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紙の本

文学のほうへ

2010/03/04 12:04

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る

『喪の日記』は、ロラン・バルトが、母を亡くしてから、カードに書いてきた「日記」を本にまとめたものである。
愛していた人が亡くなる。それもロラン・バルトにとって母が亡くなるということは、絶望に突き落とされる出来事だった。
この本は、決して難しい言葉で書かれているわけではない。
おそらく、多くの人が、人生で愛する人の死ということを経験するだろう。
そういうとき、あるいは、それを見越した「経験」として、本書を読むことは有益だ、と思う。
バルトには、文学があった。
彼は、文学という仕事をやりとげるために、少しずつ、「喪」から離れていく。
文学は、食べ物を作ったり、橋をかけたり、病人を手術したり、そういう「実際的な」事柄とは、遠く隔たっている、と多くの場合、思われがちだ。
しかし、人は、ときとして、文学に「救われる」のだ、と僕は本書を読んで、感じた。
人生の「難所」というのは、愛する人の死、以外にもいくつか、あるだろう。
僕は、今、自分の人生が、その「難所」にさしかかっている、ということをここで打ち明けよう。
僕もバルトと同じように、文学によって、その「難所」を乗り越えよう、としている。

訳文も読みやすく、すばらしい。注もありがたい。石川美子訳。

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2010/09/15 23:04

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2010/11/23 20:03

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