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これまで自分の中にあった「家族」という概念を、各著書で気持ちよくひっくり返してくれた斎藤先生。「あー、それ言っちゃうんだ」という面白さは健在ですが、ご自身の夫婦関係を書いてしまっているためか、照れをユーモアで紛らわせようとしているような文章で親しみを感じました。男目線で書かれていることは確かですが、妻だっていつ「いらない」と言われないとも限らないのです。夫婦は契約のひとつ。節目ごとの契約更改と創意工夫が必要なのです。みなさん、がんばりましょう。
あわせて、勝間和代「恋愛経済学」を読むことをオススメします。
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面白かったのは、妻が夫を殺すという事件の方が、世の中には多いらしいということだ。その気になれば、ワイン一本で殺人が可能なのである。
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職場の人が読んでみますかと貸してくれた本です。いろいろ思い当たる人もいるのではないだろうか。当たり前の話ばかりかもしれないが、時々立ち止まって自分や相手を振り返ってみる機会になればいいのでは。 女性は現在をすぐに取り込んで物語化し、過去は参照物になる。
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ダメな夫向けの本。ようやく対象読者ストライクな本がきた。
男性が書いている本なのに、とにかく煽る。危機感を感じたい人にはおすすめかも。
親を見て同じような家庭を築こうとするのは、夫婦お互い同じだが、育ってきた家が違うのですれ違う。
古い価値観でものを考える(男は〜、女は〜、母親は〜、父親は〜)のはやめた方がいい。もっと時代に合わせて柔軟に考えるべき。
自分も、母親が育児すべき、ジジババに頼り過ぎるのはいかがなものか、と思うところもあったが、それもこだわり過ぎることはないのかなと思った。
色んな意味で、もう少し柔軟に考えられるようになりたい。
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夫婦こそ関係維持に大きなエネルギーをさく必要があるが、それが無理なら結婚という制度に拘る必要もない。家族のかたちも多様でよいと、著者はいう。女性の忍耐の上に辛うじて成り立つ夫婦はいかがなものか。様々な地域や時代の結婚観を知ることで、視野が広がる。目からウロコの一冊。