サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

【HB】3冊以上でポイント3倍キャンペーン(~8/31)

【HB】丸善・ジュンク堂書店×hontoブックツリー 大人の自由研究 ポイント5倍キャンペーン(~8/31)

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

デパートへ行こう!

デパートへ行こう! みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー154件

みんなの評価3.5

評価内訳

高い評価の役に立ったレビュー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2010/12/18 23:45

「デパートへ行こう」今どきデパートって言われてもねぇ

投稿者:soramove - この投稿者のレビュー一覧を見る

「買ってから半年以上経って
やっと読み終えた本、
この本も以前「週間ブックレビュー」で紹介されていて
買ってそのまま積んでいた、
まず、タイトルが良い、
普段あまり行かないデパートへ
行きたくなるのかどうか、そんな感じで読み始めた」


デパート、そこは
フロアごとにまったく違う商品が
それこそギッシリ詰まった場所、
様々な思惑がそこにもあるのだろう。
著者がそんな場所をどうストーリーに取り込むのか。

舞台は夜のデパート、
最初に登場するのはそのデパートで働いている女性、
彼女は復讐を果たすためなのか、どうか、
宝飾品のフロアに向かって
明かりの消えたデパートを移動する。

そして同じ日の同じ時刻、
別のフロアでは家出もどきのカップルや
死を覚悟したホームレス、
ピストルを持った男などが
各階をそれぞれの思惑で動いていた、
さらにそこに創業者一族の新しい社長も加わり、
どうやら長い夜になりそうだ。

映画の群像劇のように
少しづつ彼らの人となりが描かれ
どうして、この夜、この場所だったのか
だんだん分かってくる。

もたついたところもなく、
スッと読めるので
同時刻に起こる複数の人々の行動が
クリアに頭の中で像を結ぶ。


デパートへ行く人って
限られているように感じる、
現代の傾向を言い当てるキーワードは
「安くて、良いもの」
本当はそれは矛盾している、
けれど幻想かもしれなくても
多くの人はそれを常に求めているのだ。
安売りの消耗戦は現実に続いている。

サービスというものに
過剰な価値は見出せない時代だ、
社員の教育より、短期的なパートの
安い労働力を求め、
買う方も売る方も
何を欲し、どこを目指しているのか。

ラストに向かって、
それぞれの思惑が交錯し
ラストには明るい希望も見えた。
でもこのデパートは合併後に
実質つぶれてしまうのだろうな、
それが現実、
それを嘆いても仕方ない、
その後は気になるが
このままが幸せなのかもしれない。

★100点満点で70点★

http://yaplog.jp/sora2001/

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

低い評価の役に立ったレビュー

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2010/08/15 22:06

有頂天ホテルのデパート版?

投稿者:たおる - この投稿者のレビュー一覧を見る

真保裕一の書き下ろしが出たと紙面広告に掲載されていて、ずっと気になっていたので一気読みしました。読後の感想は、書評のタイトル通り。というより、多くの読者も、そして、ほかならぬ著者自身そう思ったんじゃないだろうか。

創業100年祭が終わる前日に、様々な背景を持った登場人物たちが地場のようにデパートに引き寄せられていく。当然、その背景は後々明らかにされていくんだけれども、私にはいまひとつしっくりこなかった。

ラストが予定調和的なものになってしまっているのにも真保氏らしいなとは思った。が、誤解を恐れずに言えば、本書は、彼が得意とするミステリーではなく、コメディである。やはり、彼にはコメディは似合わない。重厚なミステリーを書いてほしいのである。登場人物が多すぎて、しかも、彼ら一人一人に登場する意味を持たせているために、一人ひとりの描写が説明的になってしまっている。今までの彼の手法は、登場人物を深く掘り下げていくもので、それがストーリーに重厚さを与えるものだったと認識しているが、本書ではそれがない。章が変わるたびに、視点がかり、読者を慌てさせる。


私は、登場人物にどうしても共感できなかった。著者が、デパートという箱に無理やり登場人物を押し込めてしまったせいで、小説としての深みや厚みが出なかったせいではないだろうか。やはり著者には、コメディは似合わない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

154 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

「デパートへ行こう」今どきデパートって言われてもねぇ

2010/12/18 23:45

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:soramove - この投稿者のレビュー一覧を見る

「買ってから半年以上経って
やっと読み終えた本、
この本も以前「週間ブックレビュー」で紹介されていて
買ってそのまま積んでいた、
まず、タイトルが良い、
普段あまり行かないデパートへ
行きたくなるのかどうか、そんな感じで読み始めた」


デパート、そこは
フロアごとにまったく違う商品が
それこそギッシリ詰まった場所、
様々な思惑がそこにもあるのだろう。
著者がそんな場所をどうストーリーに取り込むのか。

舞台は夜のデパート、
最初に登場するのはそのデパートで働いている女性、
彼女は復讐を果たすためなのか、どうか、
宝飾品のフロアに向かって
明かりの消えたデパートを移動する。

