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紙の本

紙媒体の場合は思い切って英語だけでも良かったと思う。

2010/06/13 16:09

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、『ダーリンは外国人』の英語版である。

英語が上で、元の日本語が下に併記してある。

さおりさんの元の漫画の日本語を、トニーさんが英訳したのである。

中身は五部構成である。

ルポ1 My Darling is This Kind of Guy
    ダーリンはこんな人

ルポ2 Mixed Marriage Primer
    一緒に暮らし始めたころ

ルポ3 Our Everyday Routine
    つらつらな毎日

ルポ4 So, We are Different
    やっぱり違う、こんなとこ

ルポ5 The Key to Harmonious Living
    それでも仲良く暮らすコツ


通常は、日本語の本でも横書きになると英語の本と同じめくり方になるものである。

本書はテキストが横書きであっても、
通常の吹き出しの中身が縦書きの漫画と同様に
右から左、上から下に読んでいく。

めくり方も縦書きの本や他の漫画と同じである。

最初のページに読み方が示してある。

私は、『ダーリンは外国人』自体を読むのがはじめてだったのだが、
これを英語で読むというアイデア自体はおもしろいと思う。

ただ、英語と日本語を併記するのは読みづらいと感じた。

横書きを縦書き方式で読んでいくのも、ちょっときつかったかな。

本書は英語だけにして、日本語版はすでに出ている本を読んでねでも
よかったのではないかと、私は思う。

私は完全に初読だったから、
英語版を読んでだいたいこんな意味かなぁと思ってから
元の日本語を読むんでも良かった。

それに、日本人と暮らすってどんなかなと思う、
母語が日本語ではない方が逆の立場でエッセイ漫画として読むにしたって、
併記は読みづらいのではないかな。

英語しかなければ意味が完全にはわからなくても、
漫画をヒントに大体の意味を取る方法で読み進めていけたのに、
同じページに英語と日本語が併記されていると、
へたれな私はどうしても日本語を見てしまう。
(へたれすぎるのかな・・・・?)

だから、読んでいる自分は、「英語を読もうモード」にも、
「日本語を読むぜモード」にもなりきれず、なんとも変な状態になってしまった。

日本語があれば日本語モードが優位になるので、
がんばれば発動できる英語を読もうモードがちっとも目覚めない。

本書でも「英語修得のコツ」のところでトニーさんは、
日本の語学番組は、日本語による説明が長すぎると語っている。

その習得しようとしている言葉ですべてやればいいじゃないかと言っていた。

それとおんなじことである。

これは英語学習本ではなく、英語と日本語を楽しむ本だと見ることもできるだろう。

だが、二ヶ国語併記は、本来のエッセイ漫画として楽しく読もうとする場合も
スムースに流し読みする流れを切ることになってしまったように思う。

でも、併記にはいいところもある。

これはこんな風に言うのか、このニュアンスは英語だとこうなるのかがすぐにわかる。

これは電子書籍にしてみたらおもしろいかもしれない。

英語表記、日本語表記、二ヶ国語併記を選べるようにするのだ。

そうすれば、英語で読んでみて、これはわからないと思ったときは
日本語を出すということもできるのではないか。

これから増えていくであろう電子書籍だが、
紙媒体と同じ情報を電子書籍にするのではなく、
電子書籍ならではの利点を生かした電子書籍を作ろうというときに
こういった原本は使えるのではないかと思った。

紙媒体だと、日本語のときの元の漫画のコマを生かすと、
横書きにしても縦書き読みというやり方しかできないけれど、
電子媒体なら、横書き方式でと指示したら、コマ割順が変わる! とか、
将来的にそんなことも可能なのではないかと。

おっと、なにやら違う想像が始まってしまったようだ。

もしかすると、併記されていると結局どちらも頭に入ってこなかったのは、
どちらかというと継次処理が得意で、
同時処理が苦手という私の特徴も影響しているのかもしれない。

情報は、ひとつひとつ処理していくほうが得意。

何かをやっているときに話しかけられても反応できない。

そういえば、この特徴の差は、さおりさんとトニーさんの特徴としても描かれていた。

さおりさんは、仕事に集中していても話しかけられればすぐに返事できる。

トニーさんは、仕事に集中しているときに話しかけられてもすぐには返事できないので、
さおりさんは無視されたと思ってがっかりしてしまう。

物が捨てられないとか、準備がぎりぎりになるとか、いつも考え事をしているとか、
ほとんど、自分は、さおりさんよりもトニーさんに似ている。

もっと言語オタクになったら、外国語修得が得意になれるかな・・・。

さおりさんとトニーさんの個性は、
日本人だからとかハンガリー人とイタリア人を両親に持つからというよりは
個人の個性と個性として描かれている。

文化的な話かなと感じたのは、Zaru Soba(ざるそば問題)くらいだろうか。

本書は文化的カルチャーショックというよりも、
異なる個性の人が一緒に暮らしてく日々をほのぼのと
時に真摯に描いているのだ。

文化を学ぼうというよりも、おふたりのキャラを愛せると感じたら読める
というタイプの本だと思った。

本書は、私自身の一読や流し読みにはなじまなかったのだが、
ちょっと使い倒す方法を工夫してみようと思っているところである。

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2010/05/31 06:26

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2010/08/15 20:04

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