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世界遺産の裏側を丁寧に説明している。
ただ世界遺産ブームを批判しつつ、結局最後はその流れになるのが残念。
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著者2冊目の本
「世界遺産の真実…、知れば知るほど真実とは何なのか…」
世界遺産になれた地区
世界遺産になって困った地区
世界遺産になれなかった地区
世界遺産登録待ちの地区
なるためには?
世界遺産の構成要素とは?
世界遺産を深く知っているから
好きであるからこそ、
批判的に述べている。
どの部分を切り取っても計り知れないほどのストーリーがあり
どの部分をつなぎ合わせてもストーリーはつながる
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『「世界遺産」の真実―過剰な期待、大いなる誤解』(佐滝剛弘、2009年、祥伝社新書)
この本はおもしろい。
世界遺産とはなにかという解説や、石見銀山が世界遺産に登録されて平泉が登録されなかった事情などを解説している。
世界の世界遺産の解説書ではないので、世界遺産とは何かという制度的な知識を得たい人にはおすすめです。
(2010年2月23日)
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世界遺産の基礎知識について短時間で学べる本。うすうす思っていたのですが、日本人はどうも権威に弱いようで、世界遺産と聞けばなんだかすごい遺産であるかのような錯覚に陥りますが、全世界を眺めれば必ずしもそうではないようです。
逆に世界遺産でない有名遺跡もたくさんあるとのこと。まあ人の好みなのでその人なりに楽しめればいいと思います。
スタンプラリーのように「世界遺産いくつ踏破!」というのはなんだかまあ個人で楽しむ分にはいいでしょう。
でもね私もやっぱり世界遺産のファンです
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この本は世界遺産の仕組みと現状の問題点を中心に、少し批判的なスタンスで丁寧に書かれています。
しかし、この本を読むと、「最近はブームになってなんだか俗っぽいな」と感じていた、世界遺産のすばらしさ・大切さが再発見できる気がします。ひとりひとりが広く自然や文化の多様性について考える契機になる一冊ではないでしょうか。
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世界遺産のさまざまなテーマと筆者の客観的な意見でまとめたもの。
間違っている世界遺産の認識が再確認できる一冊だった。
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世界遺産とは何か。
それは決して有名観光地に与えられる勲章でもなく、「地域」や「文化」のブランディングの手段でもない。
ユネスコの「世界遺産」とは、人類のこれまでの歩みの中で後の世に伝えるべき「何か」を、確実に保護し、継承するためのシステム。
であるはずだった。
本書ではこのシステムの成り立ちから仕組みまで、非常に解りやすく解説する。そして日本の世界遺産への取組み、世界遺産への登録がなった「石見銀山」や登録が見送られた「平泉」などを例に、現在の世界遺産システムの問題点を考察する。
訪れている割にはいまいちよくわかっていない、そんな「世界遺産」とはいったい何なのか。その本質を本書は問おうとしている。
「世界遺産」の訪ね方が少し変わるかもしれない。
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世界遺産に登録されたら「万歳万歳!」だと思ってたが必ずしもそうでないことがわかった。観光客がどっと押し寄せることによって、その場所が傷ついたり、予習不足の方々からがっかりされることもあるのだ。世界遺産に登録されるには「普遍的価値」が必要らしい。日本を例にとるといくら日本で有名だからといって、「これは余裕で登録されるっしょ!」とはならない。自国だけでなく、外国を巻き込んだ背景がないと厳しいらしいっす。
著者も指摘しているように、登録することが目的になってしまって保護の観点が疎かになってしまうのは問題ですね。世界遺産効果しか狙ってないと大切なことを見失います。しかし、本書によると2009年の11月にユネスコの事務局長が交替したことで、世界遺産の制度を見直す方向に向かっているそうです。
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世界遺産の現実と課題をまとめた良書。地元・大森勝山遺跡が暫定リストに加わっただけに、これを参考に保存活用にかかわりたいと思います。
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85ページ
少なくともけう稀有な存在
◆けう稀有→稀有
267ページ
正鵠を得た批判にはきちんと答えて
◆得た→射た
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世界遺産とは何か?という考えされる一冊。サブタイトルにもあるように「世界遺産」という言葉に過度な期待をしているし、そこに誤解もあると思う。
なぜ、そこが世界遺産になることができているのかということを理解しながら巡ることが重要で、旅行会社も時間をかけて周遊してもらうプランを提示できなければこれからの時代厳しいだろう。
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世界遺産の誕生によってそれまで遺産という言葉に引き継がれていくものという若干相続、フローのニュアンスがあったが、保存して行くべき永久資産、ストックの意味合いに変わったという点で価値が高いのではないか。1000件以上登録が進んで登録の価値や意味合いが変化しているのは否めないが
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世界遺産のしくみのお勉強本。◆不動産がその対象になって、絵画にはならないとか。◆◆石見銀山の大久保間歩が一般公開されているのか!25年以上前の私が学生時代では、そんなことはできなかった気がする。◆東京都唯一の国宝の建築物が東村山の正福寺というのも初めて知る。◆◆それにしても観光の落とすお金というものは考えてしまうな。
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世界遺産の問題点について考察しています。
世界遺産の裏の事情など今後の課題などの考察もされています。
より深く世界遺産について考察するのに参考になるでしょう。