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最良の人生は送る条件は人からうらやまれない程度に金があり馬鹿にされない程度につつましいことである
byジョシュ・ビリングス
7つの大罪すなわち、「高慢」「暴食」「貪欲」「憤怒」「怠惰」「色欲」そして「嫉妬」これら7つの内最も性質が悪く緒を引くものはないだろう。
世界は嫉妬で満ち満ちている。それはもうどうしようもなく人間に課せられたひとつの特質いわば呪いなのだろう。
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タイトル通り世の中の出来事を嫉妬をテーマとして、読み解いていく内容。
嫉妬が7つの大罪の中で一番複雑で、より人間的で醜いものなのかもしれない。なので、人前で堂々と言えるものではない。その行為はまるで、自分の器量のなさを物語っているようにもなるからだ。
確かに、嫉妬と不公平感を分かつ線引きは曖昧だとしか言いようがない。フェミニズム運動の根底にあるのは、男性に対する女性の嫉妬が根底を成していると、言っているが私もおおむね同意見である。
マルクス主義も上流階級に対しての嫉妬が原動力になったといってもよいだろう。
そしてユダヤ人迫害の歴史
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これはけっこう楽しく読める。
基本的にこのシリーズは七つの大罪とされる概念について思想家とかの断片をつかってだらだらやるエッセイ。ただ筆者の力量にはずいぶん差がある。