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日本の歴史 12 室町人の精神 みんなのレビュー
- 網野 善彦 (編集委員), 大津 透 (編集委員), 鬼頭 宏 (編集委員), 桜井 英治 (編集委員/著), 山本 幸司 (編集委員)
- 税込価格:1,496円(13pt)
- 出版社:講談社
- 発売日:2009/07/10
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文庫
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紙の本
室町時代の混沌たる社会構造を明らかにした興味深い一冊です!
2020/03/27 11:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、室町時代の第三代将軍・足利義満の治世から応仁の乱・文明の乱にかけての社会構造を明らかにした画期的で興味深い一冊です。同書によれば、足利義満の時代には、社会において恨みを忘れず報復の機会を虎視耽々と狙う人々、コネと賄賂が威力を発揮する訴訟、籤引きによる後継者選びなどが横行し、世の中は無為と恐怖と酔狂に彩られた混沌だったとようです。一体、どのようにしてこうした乱れた社会体制になってしまったのでしょうか?同書では、「第1章 神々の戦い」、「第2章 神慮による政治」、「第3章 無為と外聞」、「第4章 徳政一揆」、「第5章 酔狂の世紀」、「第6章 下剋上の波」、「第7章 京都開陣」といったテーマで論旨が展開され、当時の社会、その精神がよく理解できます!
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