紙の本
「女のしくじり」から学ぶビジネスマンのしくじり
2012/01/04 23:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:s0320741 - この投稿者のレビュー一覧を見る
女ではありません。
私は男です。
ゲイでもバイでもありません。
私はストレートです。
そんな私がゴマブッ子様(現代における恋愛の教祖)の著書「女のしくじり」を読んだ理由。
それは本書に書かれている「しくじり」は女だけのものではなく、男にも共通するものだから。
例えば、「ロクな男がいないと嘆く女」(P.28~)に関する記述。
モテない女はよく「世の中、ロクな男がいない」と嘆き、近寄ってきた男についても「服がダサい」「お金持ってない」「顔がいまいち」と減点する。
しかし、よく考えてみれば≪ロクでもない男ばかりがいるわけでもなくて、あんたクラスの女にはあんたクラスに見合ったレベルのダサい男しか集まってこない≫ということのよう。
なるほど、男の世界でもこういう話はよくありますね。
悲しいかな、本当にレベルの高い女は本当にレベルの高い男しか相手にしてくれないことが多い(レベルの高低って一体何?って感じもするけど)。
武井咲やらゲゲゲの女房とひょんなことから出会ったとして、恋に発展することはあるでしょうか?
うん、ないない。相手にされずに終わるのがオチでしょう。
FFで主人公がレベル3の状態でオメガと戦っても、普通にやったら絶対勝てない。
瞬殺されておさらばですね。
自分のレベルが大して高くないにもかかわらず、出会える女の子のレベルが低いと言っているだけでは、現状を打破する(すなわちモテる)ことはまず無理なんですね。
じゃあどうすればよいか。
オメガと戦いたければレベルを上げるしかないでしょう。
(容姿は先天的なものが多いけれども、それ以外のところでレベルを上げる余地はいくらでもあるということです)
とまぁ、恋愛面においても気づきになる点は多くあります。
しかし、ここであえて強調したいのは女の「しくじり」は、ビジネスにおける「しくじり」とも共通点が多いことです。
さっきの「レベル」の話をビジネスの世界で落とし込んで考えると、
「上司がロクな仕事を回してくれない」
「この会社はバカばっかり。レベルが低い。」
と居酒屋で同僚とかをつかまえてグチグチ言うのとおんなじような感じしませんか?
こういうグチを言っている時は、大抵、その人自身のレベルが低いだけで、回ってくる仕事も、会社のレベルもその人自身のレベルに見合っていることが多いのではないでしょうか??
ロクな仕事しか回ってこないのであれば、まずはその仕事をきっちりこなして、自分自身スキルアップし、レベルを高め、新たな仕事を獲得していく必要があるのです。
会社にバカな人しかいなくてレベルが低かったとしても、それをグチっているだけじゃ、何の解決にもなりません。周りがバカばっかという不幸な環境であっても、自分自身その中で懸命に努力して「できる人」としてレベルを上げ、輝く個人になれば転職は簡単にできると思いますし、転職先でも活躍できるでしょう。
とまぁ、長々と書きましたが、この他にも男の立場でも役に立つ話やビジネスにおいても役に立つ話が色々含まれている本書。
男性、女性問わず、どなたでもお読みになることを推奨いたします。
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ウケ狙いで友達にあげようと買ったので先読み。
わかるわかるってとこも多く面白かったけど
ダラダラとした喋り口調はちょっと読むのにしんどいとこも。
【購入→友へ・初読・12/14読了】
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お友達に勧められて読みましたよ。これはたしかに当てはまると凹んじゃいそうです。でも、ふ ざ け な い で ?は、どっかのタイミングで使ってみたいかも。
ちなみに公式サイトはここ。
http://ameblo.jp/ano-onna/
私、重たい女のようでした。
http://ameblo.jp/ano-onna/entry-10021337534.html
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mixiニュースで知って買ってみました。読む前は、結婚できない=しくじりのせいと言い切るのはどうかと思っていましたが、共感できる内容で面白かったです。著者も読み手と同じ目線で書いていて自分を棚に上げていないので好感が持てました。最後は感動します。前向きになれる恋愛本でした。
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敬愛するゴマちゃんの本。
そうか!だからしくじってきたのね!と気づかされることばかり。
「負け犬の遠吠え」に引き続く、負け犬女子必携本。
私はまずは酒を控えようと思いました...。
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2010.01.13
面白かった。オネエ言葉があたしにまでうつりそうよ? というわけで、この勢いで書いちゃうわ?
読めば読むほど、「あたしはしくじってるんじゃないかしら?」という疑問が募っていったわ。
でもたぶん何よりもしくじってるところは、
「しくじってても、ま、いいか」
で流してしまうこの性格よね?
まあ、あちこちに思い当たるフシだらけだったんだけど、一番ギャフンと思ったのはここよ。「地図が読める女」。
私は、地図が読める女なのよ。
入社してから3年間で、4つの県を転々としたわ。知り合いが誰もいない、土地勘も全くない土地で、一人で生き延びたの。サバイバルよ。
あたしの愛車にはカーナビなんてなかったから、どこへでも「全国道路地図」1冊だけを頼りに行ったのよ? それで別段何の不自由もなかったわ?
