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20100619
神経科学、特に最近はやりの「脳科学」には正直エセ科学と呼んだほうが良いようなものも多く、見た目のおもしろさを重視したテレビ番組などがその傾向を助長しているように感じる。近年注目されている類の「脳科学」には、まだまだわかっていないことの方が多いのだ。この本はその点、「わかっていること、いないこと」の峻別が誠実で好感が持てる。もちろん一般読者向けの著作なのであまり小難しいことは書いておらず、それゆえに説得の決定打には今一つ欠けるが、読み物としては十分面白い。
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英語がペラペラになると、考えずに英語が出てくるでしょう。英語で話しかけられたら、パッと返事ができて、知らず知らずのうちにもう英語喋っていたというのがよい状態。ああ、英語でしゃべらないと、と考えているうちはまだまだ。
文法がわかれば、人間の言語と他の動物の言語をはっきりわけることができる。
マルチリンガルの人であっても、思考するときや特定の状況ではきまった言語をより使うということはある。英語と日本語のバイリンガルで論理的にものを考えるときには英語なんだけど、情緒的な会話は日本語の方がいいという人がいる。切り替えが大事。
日本語でも英語でも脳の同じ場所を使っている。
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脳の人間らしさでは人間の脳や動物の脳は皺が増えることがあります。
細胞の数が増えていると表面積も何倍かが増えます。頭の中の働きや考える能力をつけることが人間の脳があると思います。脳の働きは言語の研究から視点に立ち言語を持つと考えられる化石人類の脳は現世人類の脳に近いと思った。脳を動かすのは話す、聞くというのがあり人間の能力が伸びていく働きがあると思いました。
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言語学を脳の働きから追究している人の本。
一般向けに書かれているからかもしれないが、話が研究結果から個人的な思想に飛躍していると感じてしまうことがあった。
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まーまー面白かった。人間の脳を作り出すのって難しいんだなってのと、年齢とかじゃなくて、能の左右非対称性が高ければ高いほど言語的に能力が高いっていうのは面白いなと。
タクシードライバーは脳の一部が肥大化して地理的なものを覚えてるんじゃないかって話があるけど、それでいくとすると、言語もやればやるほど、脳の能力が増えていくんじゃないかな!
記憶も、入力する情報に関連して元から知っていれば知っているほど記憶に残るんじゃないかな?結局。
生成文法も、パラメタがあって、それを設定していくじゃなくて、もともとインプットから記憶したり、文法を組み立てていくんだけど、そこにワーキングメモリとか長期記憶とかの脳の能力的、認知的な制約が制限をかけているからそう見えるだけなんじゃないかな?
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言語にまつわる脳の機能を分かりやすく、Q&A形式で
まとめた本。
学びやぶっく、この本は23タイトル目のようだけど
個人的にはこの本が初タイトル。すごくよかった。
他のシリーズも読んでみたい。
当たり前かもしれないけど
ほんとに知らないことがいっぱい載ってる。
未知のことに出会う喜びと、その事柄の可能性にわくわくした一冊だった。
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やや古い本でしたが、言語と脳の関係についてこれまで知らなかった事実も含めてよくわかりました。
単語と文法と文章理解が脳の別々の場所で行われているとは驚き。