紙の本
不幸にみちびかれるさまざまな意外な心理的要因を解説
2009/12/23 21:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
成功したいがゆえにかえって失敗してしまう心理,集団になると極端にはしってしまう心理など,不幸にみちびかれるさまざまな心理的な原因を解説している.本のタイトルになっている人の気をひく話題は本の最初であつかわれ,「中年の危機の乗り越え方」が論じられているが,この本のなかにはそれよりもっとおもしろい話題がいろいろある.
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人が陥り易い思考の罠の数々。我が身を振り返っても、そんな思い癖が今の自分へと導いているという、恐ろしい事実に愕然としました。
手元に置いて、いつも自己チェックをしたい本です。
煽情的なタイトルですが、もっと真面目でも良かったのでは? でも出会えたのは、このタイトルのおかげかな?
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タイトルに興味を持って読み始めたがそれはほんの数ページのみ。
身近な行動を心理学の観点から論じられている。
なぜだか読んでいるとテンションが下がって仕方がなかった。
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★★★★= 100~120点 = I like it!
中年がさらっと心理学を学べる良書です。
こんな人に特にオススメ
・ジーパンをはく中年で幸せを感じていない人
以下、本の内容に触れます(ネタバレあり注意!)。
内容
・不幸を招く法則
・不幸な選択をする理由
・環境が不幸を招く
などの理解を通じて、心のかみ合わせの改善を目指します
私的「メモっ得」ポイント
・正論を言うとモラルが低下する
自分の良心は何と言っているかと思いやりがあるかが大切
・すべては「自尊心」を守るため
失敗を恐れて、成功をあきらめてしまう心理
・心の天秤は簡単に狂ってしまう
何が大切なのか、油断していると間違ってしまう
感想
あのときの自分の選択は、
こういう心理から来てたんだ、という風に、
読み進めていくうちに、「あるある」が頻出するので、
共感を伴って納得してしまいます。
この本の内容を理解し、実践すれば
よりよい生き方ができそうだと感じました。
もっとこの手の本を読みたいです。
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試験の前日にマンガを読んでしまう。一番好きな人には、告白できない・・・人間はなぜ、無意識に、最善ではない方を選んでしまうのか? その理由と、解決方法が、この本に☆
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チェック項目9箇所。心の癖を事前に知っておく。心が不安定なのは思春期だけではない・・・中年期や老年期も同じ。モラルの3段階・・・自己中心的レベル1、レベル2みんながどう思うか。レベル3自己の良心に従う。承認欲求にいくまでには生理的欲求や所属欲求が満たされないといけない。承認されないと自己実現を図れない。失敗しないために成功の可能性すら放棄する・・・失敗回避動機。動物脳をいかにコントロールするのか?歳を取ってからだと遅いのか?
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「正論を言い出すとモラルが低下する」の構造はネットでありがちなパターンで納得。自分の年齢に馴染めず、いつまでも若いと思い続けて、若作りしようとする心理の危うさの解明なのかと思ったら、全体的には中年には関係のない、一般的な心理学の内容だったのが拍子抜け。が、内容的には面白い。特に「勝」「夢」「親」の3つの社会動機分類はわかりやすい。これが違う者同士で会話しても価値観の違いで全く話が噛み合わないのだろうと思う。あとは自尊心が大事でドンドン不幸になる選択をしていくパターンもなるほどなあという感じ。
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ジーパンをファッション性の高いオシャレ着としてはいているあなたは大丈夫。また、着るものを考えるのがメンドクサイからはいている、というあなたもセーフ。では、どんな人が幸せになれないのか。気になる人は、ぜひ本書を読んでいただきたい。
というのは、実は本書は心理学の本なのである。タイトル以外にも、大切なテスト(会議)の前の日にいつもはやらない掃除をしたくなるのはなぜか、社会的地位のある大学教授や裁判官などが痴漢をするのはなぜかなど、魅力に満ちた心理学上の問いと答えが詰まっている。とはいえ、本書の最大の魅力はそこではない。著者が本書で本当にやりたいことは、中年(以上の人)へエールを送ることなのだ。
第一章で、「人生に期待するのは間違っているのだ。人生のほうが私たちに期待しているのだ」ということばが紹介されるが、この時点ではこの言葉の意味はよくわからない。けれども、本書を読み終わったとき、この言葉の持つ意味に手が届いた気がした。中年以後を生きる力をもらえる、太鼓判の一冊である。
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この度紹介するこの本ですが、決して、ジーパンをはく中年が、幸せになれない原因や、その対策を述べたものではありません。このタイトルは、書店で「ジーパンをはいている中年の皆さん(あなたかもしれません)」に手にとって買ってもらうためのもので、この本は、そのような中年のための心理学の本なのです。
実は、私、心理学や精神分析に興味があり(アカデミックに学んだわけでは無いので、間違いがあったらご容赦ください)、この手の本は随分読んだのですが、この本を買った理由は、新しい視点を感じたからです。
「ジーパンをはく中年は幸せになれない」は、第一章のタイトルで、第三章のタイトルは「親切にしすぎると、仕返しされる」というものです。要旨といたしましては、親切にしすぎると相手に、借金がたまって来たときのような【心理的負債感】を与えてしまい、相手はその負債を「とても返しきれない」という絶望から、親切にしてくれた人がだんだん憎くなってくるということも起こるというものです。
私たちの身に起こる不可解な出来事を、心理学的な側面から解明してくれる。私たちがこれからの人生をより実りあるものにするために、是非読んでみていただきたい本です。
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なぜジーパンで幸せになれないのか?
→自分で得たものを誰かに伝えていく
言い訳を絶対に口にしない
たとえ困難でも今の人生を迷わず生きることこそ、最良の生き方
成功した時は自分の能力、失敗したときは努力のせいと考える
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ジーンズを愛用している中年として、
なんで幸せになれないだ?!
という、好奇心(半分くらい反発)から、手にとってみました。
一番、これこれ!と思ったのは「不幸は感染る」という部分。
不幸な考え方
失敗したら、自分の能力が足りないと思い
成功したら、運が良かったからと思ってしまう。
こういう考えの人います。そして周りに良い影響を与えません。
幸福な考え方
失敗したら、運が悪かった
成功したら、能力があるからと思う。
都合のいい考え方ですが、前向きになれるし、やる気も起きるはず。
幸福に考えられるように、家族や仲間と接していきたいと思います。