紙の本
この発想法は新しい
2010/02/28 16:04
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ZOROME - この投稿者のレビュー一覧を見る
「物事をプラスに考える大切さはよくわかっている。そう簡単に転換できない問題があるのも現実。ポジティブ思考は、時にはしんどい…」
そう感じていた時に出会ったのがこの本「陽転思考」で、よくあるポジティブ思考の本ではなさそうだと手に取りました。
陽転思考の基本は「事実はひとつ 考え方はふたつ」という考えです。
「裏切り」という一つの事実があったとして、恨みつらみを言いながら過ごすのも一つの選択。また、それを教訓に人間関係を見直すのも一つの選択。どちらを選択するかで、その後の人生が大きく違ったものになる。
一つの事実から選択を重ねていくと、一週間で128通りの選択になる計算だといいます。
この数字には驚きました。人は毎日、様々な選択をしていますが、その中には「考え方の選択」がたくさんあり、その後の自分に大きく影響していると気がつきました。
しかし、納得感はあったものの、「考え方ふたつというのは、プラス思考かマイナス思考のどちらかを選ぶことで、ようは、ポジティブ思考が大事ということなのか…」とも思いました。
著者の和田さんは、悩む問題に対して、無理に転換するのではなく、その問題から陽の部分、よかったを探して行動しようといいます。事実を受け止めてよかったを見つける。その繰り返しが、大きな好転につながっていくと。
辛い出来事があった時、涌きあがる苦しい感情はどうしようもない。事実も変わらない。怒りや悲しみをマイナスと捉えて、無理矢理プラス思考するのでなく、事実と感情を受け止めた後、「私の選択は?」「これを選んで一週間後の私は?」と自分に問いかけてみることは明るい方向への一歩と思えました。
ポジティブ思考よりゆとりのある陽転思考は、新しいなと感じました。
毎日が選択の積み重ね。自分との対話がこれからの日々を変えるのだと思います。
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目の前にあったことから良かったことを探す
そして、なぜ良かったかを学習や反省を交えて書き出す
そうすることによって、自然と陽転思考が身につくようになる
いつのまにか自分の中に住み着いてしまった
マイナス的なものの見方や考え方を変えたくて読んでみた
この本で物事に感謝する気持ちが出て
運気が良いほうに動いてくれるといいな
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和田裕美さんのセミナーで購入。
これまでの和田さんの著書の中に、
陽転思考というキーワードがいくつか出てましたが、
この本では、陽転思考だけについてまとめてあります。
陽転思考とは、
ポジティブシンキングとは違い、
ネガティブな面も受け止めてから、
そこから良いところを探す考え方。
日本人は基本的にネガティブ思考の人が多いので、
ポジティブシンキングよりも受け入れやすいと思います。
まずはみなさんで、良かった探しを始めましょう。
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私にとって和田さんの本は、おそらく2冊目です。
前に読んだのは、『世界No.2営業ウーマンの「売れる営業」に変わる本』
http://booklog.jp/users/keith12/archives/4478540578
「和田裕美のWada Cafe ~Podcasting~」で、この本を書かれた経緯などをとても情熱を込めて紹介されていたので、読んでみようと思いました。
思考で人生は変わる。これは、先に読んだ2冊の本と共通する考え方だと思います。
・「幸せになる技術―心の目覚めのための21のエクササイズ 」
http://booklog.jp/users/keith12/archives/4152087137
・「人生乗り換えの法則 望み通りの人生を創り上げるTAW理論」
http://booklog.jp/users/keith12/archives/4062156180
そして、「陽転」という言葉からポジティブシンキングを連想していましたが、そうではない深さがありました。
具体例を挙げながら優しい言葉で語られており、読んでいて心温まるものがありました。
以下の言葉を書きとめておきたいと思いました。
・物事にはプラスとマイナスがあります。
ポジティブシンキングではプラスを見るようにして、マイナスは見ません。
一方、陽転思考では、プラスとマイナスの両方を見て、どっちがいいか自分でチョイスする方法を採ります。
・理由を見つけてから「よかった」と言うのではなく、先に「よかった」と言ったあとに理由を探すのです。
・「よかった」探しは、あくまでも自分の頭のなかで検索しています。そこにあるのは、自分が持っている情報だけです。
・自分の問題だから見失ってしまうのですが、陽転思考ならこの問題を客観的に見ることができるのです。
・苦しい経験にこだわって、その後の人生が「つらくて苦しい牢屋」に囚われたままだなんて、時間がもったいないと思いませんか?
