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経済的独立を成し遂げたいですが、社会人として目の前のもろもろのことにかまけていて、とても手が回らない・・・。
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クール。
押し付けがましくない。
軽そうに見えて案外重たい。
世の中、生き方、お金について考えるヒントをくれる。
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自分と家族のささやかな幸せを実現することは、
そんなに難しいことではない。必要なのは、努力・工夫・知識であるとのこと。気づきが多い本。薄くて読みやすい。
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メモ
(1)国民年金は投資としてとてもすばらしい!
(2)リバタリアニズムの立場からすれば、世の中おかしいことだらけ!
(3)制度を批判しても、それを担う個人を批判しない、なぜなら匿名の人間が実社会の人間を批判するのは公平でないからだ。
私も、橘さんの潔さを見習いたいと思うよ。
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メインとなる考え方は依存しない生き方。
環境に振りまわされない生き方をしないことには自由に生きることは出来ない。
自分の考え方に近い内容なのでそんなに新しい発見は無かったです。
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何だか読んだことがある話だな、と思ったら「雨の降る日曜は幸福について考えよう」の文庫化リニューアルだったようで。
いわゆる儲け本、だと思うと肩透かしをくらう、ネガティブな話満載の幸福論。
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2004年に出版された「雨の降る日曜は幸福について考えよう」を書名を変えて文庫化したもの。2009年出版にあたり、情報は更新されている。
3ページ程度の短い文章で、明快に、世の中の経済的落とし穴を語っていく形式。人生を乗り切るための経済的アドバイスは、時に苦い薬のようだけれど、読んでおくといいかも。
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マネーロンダリングの著者による、世の中をちょっとシニカルに、かつ冷静に語った本。言っていることは一つ一つ非常に説得力があって興味深い。人々の集団とはかくも愚かになるのか・・・そんな気がしてくる。
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橘玲が綴る40の物語。
厳しい現実を淡々と、クールに、気持ちいいくらいビシビシ突きつけてくれます。
マイホームご購入、生命保険加入を検討中の方にご一読頂きたい。
どちらも考えてないけど、年金がもらえるのか心配な方も是非。
名言だと思った部分を一部抜粋。
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・生命保険というのは、身も蓋もない言い方をするならば、宝くじの一種である。保険料は宝くじ代金の分割払いであり、自分が死ぬと保険金という名の当せん金が支払われる。
さらに、一般の宝くじと同様に、生命保険の場合もほとんどの人が損をする。おまけに経費率が高いので、ギャンブルとしては救いがたいほど魅力がない。だが、抽選に外れたということは自分がまだ生きているということだから、文句を言う客はいない。
・保険とは損をすることに意味のある宝くじなのだ。
・全財産百万円に加えて四百万円を銀行から借り、五百万円を一つの銘柄に投じる人がいる。資産運用理論からすれば彼のやっていることは狂気の沙汰だ。不思議なことにこの国は彼のような危険な投資家であふれている。
五千万円のマイホームを購入するのに、ほとんどの人は一千万円の自己資金しか用意しない。残りの四千万円は住宅ローンで借りるからだ。誰もが当たり前と思っているが、やっていることは不動産を投資対象とするハイリスクな信用取引と変わらない。
・米国では目の前に理想の病院があっても、ほとんどの人がその恩恵を被れない。最高の治療を受けるためには金が必要なのだ。
・だが、私たちにも、十分な治療を受けるために必要なものがある。それは時間だ。・・・・・・・日本では暇な人ほど質の高い医療を受けられる。金で患者を差別するのは不平等である。では、時間による差別は何と呼ぶのだろう。
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この本はあくまで橘エッセンスを集めたものだと思うので、『世界にひとつしかない「黄金の人生設計」』とかもっと厚めの本で勉強しないとちゃんとは理解できないかな。復習せねば。。。
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・サラリーマンの人生は定期預金に似ている
・人生にはリセットボタンはない。旅はいつかは終わり、戻るべき家はない。
・人生の選択肢を幾つ持っているか?
・未知の海への航海は、安全だけれども単調な一本道を歩むより、ずっと魅力的ではないだろうか?
・生命保険はギャンブルとしては救いがたいほど魅力がないが、抽選に外れたということは自分がまだ生きているということなので、文句を言う客はいない。
・豊かな社会では、生命保険の必要性は低下していく。
・持ち家と賃貸ではリスクの所在が異なる。不動産を所有することで、そのリスク及び成果を一身に負うこと。
・持ち家から賃貸に戻ることは困難だが、その逆はいつでもできる。人生をマイホームに従属させない。
・老後は誰もが投資家になる。金融市場についての知識が必要になる。
・借金はタイムマシン
・プライバシーは一旦失えば二度と取り戻すことはできない貴重かつ希少な資産。
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世間ではなんとなく常識だと思われている家や保険。
違う角度からの様で、真ん中から本質をついている話。
この考えを、行動で貫くのが難しいほど、
世間の常識というやつは引きずり込んでくる。
周りの意見に左右されず
自分でしっかり決断し続けることが大切。
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国家にも企業にも依存せずに自分と家族の生活を守ることのできる経済的基盤をもつことを「経済的独立」とし、「経済的独立」をより早く確立することが人生のゴールとした場合の観点から、日本の社会制度や多くの人が経験するであろう保険やマイホーム購入といった金融イベントの仕組みを分析する。
『臆病者のための株入門』と重複する部分もあったが、こちらは法や社会制度も対象として捉えていてためになる。
『自由に生きるために一定量の貨幣が必要なら、与えられた資源を有効活用し、最短距離で目標に到達することで人生はより豊かになるはずだ。経済合理的に行動すべき理由がここにある。ーー』P142より
Introduction 運転免許試験場のポスター
PARTⅠ The Rules of Happiness 幸福の法則
人生設計 Life Planning
生命保険 Insurance
年金 Pension
医療 Medical Care
教育 Education
不動産 Real Estate
資産運用 Investment
市場経済 The Rules of the Market
FAQ
PARTⅡ Welfare in Japan : What is Right? 正しさの問題
年金制度を廃止しよう
国家に国民を保護する義務はない
貧しい者がより貧しい者を搾取する生活保護
介護保険は必ず破綻する
自殺志願者に安楽死を
公務員は障害者に席を譲れ
財政再建は麻薬合法化で
所得税は憲法違反である
ニューヨークのホームレス
福祉のない豊かな社会
参考文献
あとがき
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著者独特の立ち位置は前書きのポスターの話によく現れている。
みんなと同じようにはいられない。みんなが当たり前のように受け入れているようには世界を、自分は当たり前には受け入れられない。みんなのように天真爛漫には生きられない。
そんな立ち位置からのシニカルなお金の話、社会の話、人生の話。
解説は二元論の弊害がよくわかる実例。世界は二つに分けられる。二元論と、それ以外だ。いくら世界を二つに分けたところで、的外れな二つの概念を持ってたら何の意味もない。重さの話をしてるときに、白か黒かなんて色の概念を持ってきてもどーしよーもないように。
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印象的だったのは、
グロテスクな市場経済の作用が、凝り固まった社会の制度を変える方法だということ。
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これまでの著者の作品と主張にブレはない。
自由であることは選択肢を持っていること、というのを何度も教えてくれる。
簡単に読めてしまいます。