ゴマブッ子さんによると、他にこんな女も同類項だそうよ。
○ 一人でパソコンを設置できる女性。
○ 一人で家具を組み立てられる女性。
○ 車が故障してもJAFを呼べちゃう女性。
○ 非通知のイタズラ電話がかかってきても非通知着信拒否設定にして解決できる女性。
ちょっと待ってちょうだい?
私、パソコンの設置なんて余裕よ? テレビだってビデオ(うちは今でもビデオなのよ!)だって配線は得意よ? パソコン操作も得意だから、パソコンの「困った!」のときは、秘書仲間のみならず役員からも声がかかるわ。コピー機の紙詰まりのときも、テレビ会議の接続が悪い時も、プロジェクター設置方法がわからないときも、あたしの出番なの。
家具の組み立ては大好き。去年の秋、引っ越した友達が組み立て式の家具を買うというから、自分から志願して組み立てに行ったわ? 車に乗ってた頃はJAFを呼びまくりだったわよ?
非通知電話の着信拒否設定なんて当たり前だわ。私の携帯には、いっとき同じ番号からの間違い電話があまりにも多かったから(しかも必ず明け方で、外国語の留守電が残ってたり)、その番号も着信拒否にしたわよ?
そうそう、こんなエピソードもあるわ。
去年の夏くらいにウチの網戸に子カマキリが大量発生したの。網戸の溝に卵が産み付けられてたわけ。
ルームメイトは悲鳴を上げて、部屋の奥の方に逃げたわ。
網戸のあちこちに散らばってうごめく子カマキリたち……。ルームメイトは怖がってるし、あたしがなんとかするしかないじゃない?
あたしはベランダに出て、網戸を外してバシバシ叩いて、子カマキリたちを網戸から振り落としたわ?
ベランダに残った子たちはチリトリで追い詰めて、隣の空き地に向かって放り投げたの。怖かったわあ。
ゴマブッ子さんのアドバイス:「一人でなんでもやっちゃだめ! もっと男性に頼ってください!」
ちょ……このままだとあたし、確実に、ゴマブッ子さんの懸念通りに一人で墓石買えそうよ?
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恋愛と女性をテーマにしているけど、恋愛指南本じゃない。「指南」なんて、そんな高飛車なものじゃなくて、「善良だけど男性に愛されにくい女性」に贈る恋愛応援本。
女性が書くようなベチョベチョしたものじゃないから読みやすくて小気味良い。著者の国語の力、文章力に知性を感じる。
そして何より、最高の読後感。ありがとう!
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立ち読みでハマった本。
これは立ち読みじゃなくて手元に置いてじっくり読みたい。
今後の参考と過去の反省のためにw
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★ゲイだからこそ★新聞広告に惹かれてつい。男の自分にはまったく関係のない話だが、「しくじり」がちな女の人の特徴としての「筋の通ったクレームは堂々と告げるべきだ」というチェック項目は大笑いした。男は女の靴なんか見ていないのも、その通り。著者の男女を超えた立ち位置だからこそ嫌味にならないのだろう。イラストの良さでポイント5割増し。
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勉強になりました。
あと、身近でこういうこと言ってる人いるいる!!
ってのがたくさんあってびっくりでした。。。
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読了。
本はブログのエッセンス部分をわかりやすくまとめたような感じ。さらに、より広く受け入れられやすい風味、味付けになってます。
勉強になります。
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『結婚できない女』の、その理由を読み解く!
酒井順子『負け犬の遠吠え』以来現れ始めた、逆(?)モテ本の一種。
ゲイ男性がもともとブログで行っていた連載を、書籍化した一作。
現役キャリアウーマンの姉から貸し出されました。
誇張というか特殊要件はあるけれど、なかなか面白く読めました。
『結婚できない女』の要件を「プライド」「酒」「お笑い」「金」「デキル女」に分けて、具体的例を挙げながら解説していってます。
めちゃくちゃ簡単に言えば、「プライドの高すぎる女」「酒飲みの女」「お笑いに走ってしまう女」「金遣いの荒い女」「仕事ができすぎる女」はモテないって話。
最初のプロローグ的な部分にチェックボックスがあって、自分がどのタイプでしくじってしまってるか分かるんですが、自分が一番あてはまったポイントは『プライド』です。
「プライド」に焦点をあてた項目については、「あ~あるある」と笑いながら読めましたが、他の項目については覚えがなかったもので、「ふ~ん、そういうものなのか」みたいな感じでした。
口語体でさらっと読めるので、話のネタとして読むには割と面白いと思います。
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草食男子、なんて言われてるけど、男の本能は「ハンター」。追いかけさせる女になること。重く、しくじる女のエピソードと、「綺麗売り」する方法が笑いも交えて紹介されている。結局は「自分を好きになる、大切にする」という事だとわかった。そして世の女性のしくじりに大変共感(苦笑)自分だけじゃないんだ、と明るくもなれる。そして前向きに人を好きになろう!って思える。バイブル!!
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しくじりまくりの私ですが、この本を読んでしくじらないようにしたいです。
あとがきは心に沁みました。決めつけているのは私かもね。
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「あの女」というブログから書籍化へ~
この著者のブログが面白いっ!
この本もめちゃくちゃ笑わせて頂きました。