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どのあたりが「女の子のための」なのか、いまいちつかめず。現代アートについて、ものすごくまじめに解説している本だと思った。
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東京都現代美術館でチーフキュレーターを務める長谷川祐子氏による、収蔵品を中心に解説した書籍。アート本をあまり買わない方は、作品を紹介する画像のページもたくさんあるので、本というよりは解説付きの作品集を買うというイメージを持っておくと良いと思われる。「宇宙」、「風」等といったテーマ別に作品が紹介され、現代アートの流れを掴むことができる。
「美術館は知性と感性を磨くエステサロン」と本書では定義されていたが大変共感。タイトルには「女の子のための…」とあるが、これに騙されてはいけない。知性と感性を磨くことは男性にも必要なことであるはずだ。
冒頭に「本書は優しい入門書と違って山あり谷ありの…」とあるように、初めて現代アートに触れる人には少し難解な部分があるかもしれない。しかし、現代アートを知らない人にこそ勇気を持って手にとって一読していただきたい。
私的には知っているアーティストや作品が大半であったため、現代アートに興味を持っている人は、長谷川氏の解釈と自分のそれを比較しながら読み進めることができると思われる。
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分かりやすい。本当に初心者の方でもすんなり読めると思う。長谷川さん自信の感覚とか考えも反映されているのに、入門書としてすっきりまとまっている。マーケティング的な問題で「女の子のための」ってなってるだけで、べつに女の子向け、というわけではないと思う。
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これはタイトルと装丁がうまい。
サントリーミュージアムで初めてみたとき手にとってしまいましたもの
サブタイトルが「MOTコレクションを中心に」とあります
まさにそれです。
MOTの常設展の解説を、大きな6つの章ごとに区切りながら見ていく感じ。
MOTにはついこの間も行ったとこだったので、ああこの作品!
というものばかりだったので、それなりに楽しめました。
が、この内容で「現代アート入門」と銘打っていいものか。
もう一冊途中まで読み進めてほったらかしの「現代アート入門」みたいな本があるので、読み比べてみようっと。
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立ち読み:2010/7/30
現代美術館にて。
現代美術ってやつが難しすぎて…
本にでも頼らないと無理なのか…でもそれって芸術を楽しんでるといえるのか…
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大学の本屋で見つけて思わず買っちゃいました。
最初はタイトルに惹かれたんだけど、中身をパラ読みしてみたら知ってる&好きなアーティストが多いし、写真(フルカラー)も多くて長ったらしくて難しい言葉ばかり並べた本が苦手な私にぴったり!
女の子のためってタイトルにあるけど男の人ももちろん読めます。
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その先は自分で進むんだよ、という意味で入門書。意味を確定したり核心を突いたりはしない。現代アートに「なんとなく」惹かれる気分に、入り口だけ少しだけ言葉で語ってあげて、沿ってあげている。そういう点が、まさに「女の子のための」本。
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おそらく私ぐらいから会社で働く年齢層の女性向けに書かれた本。それもアートを専門的に学んでいない人。
長谷川祐子さんが、そのような層に向けてどのようなアプローチをしているのかが気になり、読みました。
内容は、写真が多いので眺めているだけでも面白いです。
ただ、個人的には作品の解説が少ない感じはする。
一方で、もしかしたら「こんな解説ばっかり読みたくないー眺めてればいいや」という人もいるのかな。
現代アートは、作品だけじゃなくてその背後にある知識を使わないと「わからない」もの、多い。
そういう性質のものに対して、いかに振り向いてもらうかは難しいなと思いました。
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河原温
社会彫刻 ヨーゼフ・ボイス
島袋道浩
ヤン・ファーブル
オラファー・エリアソン
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長谷川 祐子の公演で紹介されました。
長谷川さんの公演はわかりやすくて
面白かったので、この本もきっと。
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ピンクの装丁に、いかにも手にとってみて!というタイトル。
が、中身は教科書みたいな感じ。きちんと用語の解説もされているし、ホントに入門書として気を配って作られた本だな、という印象。
現代アートに若干興味あるけど、取り上げられている57人(たぶん)のうち、ちゃんと名前を知っていたり、紹介作品を見たことあるアーティストが12人。恥ずかしや~。
まぁ、作品が好きでなかったり、心に残らなかったら名前を覚えることもないから、仕方ない。(と、いいわけ)
この本で覚えた人。伊藤存、名和晃平。
見てみたい作品。《reflectwo》荒神明香、《そしてタコに東京観光を贈ることにした》島袋道浩。
やっぱりタレルをもっと知りたい。タレルに会いに行こう。
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積読してた本。ようやく読了。
「女の子のため」と銘打っているのが面白い。(何処ら辺が女の子向けだったのだろう?)
美術の知識をきれいに自分の言葉にまとめ直せる人に思えた。
●ノマド/nomad
「遊牧民」を意味するフランス語。転じて、一か所に定住せず、特定の型にはまらない生き方やライフスタイルを実践する人をいう。
●ピピロッティ・リストが気になる
>《私の海を綴って》は、まさに女性のオルガスムを刺激するエクスタシーの海といえるだろう。生理や排泄、ストレートに感情を出すこと、男性が定義する「女らしさ」のなかでタブーとされてきたことを、リストはほがらかで温かい破壊者として、つぎつぎとポジティヴに転換していく。
従来のフェミニズム・アートにありがちな、攻撃性や暗さは微塵もない。自分をよく見て、清濁合わせて自分を祝福すること、それがリストのセラピーの方法である。
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「女の子のための」とありますが、内容は特別女の子向けという感じはしませんでした。ただ、序文などに、変化の途中にある、柔らかな感性をもつ存在(=女の子)が現代アートと出会うことで、その感性や知性を磨いてほしい、というようなことが書かれているので、そのような思いが込められたタイトルなのでしょう。
この本では、東京都現代美術館にある作品が中心に取り上げられています。基本的に、一つ一つの作品が写真つきで次々と紹介されているので、パラパラっとめくって気になる作品やテーマの部分をつまみ読みするのでも楽しめます。現代アートに興味があるけれど、どう楽しめばいいのかわからない、という人のための本だと思います。
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内容は特に「女の子のための」とは思わなかったが、作品世界やテーマの解説が比較的少ない「現代アート」の「入門」としてはとても明快で読みやすかった。
作品の現在の所蔵地が解説にあるとなお良かった。
以下備忘録
名和晃平
荒神明香
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「女の子のための」とは思えぬソリッドな語り口。わかりにくいと言われるコンテンポラリーアートを読み解く視座と、自分の内面と語るためのガイド。ピンクの装丁が素敵。