あかいふうせん みんなのレビュー

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娘は風船と話がしたいと言いました。
切ないような懐かしいような気持ちになります。
いわさきちひろさんの絵がとても素敵です。
3歳9ヶ月

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いわさきちひろさんの絵本が欲しくて買いました。３歳の息子には、どうして風船が後をついてきたりするのか、いじめっ子が風船を割ろうとしようとするのか、意味がわからなかったようで、「なんで？」「なんで？」の連続でしたが、気に入ったようで、２人で何度も読みました。

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7月6日
ふうせんがしんでしまってかなしそうだった。そしてともだちがたくさんできてよかった。

5歳の娘の感想

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フランス映画「赤い風船」の絵本です。

パスカル少年と風船の友情。

意味や意図があるのかもしれないけれど、
とりあえず、わたしにはどうでもよくて、
ただただ美しいお話なので、それでよし。

風船と友だちになれたら、すてきだろうな～

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言葉がわかる不思議なふうせんと男の子のお話。
ちひろさんの絵が神秘的な雰囲気をよりかもしだしていてとても素敵です。

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映画の方を先に観たので、そのイメージを抱きながら見る事になってしまった絵本ですが、絵本は絵本なりにいわさきちひろの世界観がうまく合わさっていて、とてもおしゃれな一冊になっていました。

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いわさきちひろさんの、こどもたちはほんとうに、やわからくて感情豊か。あかいふうせん以外にあまり色がついてないのも、演出として素晴らしいです。
おしゃべりはできないけれど、絆でつながっているパスカルと風船。ラストの受け止め方は様々だと思いますが、それだけたくさん想像できるラストというのは、それだけでも価値があると思います。

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フランスの映画を元にした絵本。

言葉が通じるふしぎなふうせんのお話し。

いわさきちひろさんの水彩画に眼福。

ストーリーは切なかったり、心が温かくなったり。

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元はフランスの映画だとのこと。
それを知ったとき、監督、天才じゃないか、と感嘆した。
撮り方を工夫すれば、比較的低予算で、ファンタジックでスクリーン映えする映像が撮れる。

人の言葉がわかる赤い風船と、孤独な少年。
赤い風船に何を象徴させるかによって、ラストの解釈が変わってきそう。

私は少し不安になった。（他のレビュアーさんも書いていらっしゃるが）

どうも、自分の意思ではなく、空に上がっていく、というイメージを、ここからの逃避、もしくは死、と、捉えてしまったようだ。

どんな本でもそうだが、人によって、解釈の違いというものは驚くほどあるので、他の方がどのように読んだのか、知りたい絵本のひとつ。

こちらの絵本はいわさきちひろさんが「絵本にしたい」と熱望し、願い叶ってこちらのいわさきちひろ絵本シリーズに入ることになったそうだ。

いわさきさんの少し物悲しい絵がそう思わせるのかも。