紙の本
生き方を変えるきっかけ・・・
2009/08/14 18:09
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
美貌とセックスを武器に、マフィアのボス、ラファエルの愛人としてしたたかに生きてきたドレア。 頭の弱い女を完璧に演じきることで男を支配する、そんな人生も悪くはないはずでした。
だがある日、暗殺者サイモンが依頼された仕事の報酬に、一度だけドレアを欲しいと要求してきます。 逃れるすべもない、ふたりきりの四時間。そして彼女の胸には運命を一変するある決意が……。 組織から二百万ドルを奪い、決死の逃亡を始めたドレアを追って、再び暗殺者が放たれる。
ドレアはサイモンと過ごした4時間で、これ以上ラファエルの愛人でいることはできないと気づきます。しかし、「あたしを連れていって」と言ったドレアにサイモンは、「一度で充分だ」と出て行ってしまいました。
気を取り直したドレアは、ラファエルから二百万ドルを奪うことを思いつきます。
怒ったラファエルがサイモンにドレアの暗殺を依頼します。人と距離を置いていた彼も、ドレアの行動には感心します。ドレアを追跡し、見つけた後もどうするか決めかねていました。
ヒロインがマフィアの愛人、そしてヒーローが暗殺者という設定が、手に取ったときどうなんだろうと思ったのですが、なかなか面白く、一気に読み上げました。
ドレアが2度目のチャンスを得るシーンには、涙がぼろぼろこぼれてしまいました。
そして、事故に遭って死んでしまったドレアに動揺するサイモンが、のちに彼女が生きていることを知り、涙を流すシーンにもジーンときました。
事故の後、ドレアとサイモンは今までの生き方を変えます。
サイモンが暗殺をやめ、ドレアを陰ながら(ストーカーチックですが)見守る姿は、私的にはGOODでした。
人間、生き方を変えるのは並大抵のことではないと思いますが、後半の二人の展開に目が離せません。
同著の「悲しみにさようなら」が気に入っている人なら、この作品も読んでみては?
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リンダの作品にしては、どうものめりこめなかった~・・・。
いつもならページをめくるのももどかしく、一気読みなのに
最近の作品と私との相性は、全くよくないです。
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2009年8月15日読了。
ミステリーかと思って読んでたら、パラノーマルだった。
暗殺者に追いかけられる元ギャングの愛人・・・逃げ切れるのか?というハラハラの展開は途中まで。
突然、天使(?)とか現れて物凄くご都合主義な展開に。
魅力的な主人公だっただけてに、とても残念。
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彼女を生まれ変わらせたのは、 このうえなく危険な暗殺者 美貌とセックスを武器に、マフィアのボスの愛人としてしたたかに生きてきたドレア。頭の弱い女を完璧に演じきることで男を支配する、そんな人生も悪くはないはずだった。だがある日、暗殺者が依頼された仕事の報酬に、一度だけドレアを欲しいと要求してくる。逃れるすべもない、ふたりきりの四時間。そして彼女の胸には運命を一変するある決意が……。組織から二百万ドルを奪い、決死の逃亡を始めたドレアを追って、再び暗殺者が放たれる。 驚愕のラストまで目が離せない傑作ラブサスペンス! 原題:Death Angel
娼婦のヒロイン。暗殺者のヒーロー。ヒロインが逃げたときはどうなることかと。そして思いがけない天使の登場。確かにそうでもしないと、どうにもならなかったが、だからといって天使とは。ただリンダの巧さはそれでも嘘くささがそう感じられないこと。天使がヒロインの子供だったという設定で、なんか説得される。それからはちょっとご都合主義的な流れではあったけど、ヒロインとヒーローが一生懸命に心を通わせていくところは読ませる。
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あらすじ
(BOOKデータより)
美貌とセックスを武器に、マフィアのボスの愛人としてしたたかに生きてきたドレア。頭の弱い女を完璧に演じきることで男を支配する、そんな人生も悪くはないはずだった。だがある日、暗殺者が依頼された仕事の報酬に、一度だけドレアを欲しいと要求してくる。逃れるすべもない、ふたりきりの四時間。そして彼女の胸には運命を一変するある決意が…。
なぜ天使?と思っていたんですが
やっぱりアメリカってベースがキリスト教なんだなぁと思った作品。
だから天使。
頭の弱い女のふりをして
男を出し抜いて
でも全部見抜いている男もいて。
「本名」の威力ってすごいと思った作品。
Death Angel by Linda Howard
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クモの糸にならないように生まれ変わるチャンスをもらい
必死で良い?生き方とは・・?と悩むアンディ。
殺し屋を愛するのは良いこと?悪いこと??
