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みんなのレビュー13件

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紙の本

「まだまだ知らないおもしろい本はきっとある。そのことだけは信じ続けたい。」と魚雷さん

2010/08/22 13:10

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

三年前に読んだ『古本暮らし』の感動がよみがえってくる。

「手にとった瞬間、わけもわからずほしくなる。
心の針がふりきれる。
値段がいくらだろうが、財布の中にはいっている金額で買えるなら買う。
足りないときには取り置きしてもらう。
そんな本にめぐりあうのは、一年に一度あるかどうかだ。」

この一文に心がすい寄せられた。
古本熱をじわじわ温めつつも、実際にはそんな本に巡り会ったこともないのに、だ。

今回は、著者のサイン(おさかなマーク)入りを買うことができた。思いがけなく、嬉しかった。
あとがきによれば、一度は白紙になっていた二冊目の単行本の話を『本の雑誌』の近況欄に書いたところ、発行人の浜本茂さんから「うちから出しませんか」と打診されて、出版の運びとなったらしい。
「捨てる神あれば、なんとやら、ありがたすぎる話である。」と魚雷さん。まったくもって、その通りのありがたすぎる話だと、二冊目の単行本を読める喜びに浸りながら、私も強く思った。

前作同様、古本にまつわる魚雷さんの日々が綴られている。職業を聞かれたら「フリーライター」と答えるそうだが、どこか仕事に徹しきれてないと言う魚雷さん。暮らし続けている高円寺界隈の風景は多少変われども、彼の日々はさして変わることがないように思える。
日常生活を営みながら、そう掃除、洗濯、買い物をしながら、古本屋をまわり、喫茶店で本を読み、そして酒を飲む…。もちろん仕事の日以外の話だか、特に予定のない日の過ごし方としては、すこぶるいい感じ、である。(^-^)

魚雷さんおすすめの本がずらりと紹介されていて、
それがまた読みたくなるようなのが続出して、またまた本が付箋だらけになってしまった。

「世界は広い。でも心の琴線に国境はない。そのことを教えてくれたマイク・ロイコの『男のコラム』が現在品切れになっているのは残念というほかない。」
どんな手をつくしても探して読みたいと思う。

「今、わたしは山田風太郎を自分の中にとりこみたいとおもっている。(中略)そのときどきの局面において山田風太郎(のようなおじいさん)なら、どうおもうか、なにをいうかということが、なんとなく、わかるような状態になるのが今の読書の目的というか目標である。」
なんと素晴らしい読書の目標だろうか…と思う。

「文学を『頭から眞にうける年齢』ではなくなってはじめて、読んで身にしみる本というものがきっとあるはずだ。中村光夫がそうだった。正直にこんなにおもしろい批評家だとはおもわなかった。まだまだ知らないおもしろい本はきっとある。そのことだけは信じ続けたい。」
中村光夫さんって…、むふふふふ、気になりますねぇ。

そうして、古本の魅力って、かつて生きていた人からの熱い想いのこもったメッセージが詰まっているということなのだなぁと思うこと、しきりでした。どの本も読まれたがっている。自分にとって面白い本を探すのが、また古本の醍醐味でもあるわけで…。

いろんな本を読めば読むほど、また新しい本との出合いが生まれてくる。私は最近ようやく、本とは持っているものをすべて読むのは不可能であるとうことを身にしみて感じているのでした。だからこそ、自分が読んで感動した本は、一人でも多くの人に手渡したい、読んでもらいたいと思います。しみじみ。

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紙の本

「デート」というドラマ

2019/05/24 15:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

に出てくる自称「高等遊民」の男性を思い出した。作者は、そこまで堕落していないだろうけどイラストの感じや、生き方が、どことなくあのドラマの高等遊民とかぶって、私の中では、魚雷さんを勝手に長谷川博己みたいな風貌のように思い浮かべて読んでしまうw

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2010/07/28 12:41

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2010/10/26 10:36

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2010/11/04 23:20

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2010/09/04 11:13

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2011/01/14 23:51

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2011/12/25 22:52

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2013/07/01 10:37

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2014/01/06 11:26

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2017/08/19 22:52

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2020/09/16 19:51

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