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今、世界から注目されているGRAPH社。
その経営姿勢について書かれた本です。
決して大規模とはいえない会社。
にも関わらず、今の地位を築きあげたと。
製本等ももちろん、同社が手掛けています。
面白いですよ!
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CIやロゴデザインでは世界トップクラスのデザイナー北川一成氏率いる印刷会社GRAPHの魅力とは何なのか?
北川氏をご存じの方は、よく分かると思うが、ご本人のデザインのコンセプトはまさに「分かると分からないの中間」にあるし、それ自体がデザインを飽きさせない、味わいのある価値である。しかし、GRAPHがこれだけ多くのクライアントに支持され、仕事の約4割が海外からの指定ということにはそれなりの理由があると思う。
それが何なのか考えたとき、北川さんはよく、デザインと印刷に必要なのは、「技術xセンスx翻訳能力」と仰るが、それに輪をかけて、クライアントが求めているアウトプットを実現する「xプロ根性」とか、目には見えないけれども、会社としてのものすごい存在感や北川さんのオーラの根底にあるのが、GRAPH流の「x哲学」とか、「x倫理観」なのではないかと思った。
だからこそ、北川さん個人の才能、感性やセンスが特別だから、という理由で思考停止してはもったいない。ものづくりを行うためのパートナーとして徹底的にクライアントのニーズを引き出し、「GRAPHでしかできない」と言わしめる組織としての”プロ根性”とか”姿勢”こそがこの本から最も学ぶべき点ではないかと思う。
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高い技術を盛っていようとも、中小企業の場合一社でできることは限られている。自らの技術を磨くだけでなく、領域を広げるために他社との連携を深めることも今後のものつくりには欠かせない。
ブランドとかデザインの細部へのきめ細かい配慮が感じられる。こういう仕事の仕方は見習うべきだ。
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北側一成氏率いるデザイン印刷工場「GRAPH」のビジネスを描いた一冊。
GRAPHはいちど、ポスターの印刷をお願いしたことがあったが、
その時は彼らの実力を充分に活かしきってはいなかったことが
本書を読むとよく分かった。
様々な特殊印刷やパッケージ、起業のロゴなども手がける
非常にクリエイティブ能力に優れたこの会社は、
売り上げの4割近くが海外の有名ブランドなどからの直接発注であるという。
「捨てられない印刷物を」という強い信念から生まれるその作品群は、
まさにど根性の固まりのようで迫力がある。
「従業員全員がデザイナーである」というスローガンを掲げる
その企業姿勢を徹底させるのは並大抵のことではないと想像する。
このこだわりこそが、あらゆるクリエイターに必要なものだろう。
自戒しなくては。
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GRAPHの本。それ以上でもそれ以下でもない。どんな会社を知る上ではGRAPHが伝えたいこととか、大事にしてることをしっかりまとめていると思います。
GRAPHってすごいんだぜー、の一本調子やけど。日経デザイン特別版として、もっと大きい判型、カラーでページ少なく、とかでも面白かったのでは。単行本が果たして最適かと言われると疑問が残った。
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有名印刷会社GRAPHの仕事に対する考え方が書かれた一冊。印刷にとことんこだわる姿勢やプリンティングディレクターの大切さなど良いこともたくさん書いてあったんだけど、終始GRAPHってすごいっしょーという語り口で読んでて疲れた。自分のこと拡大解釈しすぎなんじゃないの?と思うことも多々あり。読み直したりはしないかな。
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妥協しがちな毎日に
きちんと1つ1つ丁寧に
魂を込めて作る姿勢・思想に
刺激をうけた1冊
捨てられてしまうかもしれない
要らないと思われてしまうかもしれない
そういったものを生み出していくこと
それに誇りを持つこと
簡単ではないからこそ
もっと意識したい
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日本の経営者の中で最近感銘を受けた方の本。
真っ直ぐで純粋な思いが、そのまま経営に表れており、私が理想とする会社とは?働くとは?という概念がこの本には詰まっている。理想であり、憧れの経営者である。