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p.218「もしかしたら告白とかするかもしれないので、あまり緊張しない感じの店がいいです。」
p.227「でも疎遠になりたくないです。好きなので。」
こんな営みを誰かとしたいのだけど。そんなの一人しか居ないのだけど。
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「100回泣くこと」が、個人的に
「えぇ~~~!これは中村航じゃねぇ!!ゴーストライターか!?」
という感じだったので、「絶対、最強の恋のうた」に引き続き、
あ、少し戻ってきたかなー、とほっとした。
なんかこれを読む限り恋をして、作風に変化が起きたのか??とか思ってしまった。
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表題作「あなたがここにいて欲しい」では、主人公の考えや悩みのようなものに共感しました。どうしようもない感情のようなものが、ちょっと切なくもあり悲しくもあり・・・。
「男子五編」は見知った場所が色々出てきたので、それだけで楽しくなりました。
「ハミングライフ」は心温まるお話。以前どこかで読んだ気が。
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中村さんの本はあまりしっくりとこなかったが、この本は表題作がものすごくいい!!!中村さんの本は人間失格のように、半自伝のように書かれているような気がして読んでて不思議な気分になる。「ハミングライフ」は友人の勧めで映画を見ていたので、この人が原作だったのか!!とびっくりした。映画は随分前に見たのでなんとなくしか覚えていないが、本のほうがほんわかする気がする。
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きゅん。
中村航の本を読むと、たいていキュンとする。
淡くて優しくてほんわりとした幸せを感じる。
世界三大美徳も表現を大事にしてる感じも
素敵な豆知識の数々とかも、全部魅力的だ!
なんていうか、ありきたりでありがちな
なんとも面白くないような骨格かもしれないけど
中村航という人の、世界の捉え方で
言葉選びで形作られると
物凄く尊くて、個性があって
引き込まれてしまうよね。
ほほう。
タイトルのネーミングも、らしい。
Wish You Were Here.
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久々にとてもいい本に出会えました!題名からしてコテコテの恋愛小説っぽいですがそうではありません。「あなた」は又野くんでもあり舞子さんでもあります。昔からヤンキーと真面目な少年との友情物語が好きですが、この小説は表現一つ一つがとてもかわいいかつ正直で大好きです。「男子五編」での吉田くんとのギャップに若干違和感を感じますが、きっと冒頭に出てくる金魚を飼う彼女は舞子さんでしょう!それから「ハミングライフ」。これ本当に大好きです。ありがちな設定なようですが、やっぱり一つ一つの表現がいい!「テケルイルイ」「ミナミナ」にはついにんまりしてしまいます。
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又野くんと吉田くんのエピソードがすばらしいです。「ハミングライフ」はかわいくて、少女マンガのようにふわふわした手触りの掌編。「男子五輪」、少年のこころを覗き見するみたいな面白さ。個人的に当たり外れの激しい作家さんですが、これは当たりのほうでした。
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いいなあ中村航だなあという短編集。でもわたし、中村航の作品、いまいちタイトルと内容をきちんと覚えられない。ちゃんと好きで、ちゃんと読んでいるのに、ほんわかと、よかったーという印象しか持たない。
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短編三篇からなる本小説は、友情のような恋愛のような・・・。
季節でいうと春を連想させるような小説である。
「あなたがここにいてほしい」という本のタイトル。
「そこ」ではなく「ここ」というところにグッと来るものを感じる。
昔食べたチョコレートの味を思い出させてくれるような一冊だ。
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表題作は吉田君の過去の話。夏休みに登場した時そのままのほわほわした雰囲気もあるけど、彼の理系、男の子な部分に多くスポットが当たっている。ささやかに、でもずっしりと描かれる人が素敵。又野君も舞子さんも、あと象も。直球ストレートで射抜かれた。男子五編はちょっと不思議な感じ、なんか自伝っぽい。ハミング・ライフはのんびりテンポでとてもかわいかった:)31/5/10
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『夏休み』に登場した吉田くんが、舞子さんに出会ったころのストーリー、表題作『あなたがここにいて欲しい』をはじめとした、中・短編三作。
『あなたがここにいて欲しい』も、心がほっこりするような、さわやかな青春小説なんですけれども、『ハミング・ライフ』が一番好きだったかもです。公園の木のウロをつかって一日一往復だけのみじかいメッセージをやりとりする男女。なんだろ、べつに奇抜な設定っていうわけではなくて、ベタベタなあざとい恋愛ものになってもおかしくないような題材なのに、中村さんが書かれると、ものすごいほっこりするな。
っていうか、この本すごい好きだー!
主軸としては恋愛と友情がテーマなんだけども、それそのものよりも、作中ににじみ出てくる生き方というか、人が生きる姿勢というか、そういうものがとても心地いいんです。ていうか吉田くん可愛いな!
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さわやかで、ほっこりで、ノスタルジック。
思わずにやりとしてしまうシーンも多い。
好印象とは、こういうことだと思った。ミナミナ。
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間違い無く好きな作家。
この装丁とは違う文庫を買ってしまったんですが…同じ本?なぜ???
二冊あってくやしい
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吉田くんの話。「はいー」と爽やかに返事をするあの吉田くんです。
小田原・ゾウ・あんパン。
あ、ブクログのタグに「あんぱん」って入ってる。
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吉田くんのずれ加減が心地よかった。やさしくて、ほんわかとした気持ちになれる本。でもときどきぎくりとさせられる。舞子さんの告白の真似をしたい。