- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
6 件中 1 件~ 6 件を表示 |
紙の本
憧れの乙女の世界。
2009/11/28 18:41
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真愛 - この投稿者のレビュー一覧を見る
安野モヨコさんは乙女心をくすぐるのがとても上手だ。
日々の中忙しく過ごしていると乙女心は余裕の無さに埋もれてしまいがち。女性である以上誰もが憧れる夢の世界を何の気なしにくいっと引き出してくれる。そしてあっという間に乙女の世界に連れて行ってくれる。
この画集は「ポショワール」と言う何とも気の遠くなる様な手刷りの版画集です。ポショワールは20世紀フランスで流行りましたがその後衰退。その手法を安野さん独自に現代化された、いわば「安野ポショワール」
その色合いはどこか懐かしくホッとする様な柔らかさを持っていて、安野さんが描く女の子達のしなやかさにまるでそれが当然の様にぴったりとハマっています。
女の子達はクラシックながらも現代的な装い、お着物、お姫様、ご自身の漫画「シュガシュガルーン」「おちびさん」とそれぞれ違った表情を見せます。その背景もまた決して主張しないのに細かな所まで見ずに要られない魅力があります。
画集の他その制作行程がとても興味深いです。何枚ものトレーシングペーパー。細かな模様の線を慎重に切り抜く。仕上がりの色づけ。見ているだけでその集中力は相当なものなのだろう、と感じます。
付録に着せ替えがついていて昔の本の様だな、と思わせる粋な計らいがまた乙女心を最後のページまで継続させ、本を閉じた後も余韻を残してくれます。
また帯に「運命が変わる前、鸚鵡が必ず現れる」とあります。モダンな装いの女の子達の絵にはほぼオウムが描かれています。初めは「何故?」と不思議に思っていましたがきっとそのオウムはこの画集。オウムの様な色とりどりさのこの本を開く前と後では少しでも心が変わっているから。
紙の本
ちょっとレトロで
2019/02/18 11:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらの本が発売された時は、しばらく安野さんが本を出していなかった時で、こちらが出版されるのがすごく楽しみだったのをよく覚えています。
画集なのでマンがではないですが、ちょっとレトロで、でもやっぱり安野さんらしく、可愛くて!楽しく読みました。色違いが塗り絵みたいで好き。
紙の本
内容紹介
2009/10/02 14:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:実業之日本社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ハッピーマニア」「さくらん」「シュガシュガルーン」「働きマン」……大ヒット漫画の次に取り組むのは、何と紙版画。胸が震えるほどかわいく、美しい作品の数々を一挙掲載! 独占インタビューや、制作密着ドキュメント等、安野モヨコの「今とこれから」に迫る、読み物満載のビジュアルブックです。
【本書の内容】
●描き下ろしを多数含む紙版画作品50点を掲載
●特集
1 対談 安野モヨコ×安野光雅
2 紙版画制作密着ドキュメント
3 実写版 オチビサンの谷根千・上野さんぽ
4 モヨコ選・伝説の雑誌『少女の友』と抒情画家たち
5 独占インタビュー「漫画と版画と、これから」 他
●巻末特典 モヨコの乙女着せかえ
6 件中 1 件~ 6 件を表示 |