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「女の子写真」とは、「女の子」が写っている写真ではなく、「女の子」が撮った写真のこと。若い女性写真家を「女の子」と呼ぶのはポップな響きだけではなく、技術や年齢の未熟さをからかう意味も込められていれのだが、かっこ書きになっているのは著者がそれに疑問を抱いているため。
本書のカバーに使用されているのは、写真家、映画監督、女優として活躍されているにな川実花さんの写真。色鮮やかで一般に「女の子」を感じさせるような可愛らしさがあるが、ページをめくれば写真家の歴史と苦悩が詰まっている。
残念ながら掲載されている写真のほとんどが白黒。
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面白かった!速読!
元々スタジオボイスの、「シャッター&ラヴ」の特集が好きだったし、ガーリーフォトのみならず90年代のガールズカルチャー好きなので当然楽しめた。大好きな岡崎京子の名前も出てきて嬉しかったし、女流写真家の歴史を追うってな感じで戦前の昔の女流写真家の話も出てきて勉強になった。
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カスタマレビューではさんざんな言われようですが、深く読み込まずにさら〜と読むだけなら「ほほう、なるほど」となります。技術というより何を撮るか。被写体のドラマまで見せてしまう、それが女の子写真です。