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50億失ったというタイトルに目を引きました。
有名飲食チェーン店元オーナーのあきれるほど赤裸々な失敗の履歴書です。
まず、タイトルに目を引きました。
「成功」の反意語は、「挑戦しなかったこと」ととらえるならば
著者は、着実に「成功」に向けて経験を積んだ事になるのでしょう。
著者がサラリーマンを辞め、居酒屋チェーンを展開し年商50億の企業を作るも
某企業に乗っ取られたという経験がモチーフになっています。
失敗から何を学ぶか?というのは大変重要なことだと思いますが、
失敗しても這い上がり、上り詰めては、また失敗し
どんどん失敗の規模が大きくなる著者は
何を学んでこられたのか?そのような点に興味を覚えました。
この著書を読んだ人の評価は別れるだろうな?と感じました。
・自分も失敗の経験があり、過去の自分と照らし合わせて著者の言葉に深く共感する方と、
・失敗に対する考察が極めて多責、かつポジティブすぎて軽い嫌悪感を持つ方
書籍の後半では、夢の手帳の作り方が紹介されていたり、成功哲学的な内容になっています。
全ての失敗談が、1000万円騙されたとか、350万円横領されたとか
規模が大きな話なので、一般の人には感情移入が難しい話が多いですが、
文体は読みやすく、軽い気持ちで、ふわっと読むのに適した本であると思いました。
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成功体験本は数々読んできたが、学びがあるのが失敗からである。この著者は大きな失敗にもめげずに進んだ経営者である1人であろう。
これだけの騙される形にいたる経緯はそれほどに会社経営は難しく、一番大事なのは人材だと改めて思った。そして、強烈なポジティブ危機を乗り越えていく姿勢が大事だとも感じた。
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社会に出てから四半期に一度のハイペースで大きな失敗を重ねて、50億をあっという間に失った社長の壮絶な人生の履歴書をまとめた一冊。成功体験を書いた本は数あれど、失敗体験を詳細に書いた本はほとんどないと思います。数々の失敗をして、それを公にするからこそ、アドバイスが胸に響きます。恐らくこの社長以上に失敗している人は世界中見てもそうはいないと思います。今、何かに失敗して落ち込んでいる方にぜひ読んで頂きたい一冊です。
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いわゆるタイトル買いで読了。
失敗や危機が訪れた際に、どのように考えてどのように行動したかを知りたかったが、こちらの知りたいことは特に書いてなかった。
この本の帯に”面白い”と書いてあったものの、笑える場面は少なかった。おそらく、各章でタンタンと書かれていて、こちらが感情移入するまでに至らず物語が進んでいるためかなと思われる。最後は、チープな自己啓発のようになっててすこし残念だった。
現在でも経営している「串特急」の創設者の話なので、このお店が好きであれば読むと面白いかも。