紙の本
お別れの本
2022/09/23 23:54
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投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短い絵本なのに涙がこぼれます
大人も子供も親しい人・大好きな人の死はとても悲しいはずです
いつまでもいつまでも一緒に過ごしたいですね
うさこちゃんたちとは生きる世界が違いますが
大切な人の生命をなくす時の痛みは同じですね
紙の本
恐るべし、ブルーナ
2021/04/23 22:42
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投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
私も二人の子持ち。そして、揃って幼い。したがって、うさこちゃんシリーズはたくさん読み聞かせをした。このシリーズは、安心できる。明るくて、説教臭くない。子どもはすんなりと受け入れてしまう。恐るべし、ブルーナ、本当に。
さて、この作品。
うさこちゃんの大好きなおばあちゃんが突然亡くなった。周囲が悲しみをこらえて、葬儀に向けて準備を始める様子が丁寧に描かれる。
「死」を扱っているが、作風を損ねることなく、丹念に描かれている。
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シンプルな絵と文章・・・
だからなのか、すごく心に響きます。
「4さいからのうさこちゃんの絵本セット」の内容は
比較的新しい作品ですが、
こどもたちにやさしく、どうすればいいのか
教えてくれる貴重な作品だと思います。
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うさこちゃんが泣いているのはおばあちゃんが死んでしまったから。そして死んだら棺に入るけど、そこはやわらかくきもちよさそう、そしておばあちゃんは静かに休むのだ、と。大人も悲しいと泣く、ずっとお別れするけど、おばあちゃんはそこにいる…
5歳の娘には分かりすぎる内容です。死者を慈しむ気持ちを持って欲しくて、大きいおばあちゃんが亡くなった時に読もうと思って読ませずにいました。結果として、娘の2こ上のお友達が亡くなってしまった事を告げる時に2人で読みました。号泣しながら読みました。挿絵も葬儀に参列しているイメージでとても分かりやすいです。ブルーナ氏に心から感謝。
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可愛いお話かと思いきや読んでビックリ。
ばぁば大好きな娘は固まってました。
3歳には衝撃的な内容です
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こどもが生死に直面する際に起こる感情や行動がよく描かれている本。うさこちゃんの心優しさに感動した。ただ、娘にはまだ少し早かったみたい。
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どうしても日本人は
死=忌み嫌う
傾向がありまして、同じ子ども向けでドラえもんなどは死のシーンが一切ありません。
その中でこの絵本の中には、おばあちゃんの死を通してミッフィーが成長していくストーリーです。
いじめ、虐待、自殺などこうした問題は、死というものを今まで直面してこなかったのも要因ではないでしょうか。
いつかは娘に読み聞かせたいのですが、ある意味刺激が強いのでいつにしようかは迷ってます(笑)
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お子様のいる家庭にだいたい1冊はある、うさこ(ミッフィー)の絵本。
そのシリーズのなかで、意外と知られていないのがこの作品。うさこのおばあちゃんが死んでしまい、お葬式をするという話だ。
壊れてしまいそうな心、悲しむ人たち(うさぎだけどな)、美しい思い出、こぼれる涙。
それらが過不足なく描かれている、シンプルにして完璧な絵本。
大人になるにつれ、感情に説明以上の説明を求めたり、言葉を水増ししたがるものだが、これですべて伝わるのだ。
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娘3歳4ヶ月、息子8ヶ月時、図書館にて借り。
1回目は明るく「おばあちゃん、死んじゃったんだねー」
2回目で急に「あたしのおばあちゃんも死んじゃったんだよね?死んじゃうともう会えないんだよね・・?」
「どうやったらおばあちゃんに会えるんだろう?」
「死」という意味がよく分からないのに、おままごとで「死んじゃった」というワードを使うようになったので、簡単に使っていい言葉じゃないということを教えたいなと思っていたら、娘自ら探して持ってきた絵本。
娘自身も、「死」ということを理解したかったのかな。
簡単に使うと私が怒るからね。
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うさこちゃんのおばあちゃんが亡くなる切ない作品・・・。そして、おばあちゃんが亡くなったあとの状況を描いている、すごく現実的な作品だったと思った。現実的な視点って、このシリーズの特徴のひとつだったりするのかも。
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私たちが逃れられない課題の1つ、大切な人の「死」。
なんと、うさこちゃんシリーズに!
少ない絵と言葉で淡々と、でも的確に、そしてうさこちゃんの世界観で、私たちに語りかけてきます。
繰り返し読むことで、段々こどもがどう理解していくのか、楽しみです。
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うさこちゃんのおばあちゃんが亡くなるお話。
(あのショールを編んでくれたおばあちゃんが?!と衝撃。)
大切な人が亡くなると悲しいし、亡くなった人に話しかけることは、宗教が違っても同じ。
土葬か・・と思ったすさんだ大人です。
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対象年齢より早いけどなぁ、とまた思いつつ、読み聞かせ。
さすがにあまりよくわからなかったみたいだけど、ちゃんと聞いていたし、何度も読み聞かせをせがまれたので、またそのうち、借りて読んであげようかなぁと。
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大切な人を失うこと、死に直面した子どもに向けて描かれたえほん。
大切なおもいがすべてつまってる。
ブルーナさんが亡くなってまず泣きながら読み返した。
大切な本。一度はほんやでもいいから手に取っていただきたい。
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ディック・ブルーナさんが亡くなって、いろいろな人がいろいろな場所でうさこちゃん(ミッフィー)の思い出を語っていたんですけど、その中のひとつに「あまり知られていないけど素晴らしい作品」として紹介されていて、興味を持った『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』。
子ども向けの作品で死を扱うのは本当に難しいな、と思うのですが、本書は何と言うかもう「完璧」でした。
亡くなった身内がオバケになって登場するわけでもなく、死の恐怖を過度に煽るようなものでもなく、ただただ粛々と大好きなおばあちゃんの死に向き合い悲しみ、みんなで受け入れて行くうさこちゃんたち。
「死者を悼む」とはこういう事だ、というのがシンプルに、そして子どもにもわかりやすく(それこそ、おとうさんのお別れの言葉のように)描かれている素晴らしい絵本だと思いました。
子どものためと言うより、自分のためにも傍に置いておきたい一冊です。