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公安を敵に回しての、ミカエルの大仕事は確実に進んでいく。
大出版社に引き抜かれ、ミレニアムを離れたエリカにも、魔の手が…?
入院中でありながら、手助けによって徐々に本来の有能さを発揮していくリスベット。
150センチで拒食症の少女のように見えるのだが27歳。有能なハッカー…ということは法律破りですけどね。
少女時代からの不当な扱いにリベンジしていくのが小気味よい。
それにしても孤独なリスベット。
これからの人生は一体どうなっちゃうのか…と最後の方でちらっと思わぬでもなかったんですが、いい読後感になりました。
作者急逝がつくづく惜しまれます。
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映画化したので観に行ったが、誠に忠実に原作を映像化している。
2部、3部も既に映画化されているようだが、早く観たい。
馴染みのないスウエーフェンを舞台のこの作品は、東北ヨーロッパの国々の複雑な歴史・政治の背景も知らせてくれる。
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一体どうやって着地させるんだろう? と心配してしまうほど、前作、前々作以上に込み入ってくるストーリー。
娯楽大作である以上、ご都合主義っぽいところが見受けられるのは仕方ないが、それにしてもいろんなラインが絡み合っている一大スペクタクルを見事に纏め上げているもんだ。
ジャーナリスティックな視点が織り込まれていることは分かるが、大きなテーマの1つであるはずの、“女性に対する性的暴力”に著者が過剰な意識を置いているのかどうか、登場人物である複数の女性があまりに放縦な性衝動を露わにしている点は、「妄想?」などと、引っ掛かる。
あるいはお国柄なのか。
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速読を要求する本だ。ゆっくり読んでいたらきっと物語がわからなくなる。
ついに事件とその元となる因縁はほぼ終わり、ほっとすることは確かだ。しかしまだ納得できない伏線はあって、そこはどうなるんだろうとは思う。著者が亡くなってしまった今ではどうしようもないかもしれない。
しかし、申し訳ないがもう一度この本を読むかと言われたら、間違いなく読まない。申し訳ない。しかし、その先の深みはないのだ。ミステリーかもしれないが、普遍的な何かを持った小説かと訊かれたらそれはないと正直に思う。誰か読む人がいたら6冊差し上げるんだけどな。とりあえず一度読む分には面白いです、とっても。
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いやぁ、すごい。
ミレニアム 3 も、読み応え十分な面白さであった。
緊迫感のあるストーリー展開に、
就寝時間が遅くなってしまった。
ミレニアム 4 を読めないのが、
身悶えする程に悲しい。
2009(?)年 スカンジナビア推理作家協会「ガラスの鍵」賞作品。
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「あ~、終わっちゃった・・・・。」
寂寞。
作者が亡くなられたのが、とても残念です。
第一作は娯楽ミステリーだと思ってそのノリで読み進め、
そのままのノリで第二作を読みながら、「あれ?」と違和感。。
第三作で納得。
なんて深い懐と洞察。
、
「(あくまで虚構のなかの)客観的事実に基づいた、問題提起。」
いろいろな社会システムの矛盾がちりばめられた、
ジャーナリズム的世界観。
読み応え十分。肉厚です。
横山秀夫を彷彿とさせられました。
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図書館より拝借。
ミステリであり、エンターテイメントでもある。
この著者の作品がほかに読めないとは、残念で仕方ない。
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ミレニアム3部作、最終巻。
すばらしかった!!前巻ではリスベットが病院に軟禁されてあまり活躍できなかったのですが、
下巻は体力も回復し、ミカエルや弁護士のアニタ、アルマンスキーを味方に裁判で勝つための情報を「リスベットなりの手段」でどんどん集めていく。
間に挟まれたエリカのSMPでのひと悶着もかなり見ごたえがあります。
裁判での精神科医テレボリアンに対するアニタはめちゃめちゃかっこよかった!
アニタが今までほぼ無能のように振舞っていたが、実は戦略だったと気づいた敵陣の反応は見もの。
そして、ラスト。
物語は収束し、細かな謎が残されたまま、作者夭逝のためここで打ち切り。
あとがきでもあったように、リスベットの双子の妹の謎や、リスベットの莫大な資産の行く末、
ミカエルとモニカ、エリカの今後の展開など、まだまだ続きが読みたい一読者としては歯がゆいです。
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リスベットをはじめ個性豊かな女性が活躍する姿に最高にスカっとする!!こんなにもガツガツ餓えたように読んだのはフォーサイス以来だった。第四シリーズが読めないのが残念でならない。それこそ稀有なシリーズものとなっただろうに。
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3部作全て面白かった!
作者が亡くなってしまっているのが残念でならない・・・
ミカエルとリスベットのその後、リスベットの双子の妹など気になることはまだまだあるのに。
この本を紹介、さらに貸してくれた上司に感謝。
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2巻ごと3部作の最終章。
ついに沈黙を破ったリスベット。ハッカーとしての才能を駆使して周到な準備をして裁判に臨む。これまで欺かれ続けてきた国家権力に見事な反撃を展開する。
リスベットもミカエルも素晴らしい才能に恵まれ頭も切れるけれども、とても人間的で社会や異性から認められないような一面を持ち合わせてもいる。そんなキャラクターたちが、先が読めないこの作品の魅力を引き立てていたと思う。ジャーナリズムのあり方についても考えさせられます。
ミレニアム3部作、楽しませていただきました。
作者スティーグ・ラーソン氏のご冥福をお祈りします。
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1の上下、2の上下とどんどん面白くなり、3の上巻からは途中で止められないほどに。法廷でテレポリアンらの主張をことごとく打ち負かすところが実に気持ちよく読めた。
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頭を撃たれつつも無事生還し、病院のベッドから始まるリスベットと、ミカエルは用意周到にリスベットの正義の為に準備を始め、大円団へと向かう。本当に面白かった。
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リズベットが病院および拘置所にいることから、前作に比べてアクション的な要素は少ない。その代わり法廷劇が展開されるなど、新たな魅力を提供してくれた。
この作家の本をもう読めないかと思うと、本当に残念!!
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3部作、全て面白かった。いつも想像を超える内容で、最後まで楽しめた。1作目はDVDのレンタルが始まってるから、今度借りみるつもり!
しかし、
スウェーデン人の名前、覚えにくいな〜