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エリオット波動入門 相場の未来から投資家心理までわかる みんなのレビュー
- ロバート・R.プレクター・ジュニア (著), A.J.フロスト (著), 長尾 慎太郎 (監修), 関本 博英 (訳)
- 税込価格:6,380円(58pt)
- 出版社:パンローリング
- 発行年月:2009.9
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紙の本
欲望と恐怖をコントロールするために、テクニカル分析はある。
2009/08/16 00:29
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マーケットライダー - この投稿者のレビュー一覧を見る
マーケットの分析を主たる目的にしたいと思っている人には最良の教科書だ。
テクニカル分析でよくきく、エリオット、フィボナッチの詳しい解説がわかりやすくなされている。
もちろん、トレードで成果があげられるかどうかとは別次元。今までの動きの分析手法の一つだ。
人は「なぜ」を解かないと、前進できない性質がある。そんなときエリオットは一定の説得性をもって理解できるからありがたい。
もうひとつ有効なのは、感情の管理に応用できる点だ。
買いから入って、上がっていくと、どこまでもあがるような欲望に支配される。
そんなとき、テクニカル分析で下げがあると予測すると、手仕舞しやすい。
「上るときもあれば、下がるときもある。」頭でわかっていても行動は感情に左右される。
まさにその感情の集大成がエリオット波動になって現われているところが面白い。
疑問に思うところは時間軸の取り方だ。チャートでいかにもと思っていても、時間軸幅を変えたり、単位を変えると、まったく別のチャートパターンが現れる。どれをとるかセンスの問題とされると、これまた感情に支配されてしまう。
そこで本書の図解を逆さまにして、見てみた。
なんと、逆エリオットの発見をしてしまった。
5波3波のリズムが3波5波になった。つまり、
上げ相場は下げ相場となり、下げ相場は上げ相場となる。
もちろん何の意味もないが、感情を落ち着かせるには一役、かったようである。
もっとも目を見張ったのは、エリオット波動の縦軸とフィボナッチ数列の合致だ。
一つの客観的指標にするには十分な分析だと感心することしきりであった。
エリオット波動はさすがに奥が深い。テクニカルの王道を行く理由が理解できた。
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