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hontoレビュー

きみのためのバラ(新潮文庫)

きみのためのバラ みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー46件

みんなの評価4.0

評価内訳

46 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

今、一番好きな短編集

2014/02/23 22:01

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねじまき鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る

もう4度目の読了です。
特に一話目の都市生活がなんとも好きです。 牡蠣が食べたくなるし、こういったシュチエーションって素敵ですね。
第二話は、以前読んだ長編と連動していて、その関係がまた面白いです。

ほんの数ページの紙面で、とても大きな世界観が拡がり読者をその中に引きづりこみます。 読者との距離感がとっても心地よいです。

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紙の本

世界の各地が舞台の短編集

2010/09/06 12:04

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る

池澤夏樹という作家の存在をちゃんと認識したのは、
今も刊行している河出書房新社の「世界文学全集」の、
編集を一人でやっている、ということを知ってからかもしれない。
それまでにも彼のイラクについての小さな本を読んだことがあったが、
小説をちゃんと読んだことはなかった。
今回、短編集が新潮文庫で発売されたので購入して読んでみた。


僕は客観的に見た場合、今の日本文学には、
「二大巨頭」がいると思っている。
「客観的に」と書いたが、あるいはこれは大いに僕の主観かもしれないが。
それは、大江健三郎と村上春樹だ。
僕は純文学を読む場合、この2人を基本的な「指針」として読んできたし、
それは今でも変わらない。

でもだんだんとそれ以外の作家の本にも意識が向くようになってきた。
それはいいことだ、と思う。
日本文学といってもさまざまな書き手がいるのだ。
それを知らないといけない。

本書には8つの短編がおさめられている。
帯には、「奇跡の瞬間は、ありふれた世界の片隅に、やってくる」とある。
日常、と思われていた瞬間に出現する、「裂け目」。
そういうものをうまく表現した短編が多いと思う。

とくに「ヘルシンキ」と「人生の広場」がよかった。
逆に「連夜」「レシタションのはじまり」はあまりいいとは思わなかった。
「ヘルシンキ」と「人生の広場」は両方とも人生の慈愛にあふれている。
あるいはこの短編にあるのは、「愛の不在」かもしれない。
でもそこには確実に愛に対する「希求」があると思う。
人生の苦み。そういうものをとてもうまく表現したすばらしい短編だと思う。

逆に「連夜」と「レシタションのはじまり」は意図はわからないでもないのだが、
こういうものに全面的に賛同できない自分がいる。
どういう小説なのかは実際に読んでもらいたいが、
僕はリアリスティックな「ヘルシンキ」や「人生の広場」のほうが好きだ。

でも全体的にはすばらしい短編集だと思った。
池澤さん自身がおそらく世界中を旅されているのだろう。
この短編集では世界の各地が舞台になっている。
そういうものは作家自身が身銭を切って得た経験からしか書けないものだ。
そして、ある程度作家自身が年をとってないといけないだろう。

ちなみに、解説は翻訳家の鴻巣友季子さんが書いていて、
いい解説だと思うのだが、
ドラッカーのことを「ユダヤ系経済学者」と書いている。
でもドラッカーは「経済学者」ではなく「経営」の分野の人ではないだろうか?
(「経済」と「経営」は学問分野として全然分野が違う)。
この部分だけ、ちょっとしたミスかな、と思う。

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紙の本

よかった

2018/05/27 23:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

池澤夏樹の短編の小説集ですが、読み応えがあり、よかったです。特に、人生の広場に、作者らしさを感じられました。

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紙の本

得体の知れない魅力――『きみのためのバラ』

2010/10/18 22:16

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハジメマシテの作家さん。新刊コーナーの平積みで気になって購入。装丁も好みなのだけれど、「きみのためのバラ」というひらがなとカタカナのバランスがとても好みだった。

著者について調べてみたら、どうやら池澤氏の作品は「純文学」にカテゴライズされるらしい。純文学…はっきりいってよくわからない。芥川賞の対象が純文学で、池澤氏も受賞しているとのことだけれど、芥川賞にかかわらず賞全般についての知識がないのでこれもまたよくわからず。

きっと、多くのひとが「違うっ!!」って言うような気がするのだけれど、読み始めてすぐに、大好きな絲山さんと同じ匂いがするっ!!と感じてしまった。巧く書き表せないのだけれど、なんというか…泣きたくなる、感じ。それも悪い意味じゃなくて。

まず、文章が透明なのだ。登場する単語はどれも平易でやさしい。会話が洒落ているわけでもない。それでいて少し現実味がない。

それは本書に収められている短編の舞台のほとんどが外国だから、というわけでなくて、別の理由があるように思う。もしかしたら登場する人物たちの距離感か…と思うのだけれど、明確に「そうだ」とも言えない。たぶんわたしは本書収録作品たちを、よくわかっていない。ただ感覚的に、好きだと感じているだけ。でもそれでいいかな、とも思う。

本書に収められている作品にはどれも「はっきりとした」ラストがない。リドルストーリーといえば一種のそれなのだけれど、そこまでおぼろげでもない。その「つづき」がどうなろうが、おそらく読者にはほとんど影響はないだろう。「で?」、「だから?」と問われたら答えられない、そんな結末だ。

「余韻」と言ってしまえばそれまでなのだけれど、「余韻」でもないような気がする。わたしは本に感情を引っ張られやすい性質なので、読む本を選ぶ(読みたいと思っても時期を見送る)際はその点を考慮することが多いのだけれど、本書に関しては感情を刺激されることがほとんどといってなかった。全てがフラット。なのに、なぜか泣きたくなる。非常に不思議だ。

物語は淡々と進んでいく。そこには日常に起こる悲劇や喜劇も登場するのだけれど、それも含めて全てが淡々としているのだ。だから敢えて書かれなくて、読者が想像するしかない結末や「つづき」もおそらくフラット。主人公が右に行こうが左に進もうが大きな違いはない。どの道を選択してもきっと、すべてはなるようになる、そう思わせてくれる。

あぁ、やっぱり上手く書き表せられない。伝えたい「何か」はあるのだけれど、その「何か」を巧く表現する術も言葉がない。いや、それ以前にわたしはその「なにか」がわかっていないのだろう。

とにかくっ!! 
好きなんです、この作品。

もっともっと池澤作品を読みたい、と思う。




『きみのためのバラ』収録作品
・都市生活
・レギャンの花嫁
・連夜
・レシタションのはじまり
・ヘルシンキ
・人生の広場
・20マイル四方で唯一のコーヒー豆
・きみのためのバラ

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2010/11/03 22:54

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2010/09/12 19:10

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2010/10/11 11:00

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2011/06/24 01:39

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2018/09/23 18:26

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2010/09/07 21:46

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