投稿元:
レビューを見る
・プレイング・マネージャーにはなるな。課長の仕事は、人を動かすこと。課長が要求されるのは、
①方針策定:課の経営方針の策定と遂行状況のチェック
②部下の監督と成長:部下の直面している現実を正しく把握し、その仕事のやり方を指導し、組織全体を最高の効率にもっていく。
③コミュニケーション業務:自分の課で起こっていることを経営に的確に報告するとともに、経営の医師・目標を課全員に伝える。
④政治力:社内外の関係しゃっを自分の目標どおりに導いていく政治力。
など、現場業務とはまったく次元の違う仕事。
・「時間厳守」を叩き込む。最初から徹頭徹尾、強く要求する。
・会社で起こっていることの解決策というのは、たいていは「常識」で判断できる。
・部下の仕事に手をつっこむ。課長は仕事の発注者だ。たいていの課長はこれをやらない。「A君、これをやっといてくれ」で済ましてしまう。その業務の完成度も伝えなければ、納期も設定しない。
・上司の力学をうまく使いこなせるようになれば課長としては一人前と言っていい。
・課長になってから、課長の勉強をしているようでは遅い。係長のときには課長のつもりで、課長のときは部長のつもりで、部長のときは役員のつもりで考えるのだ。「私は30代のときから社長になるつもりで仕事をしてきた。いつも社長ならどう考えるか、どう行動するかを考えてきたから、もう20年間社長をしてきたようなものだ」
・会社の常識に染まらない。定時で帰って社外の人と付き合う。社内の常識は世間の非常識。
・自分の頭で考える人間になる。批判精神なき読書は有害。私の経験では、多読家に仕事ができる人が少ない。
----------以下感想----------
ためになったのは、
①プレイング・マネージャーにはなるな。課長の仕事は、人を動かすこと。
半信半疑だったが、確信した。
②課長は仕事の発注者だ。
どれくらいの完成度を求めるか、この仕事の目的は何か、をこれから上司に聞いていく。
③上司の力学をうまく使いこなせるようになれば課長としては一人前と言っていい。
やっぱり必要なんだな。
④会社の常識に染まらない。定時で帰って社外の人と付き合う。社内の常識は世間の非常識。
意識して社外の人と付き合おう。
⑤自分の頭で考える人間になる。批判精神なき読書は有害。私の経験では、多読家に仕事ができる人が少ない。
今年度は読書は置いといて、技術の勉強をしよう。
投稿元:
レビューを見る
8/上旬にNHK「おはよう日本」にて特集予定有り
各種雑誌においても、取材記事や特集、セミナー公演模様など
露出が増えています
「部下を動かすのはスキルではない、君の高い志が部下を動かすのだ」
投稿元:
レビューを見る
課長職というのは、部下を育ててナンボ。
現場のスペシャリストとラインスタッフとのミッションの違いを考えさせられる一冊。
管理職でなくても、読んでみて自分が将来管理職になったときの参考にしたり、チームマネジメントの際に参考になるはず。
内容として、それほど驚くものはないが、筆者の部下を想う気持ちが伝わってくる温かい本です。
投稿元:
レビューを見る
著者の経験を元に、アドバイスをわかりやすくまとめた本。読みやすかったです。著者が課長になったのは39歳とのこと、もうすぐ39歳になる身としては、同じようにできている点・できていない点いろいろあり、はたして今後どうやっていくか、考えさせられます。
投稿元:
レビューを見る
キンクスレイウォードの手紙風の本だから、かの本を読んだ事があると、すっと入ってくる。日本企業、特に上場大企業のサラリーマンならば、すぐに使えるノウハウが満載。また、優しく威厳のある父親の言葉としても、心に響く。
投稿元:
レビューを見る
2010/05/14
架空の部下への手紙という体裁で書かれているので、まるで自分に話かけれている感覚で読めます。
とてもシンプルでいつも手元に置いておきたい一冊。
社会人生活にも慣れ、管理職と若手の狭間で将来への漠然とした不安を抱えた人が読むと、少し心がスッキリすると思います。
社内政治とかあまり考えたくはありませんけどね。
『忙』の字は『心』が『亡』と書く。
なるほどです。
2010/04/23
日経ビジネスに以前掲載されていた記事が印象的でした。
投稿元:
レビューを見る
課長相当の人を対象にしたマネジメント&コーチングの本。
手紙スタイルを通した筆者の温かい文体にこそ、この本の最大の特徴があり、コーチングの真髄は愛情にあることに気づかされる。
内容として何か目新しいことが書いてあるわけではないが、大好きな上司から、直接手取り足とり教わっているような気になり、伝え方一つでこうも理解が変わるものかと、驚きをおぼえた。
また、やさしい口調であるがゆえに、下記の2点が印象に残った。
・世のため人のために生きることで、尊敬と愛情という幸せを手に入れることができる、すわなち自分のためになる。
・部下の仕事に手をつっこむ。それができるのは課長だけ。
この人の部下になりたいとすら思わせてくれる一冊。これからも何度も読み直したい。
投稿元:
レビューを見る
課長のためのビジネス書が増えてますが、昨今のワークライフバランスが流行る前から、家庭の事情で残業が許されない状況下で成功された著者の人生経験に裏打ちされた重みを感じます。
根底には、家庭にも職場にも愛情が必要であり、仕事には志しが必要である。
投稿元:
レビューを見る
まだ課長ではないけれど。自分の立ち位置とメンバーとの関係を見直すために良い示唆をもらった。チームの仕事には「何のために」、「いつまでに」、「どの程度まで」、「誰と誰がするか」をしっかり決めるというのはとても的確。伝えることを大切に。
投稿元:
レビューを見る
感想はこちら → http://mdef.blog29.fc2.com/blog-entry-55.html
投稿元:
レビューを見る
課長の心得と仕事論が書かれた一冊。37のメッセージがわかりやすく書かれている。課長になって悩んだ時にもう一度読みたいと思った。
投稿元:
レビューを見る
まだ私には早いかな?と思う内容だった。
ただ課長のあり方とか、組織のあり方を考える良い1冊にはなった。
投稿元:
レビューを見る
志を持つこと。
職務領域はどこかを考える(そしてその領域以外は任せる)こと。
でもやはり、一番大切なのは人間性であるな、と思った。
投稿元:
レビューを見る
著者の課長の時代に、家族の病気との苦労があったことにも触れております。仕事術であれば、家庭面の話は不要に感じるかもしれませんが、仕事と家庭のはざまで格闘した体験が語られていてこそ、仕事への覚悟や一見簡単そうなノウハウが心に刺さります。仕事の誇り、仕事の支えがあったからこそ、家庭にも尽くすことが出来たと言っております。
いわゆるミドルマネージャー本は世の中にあふれています。本書もそのなかの1冊ですが、なぜか心にストンと入ってきます。
著者は障害をもつ子とうつの妻を養いながら大企業の課長職を全うした経験をもつ人物。そのキャリアが話題になってはいますが、そのような経歴を知らずとも共感できる内容が多い本でした。
特に共感したのは、第3章「部下を動かす」ですかね…。上司だから偉そうにする、というのは時代遅れというのがしみじみ分かります。むしろ偉いのは当然なのだから偉そうにしない.
部下がひとりでもいる人、職場のマネジメントに迷ったら、本書をパラパラめくるだけでも力が沸いてきますよ!
投稿元:
レビューを見る
課長がすべきことを新任課長あてへの手紙として書かれている。
当然のことと思うような内容ばかりではあるが、総じて出来ていない組織が多い気がする。
人は易きに流れる傾向にあるからかもしれないと自省を含め考えた。