紙の本
硬い絵が柔らかに!
2015/12/27 23:58
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投稿者:けy - この投稿者のレビュー一覧を見る
印象派の方が面白かったのでこちらも購入。
ルネサンスは硬いというイメージしかなかったが、もうそんなものもなくなった。
やはり素晴らしいシリーズだ。
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ヴァザーリ『芸術家列伝』をさっくり漫画化。ヴァザーリの書いたことは全てが真実とは言えないが、それでもよく紹介されてると思う。初期から盛期ルネサンスの流れがわかるのもいいし、ルネサンス三大巨匠以前の芸術家の紹介があるのもいい。ヴァザーリの本文も読んでみたくなるな。
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可愛いイラスト、簡潔なページ設定でとても分かりやすかったです。一人一人に焦点をあてても結構な人数の画家さんがいたなぁ。ボッティチェリにふいたw
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キャラ付けし、漫画化することで、教科書的な知識が肉付けされる。同時代人を描いた様々な漫画・小説作品への補完にも良い。
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マンガもあって読みやすい。知らなかった芸術家も紹介されているがどれも個性が強い人々だ。これからは無名(日本だけかもしれない)の芸術家でも作品は素晴らしいかもしれない。美術館に行ったらじっくり見よう。
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ジョルジョ・ヴァザーリ(1511−1574)の「芸術家列伝」をもとにルネサンス期の芸術家をイラストで紹介している。
プロトルネサンスのジョット(1266頃−1337)から盛期ルネサンスの3巨匠(レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ・ボナーティ、ラファエロ・サンティ)までの芸術家をわかりやすく解説してある。
サンタ・マリア・デル・フィオーレの大聖堂(ドゥオーモ)のクーポラとランタンを建築したフィリッポ・ブルネレスキ(1377−1446)はすごい。数年前にフィレンツェに行き実際に登ったことがある。
ドナテッロ(1386頃−1466)のマグダラのマリア」とサンタ・マリア・デル・カルミネ教会ブランカッチ礼拝堂の壁画装飾(夢の共演:マザッチョ、マゾリーノ、フィリピーノ・リッピ)を見てみたい。
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これは楽しいよね!
写真やイラストも満載だし、年表もあるし。後醍醐天皇とジョットが同世代だなんて、この本に出会わなかったら、きっと一生気づきませんでした。
フィレンツェ旅行前の予習にもバッチリだと思います。
個人的には、白水社のUブックスから、ヴァザーリの『芸術家列伝』が出ていることを知れたのが、大きな大きな収穫〜!
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ルネサンスの巨匠11名の個性溢れる、作品と様々な人生。
ルネサンスとは? プロト・ルネサンス・・・ジョット
初期ルネサンス・・・ブルネレスキ、ドナッテロ、マザッチョ、
ウッチェッロ、フラ・アンジェリコ、
フィリッポ・リッピ、ボッティチェリ
盛期ルネサンス・・・レオナルド・ダ・ヴィンチ、
ミケランジェロ、ラファエロ
オールカラーの作品画像と個性あるイラストがたっぷり。
ルネサンス期芸術家年代グラフ 師弟・友人・ライバル相関図
巨匠たちの悪魔表現比較・・・等々の面白知識が楽しい。
参考文献、コラム有り。
ルネサンスとは?ヴァザーリの『芸術家列伝』を基に、
ルネサンスの画家たちの作品と人生を楽しく紹介。
前時代のビザンチン美術とルネサンスとの比較、
プロト・ルネサンスから盛期ルネサンスまでの流れと、
位置する芸術家たちの作品や略伝が分かり易く、
エピソードもたっぷり盛り込み、楽しいイラストと共に、
紹介されています。ルネサンス入門書としても良い内容です。
また、ルネサンスと言えば、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、
ラファエロが目立ちますが、『芸術家列伝』を基にと
いうこともあり、他の芸術家についても紹介されています。
ライバル関係ガチガチのブルネレスキVSギデルティ。
清廉で信仰第一の画僧、フラ・アンジェリコがいれば、
スキャンダルな破戒僧、フィリッポ・リッピもいる。
そして『芸術家列伝』の著者ヴァザーリも。
それぞれ個性溢れていて、実際の作品を鑑賞してみたくなります。