そして同じ日の同じ時刻、
別のフロアでは家出もどきのカップルや
死を覚悟したホームレス、
ピストルを持った男などが
各階をそれぞれの思惑で動いていた、
さらにそこに創業者一族の新しい社長も加わり、
どうやら長い夜になりそうだ。

映画の群像劇のように
少しづつ彼らの人となりが描かれ
どうして、この夜、この場所だったのか
だんだん分かってくる。

もたついたところもなく、
スッと読めるので
同時刻に起こる複数の人々の行動が
クリアに頭の中で像を結ぶ。


デパートへ行く人って
限られているように感じる、
現代の傾向を言い当てるキーワードは
「安くて、良いもの」
本当はそれは矛盾している、
けれど幻想かもしれなくても
多くの人はそれを常に求めているのだ。
安売りの消耗戦は現実に続いている。

サービスというものに
過剰な価値は見出せない時代だ、
社員の教育より、短期的なパートの
安い労働力を求め、
買う方も売る方も
何を欲し、どこを目指しているのか。

ラストに向かって、
それぞれの思惑が交錯し
ラストには明るい希望も見えた。
でもこのデパートは合併後に
実質つぶれてしまうのだろうな、
それが現実、
それを嘆いても仕方ない、
その後は気になるが
このままが幸せなのかもしれない。

★100点満点で70点★

http://yaplog.jp/sora2001/

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

さまざまな人間模様がデパートへ集結したお話。

2009/12/17 16:19

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とら子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

一晩限りのお話で、しかもデパート内だけでの出来事。
なのに、引き込まれてしまいました。

最初は登場人物がとっかえひっかえ出てくるので、
誰が誰だかわかりにくかったけど、
人物を把握できてからは、それぞれの人の先の状況が
心配で心配で仕方なくなりました。

偶然過ぎるっちゃあ偶然過ぎるかもしれないけど、
それは小説の醍醐味。
ひとりひとりの気持ちが手に取るように描かれています。

お勧めの一冊です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

真保裕一らしからぬ、エクスクラメーションマークがついているタイトルからして軽いのりだなと第一印象!『ホワイトアウト』や『奪取』という代表作のイメージからすれば真保裕一の新境地である。そしてわれわれ初老族にとっては実に楽しい小説でした。デパートが子供の遊び場であったことを覚えている世代ならこの作品の絶妙な味わいをかみしめることができそうだ。

2010/01/06 16:37

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

僕が田舎の小学生のころ、夏休みとかで東京にいる両親のところへ遊びにいって、母親にデパートというところへ連れて行ってもらえるとうきうきしていました。屋上の遊園地外国映画に出てくるような乗り物がたくさんありました。そのころはデパートの屋上は高くて東京の街がよく見えました。エレベーターでも制服の御姉さんがニコニコと、上がったり下りたり繰り返しても叱られなかった。そのうちエスカレーターという遊び場もできました。あなたと私の合言葉………フランク永井の『有楽町で会いましょう』が「そごう」のコマーシャルソングで、「そごう」の入り口は見えないカーテンとかいわれ、行ってみると、天井からの空気の流れで外気を遮断しているらしいのですが、なるほどと感心したりして。あの「そごう」は「ビックカメラ」に身売りしたんだった。

デパート産業が斜陽化してずいぶんと経つ。別にデパート産業の盛衰と相関関係はないだろうが、人と人とのつながりの要となっていた「人情」が風化してどのくらいになるのだろうか。どうもこの作品は失われたものを懐かしく、しみじみと思いださせる働きがあるようだ。

「曽祖父がこの地に呉服屋を開業して今年で百年。老舗百貨店として今なお皇室に商品を納めさせていただいている。店に品物を並べておけば、黙っていても端から売れていく時代はあった。が、もはや老舗の看板ひとつでは立ち行かない荒波のただなかにある」東京駅近くのデパート.鈴善が舞台だ。売り家と唐様で書く三代目。三代目の父で屋台骨が揺らぎ、四代目ボンボンの矢野純太郎はやがて吸収合併される運命を背負って社長にまつりあげられた。

46歳、格差社会の落ちこぼれ、妻子に見放されたホームレス。右を向いても左を見ても筋の通らぬこの世界………と哀れな男・加治川が死場をもとめたか、あの懐かしいデパートへ。

29歳、このデパートになにやら恨みをもったかの女性従業員。夜風冷たく瞼にしみる女の意気地………とばかりに、真穂は途方もない復讐を企てているのだろうか。

高校生のコージとそのガールフレンドのユカ。ちっちゃな頃から悪ガキで………ではなかった金持ち家庭のコージがなにかオヤジのことで頭にくることがあったらしく家出して、その面当てにハチャメチャしたいとデパートへ。

