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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛小説。
ペアスケーターとして再出発した可南子。ペアの流にどんどん惹かれていく…。
思うようにうまくいかないのが切ない。
ガラスがあってる繊細さ。
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◆あらすじ◆
天才少女ともてはやされながら、怪我が原因のスランプで、フィギュアスケート界を去らざるをえなかった可南子。
しかし、敏腕コーチに見出され、高校入学を前にペアスケーターとして復帰する。
パートナーとなる2歳年上のナガルは、才気あふれるスケーターだが、強引で傲慢なタイプ。
可南子は徐々に惹かれつつも、素直になれず・・・・・・。
著者の原点となる「幻の処女作」がついに文庫化!
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良かった。恋愛の切なさが。女の子の気持ちの揺れ動きが。
「ガラスの森」の妖精というモチーフが。
読んだ後、胸にじんわりとした気持ちがしばらく残っていました。
こういう小説書きたいです。
スケートのペアの二人だけど、スケートシーンの描写はそれほどないけど、これくらいが丁度いいのかも。スケートを知らない人は、スケートのことをくどくど書かれてもしょうがないし、恋愛小説ならそういったシーンは情景描写のおまけであって重要なことではないしね。
次作に向けてとっても参考になりました!
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透明感があって切ない作品。
最後の終わり方がはっきりしなくて、あまり印象に残らなかった。
主人公の可南子よりも周りの登場人物、流やお姉さんのキャラが強くて魅力的。
スケートの話なのにスケートをしている描写はあまり書かれていないけれど、スケートの事をよく知らない私にとってはちょうどよかったのかも。
初めての恋にしどろもどろになりながら悩む可南子が、なーんか自分といつも受け身な部分が似てるなぁなんて思いながら読んでました。
可南子が大学生になった続編もあるみたいなので読んでみたい。
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小手鞠作品の大きな二部作のうちの一つ(といっても過言ではないのかな)。
スケートをやっている主人公のかな(可南子)が、中学校に入って新しいペア・ナガル(流)と組むことになった。
超生意気上から見下す青年だったナガルに最初は抵抗を示すものの、一緒に話して一緒にスケートをするたびに魅かれる。
実はナガルも同じだということに、彼女は気付いていない。
あそこで素直になっておけば!とかああいう言葉をいえていたら!という気持ちになったのは、解説を書いていたコメントと一緒ですが、でもそんな気持ちにさせられます。
初恋や自分の恋の原点を思い出したい人にはおすすめ。
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アイススケートを通して、素敵な人と出会った少女。相手は軽そうで実は誠実な、スケートがとても上手な男の子。少しずつ少女が大人になっていくような雰囲気がとても素敵で、むず痒い初恋を見守るのはとても暖かくなった。
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読了 2013/8/8
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天才少女ともてはやされながら、怪我が原因のスランプで、フィギュアスケート界を去らざるをえなかった可南子。しかし、敏腕コーチに見出され、高校入学を前にペアスケーターとして復帰する。パートナーとなる2歳年上のナガルは、才気あふれるスケーターだが、強引で傲慢なタイプ。可南子は徐々に惹かれつつも、素直になれず…。
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小手鞠るいさん
『星ちりばめたる旗』に興味をもって、『アップルソング』、絵本『まほうの絵本屋さん』読了
好きな作家さん
好きな作家さんが、描いた、これまた好きなフィギュアスケートの話しと知って手にした本
小手鞠るいさんの幻の処女作とよばれているお話し
天才少女と言われた主人公、15歳の可南子はケガでスランプに陥り1年程スケートを離れていたが、ペアのコーチに見初められ、流とペアを組んでスケートに復帰する
中学生の“真剣”な初恋のお話し
後日談『ガラスの靴を脱いで』も収録
19歳の可南子のお話し『はだしで海へ』
『エンキョリレンアイ』の原点のお話し
歌織さん(流の産みの親)のことば
細部を愛する
・・日々消費できる細部・・
その細部の積み重ねこそ愛