投稿元:
レビューを見る
カラバッジョ紹介の本がとんぼシリーズでねえ・・・!へえ~!みたいな。
さほど深く掘り下げてるわけじゃないけど(とんぼやし)、実際旅行しやすくていいんじゃないかしらん。ついでに美術館データとかがもちっと充実しててくれてもいい気がするけど。
てか、旅行する時、何がどこにあるって皆さん何で調べてはんのかしら・・・?さすがに地球の歩き方とかじゃあちょーゆーめーどころぐらいしか載ってないし(しかし意外なんが載ってたりもする)、前ミシュランこーてみたら、ミシュランにあるって書いてあったからいったのに~(だまされた!!)みたいなことがいっぱい。(てか、持ってるのは持ってても、公開してない、とかシーズンによる、とかなのかしら・・・)
とりあえず、またイタリア旅行したいなーと。(そこなのか)
ローマ、ミラノ、フィレンツェあたりは何回か行ったけど、ナポリ以南は10年以上前に一回行ったっきりなんでその辺行きたい。ゆっくり旅したいな~(何感想)
投稿元:
レビューを見る
カラヴァッジョの映画を観た後だったので興味深く読むことができた。とんぼの本の例にもれず、豊富な写真が嬉しい本。筆者と一緒にカラヴァッジョ絵画の巡礼の旅に出ているようで楽しい。それにしても光と闇、聖と俗、善と悪をここまで感じさせる画家の画業と人生の凄まじさはやはり天才の為せる業なのだろうか?
投稿元:
レビューを見る
宮下先生の講義を受けるので予習用に読んだ。イタリアにあるカラヴァッジョ作品のガイドでコンパクトだが中身が濃い。主要作品が持ち出し不可の大型作品なので、いつかこの本を携えて訪ねてみたい。
投稿元:
レビューを見る
ロベルト・バッジオ、じゃあなくてカラヴァッジョ。400年前に死んだ家康さんと同時代。光、そして闇を劇的に描き出す力を持ち、みずからも闇に呑まれ、多くのフォロワーが生まれた天才。多くの作品が教会にあり、今も信仰の対象として生き続ける。見てみたいと思わせる構成の本。
投稿元:
レビューを見る
映画「カラヴァッジョ」を見て、人物・作品に興味を持ったので。
写真が豊富で、しかも大きくフルカラー。
彼の生涯渡り歩いたルートを辿りながら、
美術館巡り(ガイド付き)をしている気分になれる一冊。
投稿元:
レビューを見る
この本の出版される少し前にでた画集でカラヴァッジョの絵を知り衝撃をうけていたのですが、非常にコンパクトにそれらの絵の所蔵の紹介がされており、うれしいです。エル・グレコの展覧会が日本で開催されるくらいなので、もう少し認知度があがれば、東京でも見れる期待を捨てませんが、本の中でもありましたが、やはり現地に行って見なければという気持ちにさせる一冊です。
投稿元:
レビューを見る
ダ・ヴィンチやミケランジェロ等のルネッサンス絵画は、それぞれに個性的でありながらも、どこかまだ天上的だ。ところが、バロックのカラヴァッジョに至ると、そこに強烈なまでの個性が横溢する。宗教画においてさえそうである。そもそも、カラヴァッジョほど実人生において、およそ聖なるものから遠い画家も珍しい。それでいて、教会の壁面を飾る彼の絵は、聖なるドラマの躍動感に溢れている。サンタゴスティーノ聖堂の「ロレートの聖母」に見られる聖母子とその前に跪く2人の貧しい農民。それはまた、光と闇の対比として見る者に迫ってくるのだ。
投稿元:
レビューを見る
カラヴァッジョの絵画で驚くのは、これほど写実的なものが17世紀初頭に描かれているということ。時代のこととして当然ながらキリスト教絵画ばっかりなんだけど、是非様々な神話の情景も描いていてほしかった。
本としては、有名どころをほぼほぼ掲載しているんじゃなかろうか。カラヴァッジェスキやライバルたちの絵画や関係をもうちょいと解説してほしかったな。
投稿元:
レビューを見る
映画は映画館で観るべきだ。著者の考えはその上を行き、絵画は展示されている現地のその場で観るべきだ。ご説ごもっとも。下から見上げたところを想定して縦長に造られた彫像もある。
カラヴァッジョがゲイであることは疑いを容れない。そのストライクゾーンが広すぎる気がする。「エジプト逃避途上の休息」で優美な後ろ姿を見せる奏楽天使からは美少年好き。「聖マタイの召命」に描かれたキリストの横顔からは美青年好き。「キリストの笞打ち」に描かれた筋肉質のキリストを見るにマッチョ好き……。
投稿元:
レビューを見る
美術史家、神戸大准教授
カラヴァッジョガチ勢な先生の現地巡礼
図版と拡大図
アツい語り
“「美術の真の体験は、印刷物や映像を通じてではなく、現地で作品の前に立つことによって初めて得られるものであり、絵そのものだけでなく、周囲の壁面や床、光の具合、ひんやりと乾いた空気、黴臭さや雑音とともに体感するもの」