・こんなふうに目の前の事実から「よかった」を探す。陽転思考においては、失敗は「経験」であり、「学び」であり、「知識」です。ひいては、その人の「人としての分厚さ」「強さ」になります。
・だから、「結果はどうなっても気にしない、夢は追いかけてみることに意味があるよ」という言葉を使える人になります。
・根本的な性格が悪いのではなく、そのときの表現において相手に不快感を与えてしまっている人がたくさんいるのを知ったのです。
・けれど、「成長が約束されたステージ」に立つとき、必ずそこにはライバルが用意されています。そして、あなたのステージでは、あなたが主役なので、あくまでもライバルは脇役ということになります。
・私はそれを聞いてから、人の言葉にはいい言葉も悪い言葉も何らかの気付きが潜んでいるという事実を知りました。
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いろんなことをやり始める前に、基本的な考え方として知っておくとよさげな内容です。
とはいえ、無意識のうちに実践してしまっている人も多いと思います。
でも人間は弱い生き物。いい記憶より悪い記憶の方が鮮明に残ります。悔しい思い。あーあの時こうしていれば、、、あの時xxxだったから駄目だったんだ、、、あいつが悪い、あれが悪い。
いいことが起こると自分が優れていると評価し、悪いことが起こるとそれを人やモノのせいにしてしまう。
負のオーラを発する人間に人は寄り付きません。
表紙にも書かれている「事実はひとつ 考え方はふたつ」。
起こってしまった事実は変えることのできない絶対的なものです。"考え方はふたつ"、変える事のできない過去の出来事についてネチネチ悔やんで何かに責任押し付け暗い未来を迎えるのか、それとも事実を受け入れ駄目な事を"よかった"と思い変える事のできる未来を明るいものにするのか。
自分はよく「いいサイクルはいい結果を生む」という言葉を使います。
自分の体験談で言うと、個人参加型のフットサルを始めた時、2回目でいきなり膝の靭帯を損傷しました(全治3週間)。入りたての自分。周りは皆顔見知りばかりでまだ話す人もいない。怪我を恨みましたが、怪我という事実は変わらず。どうせ行っても参加できないから休もうかと思いましたが、いいサイクルなんだから行ってみれば何か得られるかもと思い行きました。
怪我をしていたため、ずっとベンチで一人で見ていたのですが、一人、また一人と僕の怪我の具合を聞いてきてくれました。ずっと見ていたので、いろんな人と話す機会に恵まれました。怪我が治ったときは全員から祝福され、今ではスポーツバーで和気藹々と楽しむなどいい感じになっています^^先月は皆でBBQ行きました。9末にはゴルフにも行きます^^
怪我をしたときに、あー駄目だ、悪い流れだ・・・と思っていたら、また違った結果になっていたでしょう。
人生を変えるのは自分次第です。
事実を受け入れる強さを持ち、それを好転させいいサイクルに乗せることができれば、何気ない普通の人生でも明るく楽しい人生に感じられるはずです。
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「事実はひとつ、考え方はふたつ」
起こった事実は変えられないから、せめて考え方を変えようってこと
色々挫折を味わった人だからこそ、言える言葉だと思います
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この本を読んで思った事は
ポジティブに深く思考することが大事
加えて状況を客観視することも大事
という事です。
手詰まり感があるときは得てして、単一の思考回路に陥りがち。
結局は柔軟に物事を考えていけば道は開けるということなのでしょうか。
考え方として参考になりました。メンタリティは鍛えられますw
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超がつくネガティブな私がとびついた本。
なるほど、事実は一つ、考えは二つ。
これからそうしょうかな。
心が軽くなる本。
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はっきり言って
かなり励まされました。
事実はひとつ
考え方はふたつ
その通りで、同じ物事が考え方ひとつで180度変わってくる。
少し胡散臭いくだりもあったけれどでも間違ったことは言ってないと思います。
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プラス思考が大事と思っていても、実際にはなかなか出来なくて
プラス思考が出来ないことに、落ち込んだりするのですが
この本を読んで、とても気が楽になりました。
プラス思考になれない自分もまぁ認めて
毎日「よかった」ことを何か探そう!