署の機密費に手を出した元警察官。夢をなくした奈落の底でなにをあえぐか影法師………と、塚原はヤクザに刺され、血まみれでデパートへ逃げ込んだ。

47歳、時世時節が変わろうとままよ………と、鈴善社長の矢野は曽祖父、祖父のモットー「お客様第一主義」を念仏するが市場原理主義に基づくビジネスモデルは描けないまま、内紛と不祥事で追い出される寸前にあった。ところが大切なお客様の落し物?を発見して………。

47歳、反社長派の佐々岡祐也、このセクハラ野郎もまたなぜか深夜のデパートをうろつく。

男純情の愛の星の色、さえて夜空にただひとつ………と真穂ちゃんを慕う、警備員の下っ端・赤羽信、元は優秀な正社員だったようだが………。

そしてこれぞ警備員の鑑、まさに愛社精神の権化。戦災孤児だというから、アラコキというところか。義理と人情を秤に掛けりゃ義理が重たい男の世界………を地で行く化石人間・半田良作である。

かくして深夜のデパートは大混乱という大型喜劇が幕を開ける。暗闇の中で誰かと誰かがぶつかり合うたびに上等の寸劇が繰り返され笑いが生まれる。
やがて、登場人物たちの哀しい過去が明らかにされ彼らの本当の人間性が見えてくる。そして事態は読者の予想をこえた展開をたどり一点にフォーカスされ始める。

ラストも立役者・半田良作、浪花節的でグッとくる。腕と度胸じゃ負けないが、人情からめば、ついほろり………としてしまった。

「デパート業界のあるべき姿を本書は示している」とか「企業再生を活写」とかそれはどうかな。現実はもっと冷酷でしょうからね。

失ってはじめて再生不能に気づく。もう戻れない。ないものねだりの子守唄であることがわかってしまった私たち世代の心には懐かしさがジワ~ッと染みてくる作品ではないだろうか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

今度の休みにはデパートへ行こうよ

2009/10/25 00:41

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さあちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 深夜のデパート。そこは昼間とは別世界。あんなに華やかなマネキンも夜は不気味な影でしかない。広々とした売り場も暗闇の中ではまるで迷路のようだ。しんと静まり返って深い海の底みたいだ。
 そこに家も家族もお金も友達も少しの正義感と不器用さのために失ってしまった男が最後の行き場を求めてたどり着く。幼い自分と母との幸福な思い出に満ちた場所として。深夜のデパートにいるのは自分だけと思っていたのになぜか次々に出会ってしまう。
 やくざに追われている男。ひと時の隠れ場所を求めて。
 長年勤めている女性店員。何やら胸にある決意を秘めて。
 家出した高校生カップル。一晩の居場所を求めて。
それに伝説の警備員やらセクハラ上司やらお坊ちゃん社長やらが加わってもう深夜のデパートは大騒動。一つの点が次々とつながっていく面白さ。場面転換も早く視点も次々とかわるので読んでいて飽きない。ただ最後のエピソードはやや唐突すぎるかも。
 私も幼いころデパートに行くのは楽しみだった。エレベーターに乗り屋上に行きおもちゃ売り場に行き食堂でホットケーキを食べる。それは特別な一日だった。そんな気持ちをもう一度味わいたくなった。
 

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

有頂天ホテルのデパート版?

2010/08/15 22:06

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たおる - この投稿者のレビュー一覧を見る

真保裕一の書き下ろしが出たと紙面広告に掲載されていて、ずっと気になっていたので一気読みしました。読後の感想は、書評のタイトル通り。というより、多くの読者も、そして、ほかならぬ著者自身そう思ったんじゃないだろうか。

創業100年祭が終わる前日に、様々な背景を持った登場人物たちが地場のようにデパートに引き寄せられていく。当然、その背景は後々明らかにされていくんだけれども、私にはいまひとつしっくりこなかった。

ラストが予定調和的なものになってしまっているのにも真保氏らしいなとは思った。が、誤解を恐れずに言えば、本書は、彼が得意とするミステリーではなく、コメディである。やはり、彼にはコメディは似合わない。重厚なミステリーを書いてほしいのである。登場人物が多すぎて、しかも、彼ら一人一人に登場する意味を持たせているために、一人ひとりの描写が説明的になってしまっている。今までの彼の手法は、登場人物を深く掘り下げていくもので、それがストーリーに重厚さを与えるものだったと認識しているが、本書ではそれがない。章が変わるたびに、視点がかり、読者を慌てさせる。


私は、登場人物にどうしても共感できなかった。著者が、デパートという箱に無理やり登場人物を押し込めてしまったせいで、小説としての深みや厚みが出なかったせいではないだろうか。やはり著者には、コメディは似合わない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2011/01/16 04:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/08/15 10:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/09/19 22:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/12/31 22:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/10/09 00:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/12/31 19:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/06/10 23:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/10/15 15:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/12/18 14:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/10 15:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

154 件中 1 件~ 15 件を表示