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野球が分からない私は食わず嫌いで敬遠していたのですが……ううむ、やっぱり野球シーンがなんのことだか全然分からないぞ。かろうじてどっちが勝ったか分かるくらいか(苦笑)。ドラフトの仕組みとかも全然分からない~。
それでも。さすがは島田作品というかなんというか、面白く読めましたよ。最初はあの事件と野球パートになんの関係があるの? って思ったけど。ラストは「そうだったのか!」というよりむしろ、「なるほど、こうなっていたのか」という感じ。
惜しむらくは、御手洗潔の存在感が薄いことくらいかな。
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作者が気に入っているお話らしいです…
が、御手洗ファン?としては出番が少なくて物足りないです
3分の2位は犯人の生涯の告白?ですし…
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ものすごく御手洗が読みたくなって買ってきました^^
物語としてよくまとまっていると思うのですが、
はじめに何が起こったのか結果が出てしまっているので、
後半がちょっと冗長、だったと思います…
彼の一球の重みを語るための長さ、にしても、
中編程度にまとめてくれても十分に語れたのではないか、と。
結果の分かっている話をストーリーのために最後まで読ませるって
ミステリとしてはちょっと傲慢な気さえもします。
帯には「御手洗潔、悪徳金融を討つ」とかなんとか
あった気がしたのですが、御手洗何もしてないですしね。
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御手洗はあんまり出てこないんですが妙に印象に残っている話。
"その時のぼくがどれほど嬉しかったか、きっと君は死ぬまで解かる日はないだろう"というセリフが印象に残っているからかもしれません。
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面白かった!
違う視点から、事件が始まり
その真相が犯人によって語られる感じ。
いつもとは違う作品に驚いたけど、
とても面白くて、犯人の気持ちが手に取るように分かる
表現は素晴らしかったです。
御手洗潔はあんまり出番がなかったけど
それでもとても面白かったと言える作品でした。
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御手洗潔シリーズ
母親が自殺を図ったという男性・甘楽からの依頼。美容院を営む母親。お好み焼きを持ってやってくる女性。母親の借金。道徳ローンの詐欺事件。立証不可能な犯罪。お守りに願をかける御手洗。取り下げられた借金。
道徳ローンの会社屋上のプレハブ炎上事件。竹越警部の捜査。
竹谷投手と武智選手の友情の物語。道徳ローンの罠。武智が託した最後の一球。半分焼けたボールの謎。
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御手洗シリーズだが驚天動地の名推理というのではなく、割とこじんまりしている。けど、ストーリーがよかった。
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島田さんの作品を初めて読みました。ミステリーとしては少し物足りないけど、作品で描かれてる熱い想いを自分なりに受け止められたと思います。御手洗シリーズを他にも読んでみようという気になりました。
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野球賭博とヤミ金についてのお話。
以前にも島田さんの書いた本で野球賭博の話がでてきてたなぁ。
“確率2/2の死”って本で。
事件のさわりが序盤で提示されたかと思うと後はそれにからんだ人間の手記で最後まで突っ走ります。
全てを見通しながら最後にあの言動をとる御手洗のキャラはやっぱり好きだなぁ。
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殺人のおきない推理小説は、どこか暖かみがあって至極だと思います!
事件と2人の野球選手がどう絡んでいくのかがみものです。この『最後の一球』は推理小説だけど、友情物語のようなところが素敵な小説です。
熊本県立大学:座布団
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御手洗感が少ないところは少し残念。
ただ、努力は全てが報われる事はないという事実と自分に非があるわけでもないのに背負わなければいけない辛い現実。読んでいて結構しんどいです。
人生、考えさせられます。