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すごい知りたいし、おもしろいはずなんだけど、夢中になれなかった…。
仏像のこととか、宗教の歴史みたいなの絶対おもしろいはずなのに!!
親子のやりとりはおもしろい。
別の本でアプローチだ!
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[ 内容 ]
日本人の心の底に古くから宿り、人生の節目節目で願いをかけてきた、たくさんのまだ見ぬ神様たち。
ある父娘を水先案内人に、ゆたかできびしい自然のなかから生まれた、素朴でつつましい、愛すべき姿に、いまここで、出会えます。
中学生以上。
[ 目次 ]
はじめに 神社のなかにはなにがあるの?
第1章 日本の神様には形がなかったってホント?
第2章 神像って、だれがどうしてつくったの?
第3章 日本の神像は謎だらけ
第4章 自然のまんまの日本の神様
第5章 神像は日本中にあるんだね
第6章 日本の神様は怒り悲しんでいるぞ!
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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神像とはなにかがわかったような気がする。信仰と宗教は別であるとか。神社とお寺はからみあっていて明確にわけることはもうできない。
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日本の神仏に対して、何かよくわからないまま、おとなになった。
本書を読んでから、高校倫理で日本思想を勉強したけどなんかよくわかんなかったことが、なんでわかんなかったのか、合点がいった。
愛すべき関西弁父子のあとをついて、神像の旅へ出たい。
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日本には、「かみさま」「ほとけさま」「おに」「ようかい」とか、
色々な不思議なものがいる。
一神教のキリスト教やイスラム教の国とは違う、ゆるやかさが私は大好き。
仏教でお葬式をあげながらも、チャペルで挙式したり、
厄払いといって、神様にお祓いをしてもらったり、ある意味いいとこ取りではないの~!
そんな中で、神様の像「神像」って実は珍しいんですよーっと言われても、
そう?いっぱいあるやん!って思ってこの本を開いたら、
あたしが思っているのは、ほとんど仏像だった。
仏像よりも、人間くさく、自然に近い「神像」やそれらが作られた背景を
関西人親子の会話で、語る一冊。
写真も多くて楽しいけど、このテーマ、10代にはシブい気もします。
でも、もし神様仏様に興味を示す子や、修学旅行などで、出雲なんかに行く子がいれば、手渡して反応をみたいなあ!
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お寺と神社、仏教と神社にははっきりした境界線がある気で
いたけれど、歴史的には神仏習合があり、もともと姿形のなかった
日本の神さまが仏教などの影響下に形をまとうようになり、
維新のどさくさで神仏分離があってなんとなく区別されているが
よくみるとそこここにどっちつかずの痕跡もある、
ということを改めてまなべる一冊。
見開きの漫画のイントロ、4ページほどの関西弁の親子の会話、
さらに本文という三段階で噛んで含めるように、仏像と神像の
違うポイント(つくり、表情など)がわかりやすく説明されている。
カラー図版も多く、ジブリ作品やRDGなどの和製ファンタジーを
見るときの参考にもなるだろうし、神が木のうろに宿る、とか
聞くと「シャキーン!」の設定も深読みできそうな気がしてくる。
アニミズムからの流れで神木、霊木の原型をできるだけいかして
神や仏の像を作るという考えと技法も、
海外の仏教やキリスト教にはなさそうでおもしろい。
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大阪弁の親子が日本の神様を面白く解説してくれます。日本の神様のことを考えるきっかけに良い。
中学生〜
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小中学生向きなんだろうけれど、知らないことばかりでした。
薄い本ですので、あっと言う間に読めます。
色々興味深かったです。
宗教関係の本を読んでみたくなりました。
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そもそも神像と仏像の違いがあることも知らなかった……という人(自分だね)でも、サクサクわかる神像の本。
小学生の娘の自由研究に父が付き合って、いろいろ教えてくれるという設定なので、途中途中にコントみたいな会話やマンガが入り、気楽に読める。
仏像のように、一つ一つの色や形に込められた意味を知るのも面白いけど、謂れはあっても、見る人それぞれの感じ方でいいんじゃない、という神像も面白いなと思った。
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関西弁の親子の会話は読んでいて楽しいのだが、それにひっぱられて神様についてはあんまり印象残らず。
写真がたくさんあるのはうれしい。
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装丁が斬新でとても面白いんですが、それが物凄く読みにくい。文字はでっかくてルビもちゃんと振ってあるんですけど、物凄く読みにくい!!
(それは構成も関係しているかもしれません。マンガと本文の内容が一部カブっていて、だったらどっちか無い方がわかりやすくていいんじゃないかとも思いましたし。マンガの方と著者が別々だからその辺は難しいのでしょうか。)
関東の人間だからかわからないんですが、会話体の文章が関西弁で意味が取りづらい上に会話のテンポが悪くてちょっと気持ち悪かったです。作者の方は大阪だからそれが正統な関西弁なのかもしれないけれど…。
何はともあれ神社に行きたくなりました。
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やおよろずの神様のいる国では神像もいろんな種類がある!考えてみれば当たり前のことだけどなんだか新鮮。自分自身がこれと思う神様の形があるといいな…。一神教の人たちから見るときっとわけのわからない世界なんだろうなあ。