん。
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昭和の雪あそび。今は都会ではこんなに積もることはなくなりましたね。
3歳児に読み聞かせ、雪が積もったらこんな風に遊ぶことを願っていました。良反応だったと思います。
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4歳から6年生までにおすすめ★
昭和40年頃の雪国の生活風景。
昔の暮らしや雪国独特の道具や風習を描いています。
楽しいことも大変なこともあるけれど、家族みんなで力を合わせて生活している様子が、子どもたちも伝わるようです。
お話のあと、道具は習わしは子どもたちに分かるように説明しました。
2年生と3年生に読みました。
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2歳4ヶ月
かこさとしさんのかわいい書き込み。
こまごまと仕込まれた絵に、
息子はいつも、まんまとはまります。
2歳5ヵ月
細かい書き込みに
親子で飽きません!
2歳6ヵ月
読んでと持ってきたり、
ひとりでペラペラめくったり。
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『ゆき』
さく・え : 加古里子
◇
真逆の季節ですが、
涼しさ・寒さを感じる絵本でした。
雪国の暮らしが
そこに暮らす人々の日常の逞しさと
気候の厳しさをもって描かれていました。
ラッセル車やロータリー車は新鮮でしたし、
降り積もる雪の深さは想像を越えていました。
吹雪の中、飛ばされたり道を間違えないように
みんなで手を繋いで下校する小学生の描写は
厳しい豪雪の中でも楽しげで
その逞しい精神を素敵だと思いました。
表紙の甘やかさの割にヘビーな暮らしぶりの
逞しい絵本でした。
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