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20100404朝日新聞書評
「清潔で明るい場所」“深夜のカフェにいすわる老人を擁護するウエーター”
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収められた作品の舞台は、カフェや駅、列車の客室、旅先のホテルなど、どこかへ向かう途中にある場所。ヘミングウェイは「移動しながら、移動しないものについて書いた」作家なのだ。簡潔で切れ味よいそのペンが描き出すのは、孤独をたたえた世界の断片。
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『清潔で明るい場所』『白い象のような山並み』『殺し屋』『贈り物のカナリア』『あるおかまの母親』『敗れざる者』『密告』『この身を横たえて』『この世の光』『神よ、男たちを愉快に憩わせたまえ』『スイスへの敬意』『雨のなかの猫』『キリマンジャロの雪』『橋のたもとの老人』全14篇
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清潔で明るい場所、キリマンジャロの雪が秀逸。敗れざる者も良い。「彼女をまったく愛さなくなって、噓をついているのに、彼女がくれる金への代償を前より多く与えることができるようになったのだ。」もう一度読み返したい。
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何かの本でヘミングウェイの殺し屋達の会話に注目していたが確かにインパクトある。
他の短編も訳が良いせいか会話が淡々と深くて良い。
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濃厚な短篇集でした。好きな短篇は「清潔で明るい場所」、「スイスへの敬意」といったどこかしらユーモアに包まれた作品ですが、「敗れざる者」や「密告」は好みに関係なく引き込まれました。マヌエルもデルガドも、第三者が傍から見たらバカな真似をしているんだけど、もし周りに彼らのような人がいたら……きっとやりきれない。色んな感情を揺さぶられる一冊でした。
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白い象のような山並み
ラジオで解説があったのをきっかけに読む。
文章をそぎ落としすぎて2人がなにを話しているのか、なんのことか分かりにくい。
が、わかってみるとそのすれ違い具合が。
男の身勝手さが腹立たしい。
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ヘミングウェイ!
少し大人になりつつも、子供に戻れたような感情。
ジャームッシュ作品にも影響を与えてる気がします。
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ロスジェネを読み始めようと思い漁って買った本。
話の中の時代や当時の作家、その世代を知ろうとする中で勉強になる本でした。