マフィアのボスを殺しても天国へいけるの??
いろいろとかんがえさせられるけど・・
まぁ、深くは考えないとしよう。
ただ、幸薄い愛し合う二人が幸せになれるように思わず祈る。
殺し屋の自分の思いに気付いてない愛の告白に泣ける・・。
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マフィア愛人のヒロインと殺し屋のヒーローのお話。
ヒロインの生き抜く力がすごい。自分を殺して周囲を騙しぬくしたたかさ。屋敷を抜け出すところの描写にドキドキした。
中盤以降は少しぬるいかな。
脇役のFBI捜査官が一場面さらった感あり。
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殺し屋×マフィアの愛人
ヒーローヒロインの第一印象が悪く不安なすべり出しにも関わらず、一気読み。コンテは饒舌ヒーローが多い中、超寡黙なヒーローにメロメロになってしまった。途中死後の世界云々意外な展開でえっ?そっち方向のお話になっちゃうの?と思いきや、最後にはきっちりまとめてさすがのリンダ師匠でした。
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マフィアのボスの愛人として生きるドレア。
お馬鹿な女のフリをしながら、宝石を蓄えていた。
そんなある日、ボスのお抱え暗殺者がドレアを欲しいと言い出した…。
サイモンはドレアが死を迎える前と後で、劇的ビフォーアフター系ヒーロー。
最初にドレアを欲しいと言い出した時も、特にドレアにドラマティックに惹かれてた訳じゃなくて、「お馬鹿なフリしてるけど、そうじゃないな。興味深い」って感じだけで、ほぼ娼婦扱い。
優しくしてあげました、女性として喜ばせてあげました…からって、娼婦扱いしてることに変わりはないので、好きになれない。
それに、ドレアを追って事故で死んだ…ってことだけど、事故じゃなくない?あんなに迫って怯えさせなければ、スピード出すこともなかったでしょって思う。
ところが、ドレアが死ぬ所を見守ったことで、何か人として大事なものがサイモンの中に蘇る。
けど、ドレアの部屋で待ち伏せしたとき、あんなに死ぬほど怯えて必死でもがいてる相手におっ立ててるなんて、ド変態としか思えない(笑)
こういうとこ、アメリカ人の感覚って変わってんなーと思う。
どんな時でも、ヒーローはヒロインに欲望を感じてて欲しいんだろね。
ドレアがこの世じゃないどっかの世界で、亡き息子と出逢った時は泣いてしまった。
それと、その死の体験によって不思議な能力が芽生えたのも面白い。
それで、ドレアがあの息子と同じ場所に逝くには、善い行いをしなければと考えたのはよく判る。
でも、そういう話なのに、サイモンがラファエルを殺して決着をつけるのはいいんかね。
FBIの二人も、「ラファエル死んでワッショーイ」みたいな感じだけど、わたしは死んで決着じゃなくて、牢屋にぶち込んで欲しかったけどね。
まぁ、それじゃ何年後かにはまた判らないってのがあるんだろうけど。
それでも「死んだらオッケー」な感じも、なんだかなぁと思ってしまうのだった。
☆は3つ。
面白かったんだけどね。
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言葉では表現できない
美しい光。
やわらかく澄みきった
空気。
そこに在るは完全なる
平穏と喜び。
臨死体験をした人たち
が訪れているのは死後
の世界なのか?
もしも肉体を失った後
も世界が続くのならば、
肉体があるうちにしか
出来ないことを考えて、
後で後悔しないように
しないといけませんね。