投稿元:
レビューを見る
ボランティアでスタッフをしている、リレーフォーライフのスタッフ仲間からのおすすめ本です。
がん患者さんの仕事についてのノウハウ本です。
CSR-Project(ホーププロジェクトとキャンサーネットジャパン)編
投稿元:
レビューを見る
本書はCSRプロジェクト代表桜井なおみさんと、賛同した32人のサバイバー(本書ではがんを罹患したひととその家族を含めた総称として使っている)たちの共同執筆で、内容をひとことで言うと「経験者は語る」だ。
がんになったら出てくる「これってどうしたらいいんだろう?」と思う疑問や質問を、それぞれの章で細かに答えてくれている。
たとえば第一章では「病気になったら仕事を辞めなければならないの?」という質問には「すぐに会社を辞めなければいけないわけではない」し、「労働契約や就業規則を確認」して「休職制度もあ」りますよと教えてくれる。
こういうことって、いざ病気になると舞い上がってしまって結構忘れがちになってしまうの。そういう基本中の基本から、放射線治療特有の倦怠感や脱毛などの経験をしたひとしかわからない悩みも「私の場合はこうでした」とか「こんなグッズもあるよ」と気さくに教えてくれる。
なんというか、とても前向きな本なのだ。
お昼過ぎに近所の奥さんたちが集まって、おせんべいでも食べながら「ああわかるわかる。私もつらかったわよ。そいういうときはねぇ、これを試してみるといいわよ。スーパーに売ってるから」というノリなのだ。
がんはやっぱり重大な病気であるし、命に関わるのはたしかなのだけれど、でもだからといって必要以上に深刻に考えるのはいけないことなのかもしれないな。
本書を読んで。
彼女たちのやさしさを感じたのはもちろんだけれど、なんというか、とても強い命の力ってやつを感じた。
がんになって悩んでいるひとはもちろん、
それ以外のひとにも広く読んでいただきたい良書である。
http://loplos.mo-blog.jp/kaburaki/2010/06/csrcsr_25f6.html
投稿元:
レビューを見る
がんとの戦いは心身だけではない。働く権利すら危うくなる現状。がんと共存しながら働きたい・・との願いは、単なる雇用者側との交渉ごとではなく。周囲の理解を醸成していくこともとても大事。
この本の存在は本当に嬉しい術後の日常生活における先輩達の様々な工夫情報も本当に楽しく励みとなる。
生きていることを最大に生かすための知恵と勇気を頂いた。
投稿元:
レビューを見る
癌になったとき、「働く」ということを深く考えます。
それをサポートする本です。
現代では病気になった際、ソーシャルワーカーさんたちなど頼ることもできますが、病気になったとき「どう頼ればいいのか?」なんて、だれも教えてくれません。
(あくまで個人的な感想です)それをお手伝いしてくれる本だと思います。
投稿元:
レビューを見る
がんになってから働き続けるにはどうするか。イラストも交えてわかりやすく書いてある本。
相談窓口なども載っていて便利。