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コインロッカー・ベイビーズ 新装版(講談社文庫)

コインロッカー・ベイビーズ 新装版 みんなのレビュー

文庫 第3回野間文芸新人賞 受賞作品

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みんなのレビュー175件

みんなの評価4.0

評価内訳

175 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

断絶の歌

2009/11/23 21:33

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kc1027 - この投稿者のレビュー一覧を見る

上下一体となって厚みを増した本書を読み終えた今、確信に近いくらい
思うことがある。発表直後の1980年に本書を読み、終章でキクが東京に
ダチュラを投下し、ハシが新しい歌を歌った描写を読んだ人から、
その人の中で近代は終わり、そこからジャンプして日本史から遊離した
何かに、その人はなってしまったのだと。だからもういくら過去を
懐かしんでも、後戻りなんて出来ないんだと。

繰り返される心臓の鼓動は今この瞬間も絶えることなく、60億を越える
までになってしまったそのビートは、ちょっとうるさすぎてその騒音に
どやされて人々は争いを始めてしまうのかもしれないけれど、本書は言う、
心臓の鼓動が脈を打っている間は、止まってはいけない。

破壊する根源的パワーが心臓の鼓動であるならば、創造する根源もまた
心臓の奏でる音楽なのだ。

本書はこれからも、日本の中に熱を溜め込みながらコインロッカー
ベイビーズを生み出し続け、やがて全世界にコインロッカーが浸透
したとき、そこから溢れ出るエナジーがフローとなってこの星を更なる
グローバルウォーミングへと導いてしまうのかもしれない。

本書発表から間もなく30年が経ち、GMが壊れマイケル・ジャクソンが
堕ちた世界で、新しい歌は誰が歌うのか? 近代の始まりの場所で、
断絶の着地点を歌うのはスーザン・ボイルなのか?それともダチュラの
爆心地と思しき新宿系の歌舞伎町の女王? 

多くの新しい鼓動が世界に鳴り響いたとき、コインロッカーベイビーズ
たちのしなやかな破壊は、断絶を超えて創造へと向かうに違いない。

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紙の本

村上龍の作品の中でも依然としてトップクラスの作品の一つとなっていると思う

2017/04/08 19:36

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

「限りなく透明に近いブルー」で鮮烈なデビューを飾り、次の「海の向こうで戦争が始まる」では、ちょっとがっかりさせられ、本作で決定的な名声を博した。この作品は、村上龍のその後の作品と比べても決して見劣らない。というか、村上龍の作品の中でも依然としてトップクラスの作品の一つとなっていると思う。

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紙の本

とにかく刺激的

2015/10/12 17:38

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説が世に出たのが1981年。
私は10代後半で、すごく騒がれたのを覚えています。
いわば、「コインロッカー第一世代」なんだなぁ、と今になって思います。
当時は、なんとなくの話を聞いて怖くて読めなかったのですが、
やっと今の年(50代)になって読みました。
怖かったです。
年をとれば怖さがなくなるなんてことなく新鮮に刺激的で
怖い、そして切ない小説でした。
古さを全く感じさせないという点では感心しきりです。

時々、読んでいて体調が悪くなってしまうくらい強烈な小説に
出会う事がありますが、この小説は一気に読むというより
最初の100頁は一気に読んで(キクとハシの幼年時代)
そこから、ちょっと停滞して、200頁からラストまでは
目眩を感じて、ああ、具合悪いと思いながらも読むのをやめることが
できませんでした。圧倒されました。

五感を刺激する小説であり、善とか悪について観念的な事は
あまり書かれておらず、身体的な刺激が満載。
主人公のキクとハシがコインロッカーに捨てられていた孤児という
所からしてもう身体的にきついのですが、
キクが陸上の棒高跳びの選手になったあたりや、
ハシが歌の才能を買われて、人気歌手に上り詰めていくあたりの
音楽的な所など実に生々しく、実感を伴ってくるのです。

キクとハシは一方的に捨てられただけなのに、数奇な人生を
送らざるを得ないという不条理がまず大前提にありますから
決して、甘いものはなく、どこもかしこもびしばしと厳しくそして
美しく、暴力的で、切ない。
こういう世界はなかなかないでしょう。
読み終わって目眩が止らなくて困りました。

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紙の本

村上作品初期の傑作!

2016/02/16 09:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は、村上龍氏の初期の傑作中の傑作だと思います。野間文芸新人賞を受賞しただけの実力が作品に十分に表れています。ちょうど、1970年代の物質的に豊かになり始めたにもかかわらず、同時に様々な社会問題が噴出してきた現代日本社会を反映した内容となっています。コインロッカーで生まれた2人の主人公「キク」と「ハシ」。彼らはどのように成長していくのでしょうか。読者は読み始めると一気にストーリーに引き込まれていくこと間違いありません。

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紙の本

村上流

2013/07/23 11:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上龍の初期作品

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2010/05/15 17:19

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2014/10/21 07:28

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2013/03/30 13:46

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2012/05/17 23:28

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2017/04/11 00:43

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2012/12/02 13:26

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2010/11/01 01:04

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2011/02/25 16:30

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2010/01/04 18:43

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2009/10/15 16:47

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