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最近どこかネガティブに考えがちな自分の意識を、もっといい形で考えるサイクルに持って行きたいと思っていたところ、書店の店頭で見かけた本書を衝動買いしました。転職活動に対して前向きに取り組むべく、早く読み込もうと思います。
⇒読了しました。ポジティブシンキングは半ば強制的なイメージがあるのですが、和田さんがおっしゃっている「新・陽転思考」はとっても自然な考え方だと感じました。また、現在転職活動中なのですが、そんなときのケースについても触れられていて、凄く実践的に捕らえることができました。グッドタイミングで読めたと思います。これから、良かった探しを続けて、しっかり陽転思考していコウと思います。
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いわゆるポジティブ・シンキングかと思っていた。「ネガティブな面を受け入れて、その中からプラスを探して切り替える」。一見マイナスであっても、自分に合う道であればそれをチョイスする。起こったことの中からとにかく「よかった」を探し出す。
画期的なことが書かれているわけではないが、分かりやすい言葉でたたみかけるように一貫した“よかった探し”の方法が綴られている。
人生は小さな選択の積み重ねで出来ている。それなら、よかったと思えることをより早く決断できた方がいい。そんな気持ちの持って行き方をトレーニングする心のドリルのような一冊。
読み進むうちに少しずつやる気と決断力が備わっていく感じ。
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ちょっと恥ずかしさもあるタイトルだけど、
内容はすごく良かった。
かんたんに、荒くまとめてしまうと、ある物事が起こったとき、
考え方はふたつあって、いつも「こんな経験ができてよかった」と
考えるようにしましょう。ということ。
いやなことが起こったときも、
「でも、●●できてよかった」を探すことで、前向きになれる。
次に活かせる。明るくなれる。
そして、大きくいうと、人生が変わるということ。
本の中に出てくるエピソードで、
受験に落ちた女の子が
「私が落ちたから違う子が1人受かって、よかった。」
と泣きながら父親に言ったという話は、
ちょっと感動してしまった。
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|第1章 陽転思考を身につける10のステップ
|第2章 陽転思考で、あなたの人生は好転する
|第3章 陽転思考で生まれる14の思考パターン
|第4章 陽転思考が定着する9のプロセス
amazonの目次は、すっごく細かく書かれていますね。
本のレビューではなく、感想です。
普段WadaCafe(ポッドキャスト)を聞いています。
1年間に、わくわく伝染ツアー(体験型セミナー)に参加しましたが、
その時には、和田さんの言葉を素直に受け取れませんでした。
また、和田さんの熱狂的なファンにも、ちょっと抵抗を感じていました。
昨日、デジカメデータ(旅行データ1000件!)が消えて、落ち込んでいた時、
「事実はひとつ 考え方はふたつ」と和田さんの声が聞こえてきました。
本の中では、リストラされたり、大事故したり、大切な方が無くなった例があり、
私のデジカメデータなんて、比べものにならないくらい小さいのですが・・・(^^;
それでも、かなり落ち込み気味で、、、一生懸命、「良かった」探しをしました。
データは無くなったけど、思い出は消えないから、良かった
友達もカメラをもっていたから、写真を見せてもらえるから、良かった
(データを消した)甥っ子がちゃんと謝ってくれて、良かった
データをPCに移す大切さを知ったから、良かった
・・・
同じ本でも、自分の成長段階によって、必要なタイミングがあるんでしょうね。
今度は、文章がすーっと素直に自分の中に入ってきました。
誰にでも当てはまるレビューではないと思いますが、私は必要なタイミングでこの本を読めて
本当に良かったと思いました。
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事実はひとつ 考え方はふたつ 表紙のこの言葉
毎日毎時よかった #yokattaそれだけで変わる
具体的なやり方を一杯
プラス思考とは一線を画す画期的発想だと思う
松村先生のマンダラの空と縁の関係を思い出した